日本の防衛を担う自衛隊の実力とは?【兵力編】
日本の周辺には、いくつかの軍事的脅威が存在する
軍事的脅威が存在する日本の周辺国に的を絞り、自衛隊が本当に日本を守ることができるのか、一つ一つ見て行きたいと思う
各国の軍事力を計るとき、最も大きな要因として使われているのが、兵力と兵器の大きさである
兵士の数が多ければ多いほど、兵器が強力であればあるほど、戦闘を優位に進めることができるからである
現在のところ軍事力として、兵士の質は軍事力の要因として用いられていない
しかし当ブログでは、兵士の質は兵器の指標のひとつと考えている。なぜなら現代の兵器はハイテク化しており、それを扱う兵士には高い能力が要求されるからである
陸上自衛隊HPより引用
続く大きな要因として、国力も外せない。ここで言う国力とは、戦争を継続するための力であり、人口・経済力・物流・資源などだ
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何はともあれ、現在のところ、軍事力を計る指標のひとつは兵士の数である
そこで日本と領有権などで争っている周辺国の兵力がどのくらいなのか見てみよう
※予備役-有事・訓練の際に招集される軍人で、具体的には戦闘訓練を受けた者や退役した軍人などを指す
日本の周辺国に比べ、日本の自衛隊の兵力は圧倒的に少ない
総兵力22万5000人 ※出典 防衛白書(平成26年版)より
しかし、兵力は日本を取り巻く国々に比べ少ないが、想像より遥かに高い実力を持っている
それが装備と隊員の質だ。自衛隊の武器・兵器の質は世界トップクラスにあり、それを扱う隊員の能力も当然高くなるからである
陸上自衛隊HPより引用
兵力は小さくても、兵器もそれを扱う隊員の能力は高い自衛隊だが、軍事でありながら、常に矛盾を孕んで作戦を立て、行動しなくてはならないのが「専守防衛」だ
専守防衛とは、次の内容を意味する
「攻撃は最大の防御なり」のことわざが示すとおり、防御が攻撃を上回るためには、攻撃の何倍もの軍事力を持たなくてはならない。しかし、現在の憲法では「保有する防衛力(軍事力)も最小限に留める」となっており、ここでも矛盾をはらんでいる状態だ
漫画「沈黙の艦隊」の中では『専守防衛は事実上の攻撃権の放棄なのだ』と語られるシーンがある
また防衛学教育学群長 引田空将補のお話の中で、次のように語っている
『(自衛隊は)能力はあるができない部分が、規則的にたくさんある。その点について、米軍や多国籍軍は慣れているし、色々なノウハウもあるので、大胆な任務もやっていたが、そこについていけなかった部分については引け目・やるせなさを感じることはある』
このような政治で、自衛隊員の生命は元より、国民の生命を守ることができるのだろうか…
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軍事的脅威が存在する日本の周辺国に的を絞り、自衛隊が本当に日本を守ることができるのか、一つ一つ見て行きたいと思う
防衛力(軍事力)を計る要因とは?
兵力と兵器
各国の軍事力を計るとき、最も大きな要因として使われているのが、兵力と兵器の大きさである
兵士の数が多ければ多いほど、兵器が強力であればあるほど、戦闘を優位に進めることができるからである
現在のところ軍事力として、兵士の質は軍事力の要因として用いられていない
しかし当ブログでは、兵士の質は兵器の指標のひとつと考えている。なぜなら現代の兵器はハイテク化しており、それを扱う兵士には高い能力が要求されるからである
陸上自衛隊HPより引用
国力
続く大きな要因として、国力も外せない。ここで言う国力とは、戦争を継続するための力であり、人口・経済力・物流・資源などだ
- 人口は、兵力の補充が図る指標になるし
- 経済力は、もちろん国防費そのものに直結し、物資の補給などに欠かせない
- 物流は、円滑な人力・物資などの補給が期待できるし
- 資源は、兵士の食料や兵器を作ったり動かすための原料となる
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日本周辺国の兵力
何はともあれ、現在のところ、軍事力を計る指標のひとつは兵士の数である
そこで日本と領有権などで争っている周辺国の兵力がどのくらいなのか見てみよう
- 中国228万人(予備役51万人)
- 北朝鮮119万人(予備役60万人)
- ロシア104万人(予備役2000万人)
- 韓国65万人(予備役450万人)
※予備役-有事・訓練の際に招集される軍人で、具体的には戦闘訓練を受けた者や退役した軍人などを指す
自衛隊の兵力
日本の周辺国に比べ、日本の自衛隊の兵力は圧倒的に少ない
- 陸上自衛隊13万7000人
- 海上自衛隊 4万5000人
- 航空自衛隊 4万7000人
- 統合幕僚監部等 3000人
総兵力22万5000人 ※出典 防衛白書(平成26年版)より
しかし、兵力は日本を取り巻く国々に比べ少ないが、想像より遥かに高い実力を持っている
それが装備と隊員の質だ。自衛隊の武器・兵器の質は世界トップクラスにあり、それを扱う隊員の能力も当然高くなるからである
陸上自衛隊HPより引用
専守防衛
兵力は小さくても、兵器もそれを扱う隊員の能力は高い自衛隊だが、軍事でありながら、常に矛盾を孕んで作戦を立て、行動しなくてはならないのが「専守防衛」だ
専守防衛とは、次の内容を意味する
- 自分から攻撃をかけない
- 攻撃は最小限に留める
- 保有する防衛力も最小限に留める
「攻撃は最大の防御なり」のことわざが示すとおり、防御が攻撃を上回るためには、攻撃の何倍もの軍事力を持たなくてはならない。しかし、現在の憲法では「保有する防衛力(軍事力)も最小限に留める」となっており、ここでも矛盾をはらんでいる状態だ
漫画「沈黙の艦隊」の中では『専守防衛は事実上の攻撃権の放棄なのだ』と語られるシーンがある
また防衛学教育学群長 引田空将補のお話の中で、次のように語っている
『(自衛隊は)能力はあるができない部分が、規則的にたくさんある。その点について、米軍や多国籍軍は慣れているし、色々なノウハウもあるので、大胆な任務もやっていたが、そこについていけなかった部分については引け目・やるせなさを感じることはある』
このような政治で、自衛隊員の生命は元より、国民の生命を守ることができるのだろうか…
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