(鈴木)今日は旅してみたい「旅ブラ」です。
歴史ある町のたたずまいと…。
(荒木)女性の心をつかむおもてなしのサービス。
女子旅で今大人気の奈良のスポットを…。
(荒木鈴木)旅ブラしま〜す。
奈良県南部天川村にある洞川地区に来ていま〜す。
この季節奈良は非常に暑いんですけれどもこの辺りは山あいにあるんでちょっとねやっぱり…。
ひんやりして涼しいですね。
避暑地にちょうどいいですね。
ほんとですね。
隠れた女子旅の里として人気を集めてるスポットでもあるんですよ。
今日はそんな町を女2人で楽しんじゃいま〜す。
ね〜!楽しんじゃいましょうね!はい!モトさ〜ん。
どうですか?この温泉街。
ちょっとお疲れ気味なんじゃないですか?こんな所で癒やされたくないですか?今夜の温泉が映ってたけどなんかいい雰囲気だったね。
はい。
昼間も夜もほんとに趣があるんですが実はこことても歴史ある温泉街なんです。
洞川地区は1,000年以上前から栄えてきた町です。
温泉地としても有名です。
周りは険しい山々に囲まれています。
奥に見えるこの山「大峰山」と呼ばれ古くから山岳信仰の対象となってきました。
大峰山で修行をするのは山を信仰する「修験者」と呼ばれる人々。
全国から一般の人たちも多く集まります。
修行の期間だけ俗世を離れ山に入ります。
山道は厳しい岩場の連続です。
時には岩場に身を乗り出す厳しい修行も。
古くから信仰が息づいた山なんです。
こうしたこの町の神秘的な雰囲気に女性客が惹かれて女性の観光客が増えているそうなんです。
女性に非常に今大人気のお土産がこちらにあるのでご紹介しますね。
お邪魔しま〜す。
失礼しますこんにちは〜。
それがこちらの塩飴なんです。
塩飴?これ実は修験者が修行の際に塩をなめて体力を回復したというところからヒントを得て作られた塩飴なんです。
私1つ頂いてみたいと思います。
ほんとにきれいな真っ白なんです。
塩の味だけだと思うけど。
あっ塩の味もするんですけど優しい甘さもありますね。
ソフトキャンデーになってます。
はあ〜。
今脱水症状になんないためになめたりするから昔の人は分かってたんだねこういうのをね。
あっそうですねほんとに。
でね更に修験者が愛用する女性に人気のアイテムがこちらにもあります。
すいません失礼します。
こんにちは〜。
こちら洞川地区に昔から伝わる漢方薬なんですよね。
(男性)「陀羅尼助丸」と申します。
ちょっと出して見せて頂いてもいいですか?だら…だらのすけ?「だらにすけ」ですって。
だらにすけ!修験者が山に入った時に体調が悪くなった時にのむ万能薬として使われていたんですが今は胃腸薬としてのまれてます。
ほんとに黒くて粒々で。
江戸時代とかこんな感じだよねみんな薬って。
そうですね。
時代劇に出てきそうな。
でもこれは香りがなくてすごくのみやすそうですよ。
へえ〜。
そして…。
あっのまないのか。
はい。
女性に人気なのがこちら。
タブレットになっているんですけど持ち運びにも便利で更にこれを開くと…。
下から開けて…。
えっ!ジャン。
もう15錠こうやって数えなくても開くだけであるんですよ。
便利だなこれ。
一回に30錠のむのでこれを2回繰り返すという事で。
地元の人たちもこうした形でケースをカバンに忍ばせて持ち運びしたりするそうなんです。
持ち運びにもすごく便利で。
効くんだなじゃあ。
更に女性にうれしいおもてなしが外の通りにありますので。
ありがとうございました。
お邪魔しました。
昨日もね夜すごく女性の観光客の方がたくさん歩いてらっしゃって。
そうなんですよ。
そしてこの通りには普通の通りにはないものがあるんですよ。
