【動画】
6月にアメリカのロケットが打ち上げに失敗し国際宇宙ステーションに物資を送れませんでした。そこで急きょ、種子島宇宙センターから8月H2Bロケットで打ち上げられる「こうのとり」に必要な物資が積まれることになりました。
NASAアメリカ航空宇宙局は29日、国際宇宙ステーションに送る物資を種子島に運びました。運ばれたのは6月打ち上げに失敗した宇宙船に搭載した物資の代替品で、国際宇宙ステーションで使う水処理装置の部品や宇宙飛行士の日用品です。水処理装置は宇宙飛行士の体から出た水分を飲み水に浄化する装置で、フィルターやポンプの交換部品となっています。JAXA宇宙航空研究開発機構では、アメリカの打ち上げ失敗を受けて今回打ち上げ直前のこの時期に新たな物資を受け入れる体制を整えていました。到着した物資は無人輸送機こうのとり5号機に載せられ、8月16日に種子島宇宙センターからH2Bロケットで打ち上げられます。その「こうのとり」は国際宇宙ステーションに到着する際、油井亀美也さんがロボットアームでつかむ予定になっています。
本サイトに掲載されている写真・画像・文章等について、無断で複写・複製・転載・加工などを行うと、著作権に基づく処罰の対象となる場合があります。
読者登録