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ラグビーW杯日本大会決勝は日産スタジアムで代替

産経新聞 7月31日(金)7時55分配信

 政府は30日、2019年ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の決勝戦について、建設計画の見直しで使えなくなった新国立競技場の代わりに、横浜市の日産スタジアムを代替地とする方針を固めた。政府関係者が明らかにした。

 W杯日本大会は、新国立競技場で開幕試合と決勝戦を行う方針だったが、安倍晋三首相が17日、競技場の建設計画の白紙撤回を発表。完成は20年春に先送りとなり、W杯には間に合わないことになった。

 政府は代替候補として、東京都調布市の味の素スタジアム(収容人数5万人)も検討したが、仮設スタンドを設けても収容人数は3千人しか増やせないことが判明。新国立競技場が想定していた8万人規模と近い7万2千人を収容できる日産スタジアムを代替地とした。ただ、都内開催の試合がなくなれば東京都が反発する可能性もあるため、一部の試合を味の素スタジアムで行うことも検討する。

最終更新:7月31日(金)11時7分

産経新聞