修験者の里ならではと言ってもいいかもしれませんね。
今見えてますよ。
この画面の中にも見えてますし歩いていくとね。
至る所に見えてくるもの。
自動販売機じゃないよな絶対。
違います違います。
この風景の中にも見えてます。
電信柱じゃないし…何だ?分からないな。
正解はですね縁側がない店先にも長椅子がたくさん置かれていて座れるようになってるんですね。
先ほどのお店にも縁側ありましたよね。
こうした縁側や椅子に修行で山から下りてきた修験者が腰掛けて休む事からこうした椅子や縁側を開放してるんです。
女性の観光客の方なんかもここで語らったりとか…。
一息ついて町並みを眺めたりなんかしてゆっくりした気持ちで過ごせますよね。
さあ更にこちらにも。
そしてこの縁側を利用した新しい女性にうれしいサービスがこちらです。
「縁側cafe」。
カフェになってるんですねこの縁側スペースが。
メニューも「コーヒーゼリーアイス添え」だったり「かき氷」だったりほんとに一涼みするのにぴったりなメニューがたくさんあります。
ちなみさんこういうスイーツうれしいですよね。
もうすごいうれしいです。
歩いてると疲れるので。
こういうのは女性大好きですからね。
それでは早速縁側に腰掛けて頂きましょう。
ほんとの縁側だここは。
そうなんです。
人んちだよなんか。
ふだんはここ夕方だけカフェとしてオープンしているんですけれども今日は特別に昼間も開けて頂きました。
それではお店の方に…すいませ〜ん!・
(男性)は〜い。
(男性)お待たせしました。
早速出して頂きましたね。
なんかいいですよね。
雰囲気いいね。
人んちに来たみたいな感じするけど。
さあ早速出てきましたが…ちょっと開けて頂いて。
これ実は地元の水を使って番茶を出したんですがその番茶の中に砂糖とクリームを入れた飲み物なんですね。
番茶に砂糖とクリーム?「バンティー」と。
ちょっと頂いてみたいと思います。
ミルクティーみたいな感じかな。
あっ!モトさんのおっしゃってたとおりです。
でしょ?大体分かるんだよ。
でも番茶のすごくいい香りがしてそれにお砂糖とミルクがよく合います。
優しい甘さで。
こっちの和菓子も頂いて…。
これ地元の和菓子なんですが中に小豆が入ってます。
ちょっとプルプルしてて見た目も涼やかですよ。
夏にいいですね。
いただきます。
俺大好きだなそういうの。
フフフ…ん!どうですか?小豆の粒をすごく感じてこちらもおいしいです。
口の中ひんやりします。
へえ〜。
実は洞川の11の旅館が提携していてこれ旅館の縁側なんですけれどもそれぞれの縁側で独自のスイーツとこうした飲み物を出してるんですね。
旅館なんだ。
ええ。
旅館に泊まってる方はどの縁側に行って飲んでもいい頂いてもいいというサービスをしてるんですよ。
あったかい感じがしていいね。
昨日も実は夜浴衣の女性が訪れていてすごくすてきでした。
女性がそういう所行くのは不思議な感じするけど言われてみると分かる気がしないでもないな。
スイーツ頂きながら町並みも眺められたりしていいですよね。
このいろりとかね古い雰囲気がまた女子にはうれしいですよね。
洞川の女性のおもてなしはまだまだあります。
私ちょっと別の場所で身も心も清めてきたいと思うのでここでお別れしますね一旦。
荒木さんとはお別れして。
それではまた後ほど。
また後ほど。
じゃあこちらに進みましょう。
こちらは350年の歴史を持つ旅館なんですけれども。
ほんとだ。
古っ。
お邪魔します。
ほんとにすごく趣があるんですがこちらご覧下さい。
わらじに傘。
実はこれ修験者の方が置いていったものなんですよ。
へえ〜。
みんなわらじ履いてんだ。
はい。
