ニュース 2015.07.27


こんにちは、正午のニュースです。
きのう東京調布市の住宅街に小型機が墜落し、乗っていた2人と、住宅にいて巻き込まれた女性の合わせて3人が死亡した事故で、小型機が、通常より低い高度で飛行する様子が、複数の人に目撃されていたことが警視庁への取材で分かりました。
警視庁は、エンジンなどにトラブルが起きていた可能性もあるとみて、現場検証をするなどして調べています。
では現場上空から中継でお伝えします。
小型機が墜落した調布市の現場上空です。
きょうは、午前9時ごろから、警察と消防の関係者などが現場に入り、現場検証が始まりました。
現場では、墜落した機体の周りや被害があった建物を中心に検証をしています。
こちら、焼け残った機体の付近に大勢の警察官が集まって細かく調べる姿が見えます。
事故から丸一日がたちましたが現場には小型機や燃えた車などが残ったままです。
現場からお伝えしました。
きのう、東京調布市の住宅街に、小型機が墜落した事故では、乗っていた男性2人と住宅にいて巻き込まれた女性の合わせて3人が死亡し、5人がけがをしました。
警視庁は業務上過失致死傷の疑いで特別捜査本部を設置し、午前中から、東京消防庁や国の運輸安全委員会と合同で現場検証を進めています。
これまでの調べで小型機は離陸後1分もたたずに墜落したとみられています。
きのう、滑走路の東側から撮影された映像です。
小型機の機体は揺れ動き、姿勢が安定しないようにも見えます。
高度が上がらないまま画面から消えます。
その後、小型機が見えなくなった方向から黒い煙が立ち上りました。
さらに近くの公園にいた男性が、小型機は、かなり低い高度で離陸したあとグライダーのように滑空して墜落したなどと証言していることが警視庁への取材で分かりました。
警視庁は、エンジンなどにトラブルが起き高度が上がらなかった可能性もあるとみてカメラの映像を解析するなどして飛行高度やスピードなどを調べています。
また警視庁は、亡くなった3人は、小型機が墜落した住宅に住む鈴木希望さんと、小型機を操縦していた川村泰史機長、それに乗っていた全日空の社員の早川充さんとみて確認を進めています。
川村機長は、2年ほど前に独立し、小型機のパイロットを養成する会社を立ち上げました。
フェイスブックには、先月、西東京航空少年団が開いた航空教室に講師として参加したときの写真が投稿され、子どもたちの真剣さがうれしいです。
日本の航空発展につながっていると信じていますとコメントしています。
一方、小型機が墜落した住宅に住んでいて亡くなったとみられる鈴木希望さんの小学校時代の同級生の女性は。
東日本や東北を中心にきょうも晴れ、関東や東海などではすでに35度以上の猛暑日となっているところがあります。
午後もさらに気温が上がる見込みで熱中症に十分な注意が必要です。
きょうは、東日本と東北を中心に高気圧に覆われて晴れ、各地で気温が上がっています。
栃木県真岡市のプールには多くの人が訪れ暑さをしのいでいました。
午前11時半までの最高気温は、茨城県大子町で37度ちょうど、新潟県胎内市で35度8分、静岡県浜松市佐久間で35度5分などと、ところによって猛暑日となっているほか、東京の都心で34度3分などと各地で厳しい暑さとなっています。
このあとも気温は上がり、日中の最高気温は埼玉県熊谷市で38度、前橋市で37度、東京の都心や盛岡市で35度などと、東日本と東北の各地で、猛烈な暑さが予想されています。
また東日本などでは今夜にかけて大気の状態が不安定になって天気が急変し局地的に雨雲が発達するおそれがあります。
気象庁は、各地に高温注意情報を発表し、熱中症に十分注意するとともに急な激しい雨や落雷、突風などに注意するよう呼びかけています。
岩手県矢巾町で、中学2年の男子生徒がいじめを苦に自殺したとみられる問題で、男子生徒が通っていた学校は臨時の全校集会を開き、6件のいじめがあったとする調査報告書の内容を生徒に説明したうえで、命そして仲間を大切にする学校にしていこうと呼びかけました。
矢巾町の中学2年、村松亮さんは、担任の教諭とやり取りする生活記録ノートにいじめをうかがわせる内容を記し、自殺したとみられています。
