その子 誰の子?
「
高齢出産が多くなると
吸血鬼は滅ぶんだ 」
高齢出産?
(・・;)?
「
知ってる?
植物や
動物はね
自分が産んだかどうかというより
自分に似てるかどうかが自分の子の基準なの
よその個体が産んでも
その子の形が
自分の想念が宿せるぐらい
自分に似てる形をしていたら
自分の子だと想って 想念をのせたりするの 」
(・・;)
「
人間もね
その昔はそうだった
自分が産んだかどうかよりも
自分に似てるかどうかが
自分にとってのだいじな子の基準だった
自分の血筋の基準だったの 」
(・・;)
「
でもね
現代人は
自分に似てなくても
自分の想いを受けとめてなくても
自分の想念を宿してなくても
自分が産んだ子に
守りをのせたり
富を継がせたりしているの
でも
それはね
自己愛を基準に考えるなら
とっても不思議な行動なの
だっていくら子供と言っても
自分の想いを受けとめてくれないわけでしょ?
ただ生まれたというだけで
そこに自分の守りや富を
相続させるって とても不思議な現象なの 」
(・・;)
「
でもね
吸血鬼達は別なんだよ
吸血鬼達はね
自分が産んだ子かどうかじゃなくて
自分に似た骨型の血筋に
富やエネルギーが運ばれるような磁場を編んでるの
養分の人だけなの
自分にいっさい似てない子に
守りやエネルギーを注いでるのは
吸血鬼達はね
自分と骨型の違う子供が生まれたら
養分として飼い殺しにする以外考えてないの
自分に似た骨型の血筋に
養分の子供のエネルギーを捧げさせたりするの 」
(・・;)
「
ほら
よく
毒親とか
児童虐待親とかって
いるでしょ?
あれは
親が生まれた子が
自分と同じ骨型じゃないって事を潜在的に知ってるの
自分に似た骨型の子じゃないから
そういう親は虐待したり
自分の血筋の為に 養分化しようと教育したりするんだよ 」
(・・;)
「
でもね
そんないびつな現象が生まれるのは
世界と言う磁場のせいなの
世界はね
自分の骨型の子供が
自分から生まれづらいような磁場に設定されてるの
そして吸血鬼達は
本能的にその事実をわかっていて
だから養分の子が生まれると
いじめたり
自分の血筋の為に
飼い殺しにしようとしたりするの
養分の人はね
その事実や情報を塞がれて隠されてるの
だから
養分の親ほど
自分と骨型のにてない
自分の想いを受けとめてくれないDQNな子が生まれても
一生懸命
かわいがろうとしたりするの
親と言うだけで 」
(・・;)
「
何故ね
養分から吸血鬼が生まれたり
吸血鬼から養分が生まれたりするかと言えばね
吸血鬼はそれ単体だけでは
生き残れない血筋だから
生命力のある人のエネルギーを
吸引し続けないと
人として生きていけないし 人の形も保てないの
だからね
養分に自分の子を産ませようとしたり
自分も養分の血筋の子を生もうとするの
そうして血を混ぜれば
家族という単位に養分を入れられるでしょ?
家族単位に養分がいないと
その吸血鬼の治水jは絶えちゃうの
だから月の緩衝や
さまざまな風水を利用して
吸血鬼は自分の骨型の子供を
養分に 生ませたり
養分の子を 自分が産もうとするの 」
(・・;)・
「
それでね
ここで最初の話に戻るけど
よく
高齢出産は良くないって言うでしょ?