履いてたわらじをここに置いていったものがこう飾られていると。
わらじ痛ぇんだよな歩くと。
ねえ〜ほんとですね。
修験者の人にまつわるアンティークなものも置いてあったり。
そして更に奥には…この旅館では温泉注目したいんですけれどもその温泉も女性に人気の秘密が隠されてるんです。
へえ〜。
修験者のための旅館なんだな。
はい。
天井に提灯なんかもあったりしてすてきですよね〜。
そして更に奥に行って…。
こちら温泉なんですけど…温度はすごくいい温度です。
で普通の温泉と違うところがあるんですが…。
こちら分かりますかね?黄色い。
黄色いんですよ。
これどうしてだと思いますか?たくさんの人が入り過ぎた。
アハハハ!もちろんそれはあるんですけれどもお湯の出口の所ご覧下さい。
大きな袋があるの分かりますかね。
ハーブみたいなもんか。
違うか。
そうなんですよ!こんなものが入っているんです。
8種類の漢方。
すげ〜!芍薬陳皮紅花独活艾葉当帰川黄柏といった漢方が入ってるんですよ。
分かんないけど効きそうだな。
そしてこの黄柏は先ほどの「陀羅尼助」の主成分になっていてこちらの当帰は地元で栽培されているものなんですね。
冷え性や疲労回復効果などが期待できるという事です。
いいな〜。
ほんとにお風呂に入っただけですごくいい香りがフワーッと広がっていましてこの薬草風呂は…この一帯昔から漢方とすごく結び付きが強くて漢方の産地でもあったんですよ。
暮らしに根づいてきた漢方を女性客にも親しんでもらいたいという事で30年前から始めたそうです。
温泉に…しかも漢方を入れてると。
はい。
漢方のエキスがしみ出ているという。
入ってもよし。
効き目もあるんですけど香りもほんとにいいので香りにも癒やされますね〜。
ここに入らないんですか?今。
入るシーンはないの?ちょっと今は。
モトさん入りたいところなんですけど温泉といえば更に気になる事何かありません?温泉宿。
温泉…食事。
違うな。
そうなんですよ!えっマジ?こちらの旅館は女性に向けた女性に大人気のお食事があるという事で。
そんな女性にこだわってんだなみんな。
気遣ってくれてんだね。
紹介していきたいと思います。
階段を上がって。
意外と中きれいだな。
はいほんとに。
この古風な雰囲気が今カップルや家族にもすごく人気だそうですよ。
木の造りで修験者の方もここをきっと歩いてますからね。
こちらのお部屋ですね。
すごいここ広いな。
2階もあって更に広くてね。
こちらご覧下さい!個室の露天風呂がついているんですよ!いいな〜これも。
お部屋でゆっくりしたいというニーズに合わせて造ったそうですよ。
ここには漢方は入ってないんだな。
そうですね。
でも雰囲気も楽しめて気分がリラックスできますよね。
お庭もきれいだし。
もう眺めも楽しみながら…。
各部屋についてるって事?お部屋は限られたお部屋についているんですけれども。
でも楽しむ事ができるんです。
ここはいいね〜!じゃあ早速お食事の方頂きたいと思います。
こちら前から菜の花のあえ物名水豆腐ちぢみこんにゃくの酢の物。
そして里芋となってます。
山のもんだなみんな。
モトさんのお気付きのとおり山のものがあって…精進料理なんですよね。
そうか!生き物を殺生しちゃいけないんだ。
はい。
修験者の方向けという事でお肉やお魚はとらない精進料理となってるんですけどそれがヘルシーという事で女性に人気なんですよ。
ほう〜。
洞川の宿ならではですね。
普通川魚とかね。
でもモトさんみたいな方だと…川魚食べたいですよね?食べたいなと思うなあ。
フフフフッ。
という事で最近こんなメニューも増えたそうなんです。
ちょっとそれを見せて頂きたいと思います。
お願いします!
