あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「宮城県南三陸町 齋藤淳子さん」 2015.07.27


支えようという事でちょっとした世話焼きやおせっかいをして見守り支えていければいいなと思います。
じゃあ僕はおいしい料理でも持っていってあげようかな。

(テーマ音楽)震災当時宮城県南三陸町に住んでいた…齋藤さんは家が津波で浸水する直前まで避難せず部屋に籠もっていました。
実は齋藤さんそれまで20年余りにわたって引きこもり生活が続いていました。
あの日両親が仕事に出かけたため家に一人でした。
当時住んでいたのは防潮堤の目の前の町営住宅の1階。
大きな揺れを感じた時とっさに津波の事を考えたといいます。
外へ出る事に躊躇していると町の防災無線から津波警報が聞こえてきます。
防災無線の声の異変に気付いた齋藤さん。
この声に背中を押されるようにしてドアを開ける覚悟を決めました。
4.6メートルの防潮堤を越えた津波。
瞬く間に町営住宅の1階にまで達しました。
その光景を目にした齋藤さんは人への恐怖も忘れ必死で屋上に駆け上がります。
町営住宅の屋上には住民など44人が避難。
齋藤さんは屋上で一夜を明かしました。
しかし放送を続けた防災対策庁舎では多くの犠牲者が出た事を後日知ります。
部屋を出るきっかけを与えてくれた防災無線の声の女性も亡くなりました。
震災後齋藤さんは親元を離れ仙台市内の自立支援施設で職業訓練を受け始めました。
更に引きこもりの子どもを持つ親たちの助けになればと自分の体験を話す活動も行っています。
2015/07/27(月) 10:50〜10:55
NHK総合1・神戸
あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「宮城県南三陸町 齋藤淳子さん」[字]

東日本大震災に遭遇した人々の証言。宮城県南三陸町で長年引きこもり生活をしていた齋藤淳子さんは、防災無線の緊迫した声に促され、決死の思いで部屋を出て助かった。

詳細情報
番組内容
東日本大震災に遭遇した人々の証言。宮城県南三陸町で長年引きこもり生活をしていた齋藤淳子さんは、防災無線の緊迫した声に促され、決死の思いで部屋を出て助かった。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント

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サンプリングレート : 48kHz

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