実はね
高齢出産が吸血鬼にとってよくないの
だって
高齢出産が増えると
養分の血筋から
吸血鬼は生まれなくなっちゃうから 」
吸血鬼が生まれなくなる・
(・・;)
「
それだけじゃないの
吸血鬼も養分を生むことができなくなるんだよ
高齢出産が多くなると
吸血鬼からは吸血鬼が生まれて
養分から養分が生まれる
そういう割合が高くなるの
本来の親の骨型が生まれる
これが高齢出産で起る現象なんだよ 」
(・・;)・
「
それが起こる
理由は
簡単なの
吸血鬼から養分が生まれた理由は
原初月の緩衝を利用したことで起ったの
わかりやすく言えば
生まれてから30~40年以内に生まれた子は
自分の子というより
自分の親の性質を受け継ぐ割合が高くなるの
養分の親を持つ吸血鬼が
生まれてから30年以内に子供を生むと
養分の子が生まれる確率が高くなるの
吸血鬼の親を持つ養分が
生まれてから30年以内に子供を生むと
吸血鬼の子が生まれる確率が高くなるの 」
(・・;)・
「
でもね
それが40年過ぎた頃くらいになると
自分の親から吹きこまれたエネルギーが体内から抜けていくの
そうするとね
親が40以上同士でできた子は
自分の骨
もしくは配偶者も40以上なら
配偶者の骨の性質を受け継いだ子が生まれたりするの
自分と配偶者がもし養分だとしたら
ふたりとも40以上だとしたら
確実に養分の性質を受け継ぐ骨型の子が生まれるの 」
(・・;)
「
でもね
それは吸血鬼にとっては一大事なの
だって自分の骨型が養分の親から生まれなくなるってことは
家族の単位で養分の中に
自分の系譜が紛れ込めなくなるってことだから
さっきも言ったけど
吸血鬼はね
養分の人のエネルギーを吸ってるから 人の形を保ってるの
養分の家族からエネルギーを吸い続けることで
空気を吸えたり
お水を飲めたり
ごはんを食べたり
体を動かせたりできてるの
でも
養分とのコードが家族単位で完全に切れるとね
それは
その養分のコードを失った吸血鬼達が絶滅の憂き目にあうってことなの
だって世界の生命エネルギーのラインは
まず最初に
親子
家族のつながりによって運ばれているから
会社や宗教や国家も
その家族のつながりを元にエネルギーが運ばれてるの
それを集約されてるから
維持されているの
でも
吸血鬼の血筋と
養分の血筋が家族単位で分断されていくと
会社や宗教や国という存在も維持できなくなるの 」
(・・;)・
「
そしてね
養分さんが吸血鬼の子供を埋めなくなってる理由はね
経済的に追い込まれてるからなんだよ
ほら
小犬達は養分さん達をいじめて経済的に搾取し続けてるでしょ?
それでね
養分さん達は
若い内に子供を生んで育てられる余裕がなくなってるの
小犬達はね
それを見て
イエーイってやってるけど
でも
養分さんが経済的に追い込まれて子供を生めなくなることで
一番
困るのは吸血鬼達なんだよ 」
(・・;)
「
小犬達の感性だと
それなら
自分が若いうちに
養分を生めばいいと
想うかもしれないけれど
養分が吸血鬼を生まなければ
その関係性は逆になるの
だって吸血鬼は養分を生んでも
養分は吸血鬼を生まなくなるんでしょ?
そうすると
養分のエネルギーと
吸血鬼のエネルギー
生まれた養分の子だけが受け継いで
必然的に生き残るのは養分の血筋だけになるの 」
(・・;)
「
そしてね
ここ最近
特に震災以降生まれた子に
吸血鬼の数がおびただしく少なくなってるの
源氏も藤原の骨型の子も数が減ってるの
もちろん小犬の骨型の子供はもって減ってる
その理由のひとつはね
吸血鬼の子供を生む予定の養分さん達が
経済的な事情で産めなくなってることからも
起こってるの 」
(・・;)
「
昔のおばばはよく言ったでしょ?
あまり追いつめすぎるな
食うに困らないようにさせろって
食うに困るぐらい
追いつめすぎると反転するから
そう言ったんだよ
食うに困らないようにさせ
生かさず殺さずし続けたのもね
あまり
追いつめすぎると
養分さんが吸血鬼の子供を生んでくれなくなることからも
派生しているの 」
(・・;)
「
未来の人間はね
昔に戻るんだよ
自分が産んだ子かどうかというより
自分に似た骨型かどうかで
自分の富を受け継がせたり 守りを相続させたりするの
だって自己愛が強くなれば
自分に似た形の存在を自然に愛するようになるでしょ?
それが自己愛の復活なんだよ
自分が産んだかどうかというより
自分の種族の方を認識するようになるの
そして生まれたところが違っても
自分に似た骨型の人同士は
今よりもつながりが深くなって なかよくなっていくんだよ
骨型や系譜がわからなくなることが呪なの
でもその呪が外れると
自分にとっての本当の家族 本当の血筋 本当のなかよしさんがわかるようになるの
」(あらちゃんの言葉)