(男性)はい。
何だ?川魚出てくるんでしょうか。
すいませんどうぞ。
お肉?こちら鮎の塩焼き。
こういうのが食べたかったな!水がきれいだからねきっと。
洞川はすごくきれいな川が流れているのでそこで取れた…。
「泥川」じゃねえんだ。
きれいな川なんだ。
名称は「どろがわ」なんですけれど川はほんとに澄んでてきれいですね。
これ立派な鮎だよ。
そしてこちらぼたん鍋です。
猪の鍋ですね。
すごいなあ。
新鮮なんだろうな。
おみそのスープになってます。
いいなこれおいしそうだわ。
こちら「鹿の串揚げ」です。
鹿か〜。
すごいな。
ふだん食えないもんばっかりだな。
山に囲まれている所なのでほんとにその山で勢いよく駆け回った鹿の串揚げを食べれるという。
へえ〜。
じゃあ早速鹿の串揚げから。
いただきます。
どんな味すんだ?あっ軟らかくてちょっと牛肉に近いですね。
においは?においはない?においはほんとにしなくてすごく食べやすいです。
おいしいです。
フフフ…。
食べてばっかりだな。
そして先ほどからグツグツいってるぼたん鍋頂きます。
これもやっぱ新しい方がうまいんだろうな。
なかなか猪の肉食う機会ないでしょあなたは。
私も初めてですね。
頂きたいと思います。
こんなに脂が乗ってて。
すごい立派ですよね。
豚に近いっちゃ近いからな。
あれ食っちゃうんだ。
あっうわ〜!脂のうまみが口に広がります!アハハハハ!かわいいななんか。
モトさんの言うようにほんとに豚のおいしいお肉の甘みがして。
こういった修験者をもてなしてきた昔ながらのやり方と新しいアイデアが融合して今女子に人気のスポットになっているんですよ。
だから女子に人気なんだ。
なるほどね。
別の場所に行ってた荒木さんもう準備できましたか?何やるんだ?おっ!はいは〜い。
洞川でしかできない洞川ならではのとっておきの体験というのがこのお寺でできる行なんです。
行者さんの格好かそれ。
そうなんですよ。
私が今着てるのは「行衣」と呼ばれる修行をする人が着るものなんですね。
こちらのお寺は修験道の拠点となっている龍泉寺というお寺です。
このお寺で山伏たちがまず身を清めて山に入るというお寺なんですけれども。
若い女性もできる修行がこちらなんです。
滝に打たれるのか?境内を訪れた30代の女性。
向かった先は…。
境内につくられた滝行場。
祈りをささげたあと滝に足を踏み入れます。
水温は一年を通して7℃ほど。
夏でも身を切るような冷たさです。
一回味わうと心が「スーッ」って気持よくなるんでちょっと病みつきになるかもしれないですね。
へえ〜。
どうですか?モトさん。
都会で穢れた人はいいねきっと。
清められるね。
えっやるの?でもちょっと滝行は私にはハードルが高いかなと不安になってしまったので実はもう一つ修行があるんですよ。
そちらを体験してみたいと思います。
こちらのお寺でおこなってらっしゃいます。
すいません失礼いたします。
これお寺さんなんだ。
さあ見えてきたのがこちらの池です。
実は池に体を浸して祈りをささげる「水行」という行もあるんですね。
なるほど。
これ結構冷たいよ。
そうなんですよ。
夏でも10℃以下なんですよ。
あららら…。
この水は境内から湧き出る神聖な湧き水です。
身も心も清めたいという女性が全国から集まってきているんです。
へえ〜。
今回はこちらのお寺の方にご協力頂いてお寺の作法で行を体験させて頂きたいと思います。
どんな心構えで臨めばいいでしょうか?今までの懺悔と感謝の気持ちを胸に臨んで頂いたらと思います。
中途半端な気持ちではなく真剣な気持ちで臨んでほしいという事ですよね。
滝に打たれるのと同じですね。
私もせっかくの機会なので日頃の穢れを落として身も心も清めたいと思います。
いつの間にか変身されて…。
着替えて。
ここからはほんとに真剣に臨みたいと思いますのでお作法にのっとってやらせて頂きたいと思うのでしゃべれなくなってしまうのでマイクとイヤホンをちなみさんに。
ここで実況・解説とかされてもありがたみなくなるもんな。
それではお願いいたします。
よろしくお願いします。
荒木さん頑張って下さい。
これ根性要るよ。
合掌!拍掌!よろしくお願いします!よろしくお願いします。
それではつかって下さい。
冷たいぞ〜。
しっかりつかって下さいね。
しっかりつかって下さい。
モトさん修験の里洞川いかがでした?いや〜これはすごいね。
こんなディープなの初めてだね。
行ってみたいねここは。
(希)シェフに教えてもらった事を全て入れて作った2015/07/27(月) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「女性に人気!修験道の里〜奈良・天川村〜」[字]
奈良にある女性に人気の修験道の里をご紹介!行者宿では山菜や豆腐を使ったヘルシーメニュー。歴史ある寺では水行を体験。非日常が魅力の山里の旅をご案内します!
詳細情報
番組内容
【ゲスト】鈴木ちなみ,【コメンテーター】モト冬樹,【司会】荒木美和 〜奈良県・天川村で収録〜
出演者
【ゲスト】鈴木ちなみ,【コメンテーター】モト冬樹,【司会】荒木美和
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
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