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安保法案に反対 大学で有志のグループ設立
7月31日 22時45分

東京の立教大学で31日、700人を超える教職員や学生らが、安全保障関連法案に反対する有志のグループを設立しました。法案を巡っては、各地の大学で、教職員が廃案を求める声明を出すなどの動きが広がっています。
東京・豊島区の立教大学では、教職員のほか現役の学生や卒業生などおよそ770人が賛同して、安全保障関連法案に反対するグループが設立されました。設立に合わせて開かれた集会にはおよそ130人が参加し、「学生たちを戦地に赴かせないためにも平和主義に逆行する法案は廃止すべきだ」とする声明が読み上げられました。
呼びかけ人の1人で、この大学の現代心理学部の香山リカ教授は「多くの人たちの賛同を得て設立できたことを誇らしく思うと同時に、活動を通じて平和を守らなければならない」と訴えました。
参加した学生の1人は「集団的自衛権の行使について議論する必要はあると思うが、法案そのものは立憲主義に反していて、今の国会の在り方にも疑問を感じます」と話していました。

法案を巡っては、これまでに少なくとも全国の43の大学で、教職員や学生など有志のグループが、廃案を求める声明を出したり抗議集会を開いたりするなど、7月に入り、法案に反対する動きが広がっています。

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