村松さんが通っていた学校は、今回の問題の調査報告書を公表したことを受けて、きょう臨時の全校集会を開きました。
集会では、亡くなった男子生徒に黙とうをささげたあと、校長が複数の生徒によるいじめが6件あったなどとする調査報告書の内容を説明しました。
そのうえで校長は、いじめる人も、いじめられる人も出さない、このような悲しい出来事が再び起こらない、命そして仲間を大切にする学校にしていこうと呼びかけたということです。
一方、3年生の有志が、生徒およそ120人の署名を校長に提出し、いじめを防ぐための取り組みを生徒だけで話し合う場を設けてほしいと要望したということで、学校は2学期に要望に応じることにしています。
新しい規制基準のもとで初めて再稼働する見通しの鹿児島県の川内原子力発電所で、きょうから重大事故を想定した大がかりな訓練が始まりました。
午前10時、原子炉をコントロールする中央制御室では異常を知らせる制御盤の赤いランプが点灯しました。
重大事故を想定したこの訓練は、福島第一原発の事故のあと国の検査に新たに加えられ、九州電力にとって再稼働に向けた大きな関門です。
想定は、20分足らずで核燃料が溶け始めるという厳しいもので、原子力規制委員会の検査官が、決められた時間や手順どおりに訓練が行われているか確かめます。
すべての電源が失われたことを確認すると、訓練開始から10分後に、20人が駆けつけ作業に加わりました。
訓練は収束までのシナリオを4日間に分け30日まで行われ、合わせて52人が放射性物質の大量放出を防ぐ緊急対応にあたります。
九州電力は早ければ来月10日にも1号機の原子炉を起動して再稼働し、3日後の発電開始を目指しています。
規制委員会は訓練を通じて所員らの事故対応力を最終確認するとしています。
与野党の幹事長らが会談し、安全保障関連法案の衆議院本会議での採決以降、行われていなかった衆議院での審議をあすから再開することで一致しました。
国会は、安全保障関連法案を巡って、与党側が野党側の反対を押し切る形で採決したことに野党側が反発し、今月16日の衆議院本会議での採決以降、衆議院での審議が行われていません。
これを受けてきょう与野党10党の幹事長らが会談しました。
民主党の枝野幹事長は、先の強行採決は納得できるものではない。
円満な国会運営に努めるべきだと述べたほか、維新の党の柿沢幹事長も、強行的な採決は非常に残念だと述べるなど、先の衆議院での採決に抗議しました。
これに対し、自民党の谷垣幹事長は、参議院では実りある審議を進めていきたい。
参議院から選挙制度改革を巡る法案が送られてきていて速やかに審議をお願いしたいと述べ、衆議院で審議を再開するよう協力を要請しました。
そのうえで谷垣氏は、野党側から要求があった衆議院予算委員会での集中審議に応じる考えを示し、あすから衆議院での審議を再開することで一致しました。
また、安全保障関連法案を審議する参議院の特別委員会は理事懇談会を開き、あすから3日間、安倍総理大臣も出席して質疑を行い実質的な審議に入ることで与野党が大筋で合意しました。
質疑時間などを巡っては引き続き調整することにしています。
一方、民主党の岡田代表と連合の古賀会長が会談し、国会審議などを通じて、問題点を国民に訴え成立の阻止を目指していく考えで一致しました。
大相撲名古屋場所で2場所ぶりに優勝した横綱白鵬が千秋楽から一夜明けて記者会見し、一生忘れない場所になったと振り返りました。
白鵬は、今場所安定した四つ相撲が光り、みずからが持つ歴代最多の優勝回数の記録を35回に更新しました。
優勝の喜びは、引退の意向を固めたモンゴルの先輩、旭天鵬とも分かち合いました。
為替と株の値動きです。
2015/07/27(月) 12:00〜12:20
NHK総合1・神戸
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ニュース/報道 – 定時・総合

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