報道ステーション 2015.07.27


当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫金魚が泳いでるんですがどんな気持ちですかね。
≫ちょっと夏休みの気分になりますけど。
≫こっちはね。
でも向こうはわからないですけど。
こんばんは。
早速ですが今日のコメンテーターをご紹介いたします。
おなじみの憲法学者の木村草太さんです。
どうぞよろしくお願いします。
後ほど法的安定性ということについてお伺いいたします。
さて、最初にお伝えするのは昨日、調布でご覧のように小型機が墜落。
3人の方が亡くなり重傷の方も出しました。
大変な被害が出て、そして住宅も本当に傷ついてしまったという。
これについて今日1日かかってそしてこの時間帯まででようやくわかりかけてきたこと。
まとめると、3点ほどあります。
ちょっとご覧ください。
異常な低空飛行だったのはどうしてなのか。
そして、もう1つ。
離陸を急いでいたようだ。
それは、もしそうだとしたらどうしてか。
そしてもう1つ。
事実上の、あれは遊覧飛行だったのか。
この辺りを、お伝えします。
≫墜落直前の事故機。
異常な低空飛行。
映像から見えてくる事故原因は…。
≫鈴木さんの家、もう完全に大破していますね。
こちら側の壁がかろうじて残っているだけでもう枠組みだけになっています。
≫なぜ小型機は住宅街に墜落したのか。
3つの疑問を整理する。
≫たった今、調布飛行場から昨日、事故を起こしました当該機とは違いますがご覧のようにプロペラ機が飛び立っていきます。
昨日の映像に比べるとだいぶ上を飛んでいきますね。
そして、こちらから見てやや左寄りでした。
昨日、事故を起こしました飛行機はちょうどあちらの照明が9.1mという高さですがその上を通り過ぎてそして住宅地に墜落しました。
≫同じサッカー場から捉えた事故直前の映像。
高さ9.1mの照明スタンドのすぐ上を事故を起こした機体が通過していく。
機体を左に傾けているようにも見える。
この現場にいた目撃者も事故機の様子に異常を感じていた。
≫そして、事故機がサッカー場を通過した、およそ11秒後。
サッカー場からおよそ400m離れている住宅街に墜落した。
時速に計算するとおよそ130キロで飛行していたことになる。
通常はおよそ200キロのスピードが出ているという。
小型機はどのような経路をたどり墜落したのか。
調布飛行場周辺の位置関係を見る。
調布飛行場の滑走路の端から半径およそ1kmの範囲には味の素スタジアムをはじめ中学校や幼稚園そして、小型機が墜落した住宅や中央自動車道がある。
調布飛行場では通常事故を起こした小型機と同じルートを通る際離陸後、直ちに安全な高度まで上昇することになっている。
そして1km離れた中央自動車道を通過後左右に方向を変えることになっている。
今回の事故ではどうだったのか。
もう1つの映像。
ソフトボール場から先ほどのサッカー場の方角を撮影している。
機首を上げているが高度は一向に上がらずほぼ水平の飛行を続けているのがわかる。
更に拡大して見てみる。
確かに、機首を上げる操作をするように見える。
しかし、高度に変化はない。
本来、高度を稼がなければならない位置で左に旋回しながら明らかに低空を飛行していた事故機。
何が起きていたのか。
≫当時、調布の気温は34度。
気温が高いと空気密度が低下。
その結果、翼に当たる空気の密度が低下し上昇する力が弱まるという。
更にエンジンの出力も落ちる。
この上昇する力が弱くなっている機体に重量がかさんだことで十分な高度にならなかったというのだ。
≫突発的な機体トラブルに見舞われていたのだろうか。
事故を起こした小型機が離陸したときそのすぐ後ろで離陸を待っていたパイロットがいた。
そのパイロットの証言。
≫もともと、このパイロットが待機していたところエンジンの最終チェックは済んでいるという理由で事故を起こした小型機が先に離陸することになったという。
本来、滑走路の手前でエンジンの出力を上げるテストを行うはずだがそのまま飛び立った。
ただ、事前にテストを行っていた可能性もある。
事故を起こした小型機は本来、午前10時45分離陸する予定。
しかし、実際に離陸したのは10時58分だった。
この13分の遅れが影響したのだろうか。
映像などの分析から見えてきたのは機体になんらかのトラブルが起きていた可能性と離陸を急いでいた可能性だ。
その背景に、何があったのか。
墜落した小型機に乗っていたのは5人。
死亡したのは川村泰史機長と搭乗者の早川充さん。
重傷は森口徳昭さん、花房剛さん田村康之さん。
警視庁が身元の最終確認をしている。
墜落した小型機を整備・点検している日本エアロテックは飛行目的を今日の会見でこう説明した。
≫つまり、今回の飛行の目的はパイロットの技術を維持するための慣熟飛行だったというのだ。
実は、調布飛行場ではやってはいけないことがある。
観光目的などの遊覧飛行だ。
周辺住民から飛行回数を減らしてほしいという要望を受け東京都と調布、三鷹、府中の3つの市が覚書を交わしている。
認められるのは大島などへの定期便以外では測量や報道などで使う場合。
今回のように、自家用飛行機のフライトで認められるのは主に慣熟飛行だけだという。
≫今回小型機に同乗していたのは免許を持っていない人たちだった。
中には、広告関係者や雑誌編集者などもいた。
今のところ小型機の免許を取得するために乗っていたという情報はない。
同じようなことはこれまでもあったという。
≫鈴木希望さん。
小型機が墜落した住宅地でただ1人、命を落としたとみて確認中だ。
≫事故は、調布市の人口密集地帯で起きました。
家と家の間が非常に狭いような場所です。
そして、あちらの全焼しているお宅が鈴木希望さんのお宅です。
鈴木希望さんは母親と一緒に最近になってあの家に引っ越してきて、今回事故に巻き込まれ亡くなったとみられています。
≫母親は怪我をしたが外に逃げ出すことができて無事だった。
希望さんは当時、2階にいたとみられる。
その姿を住民が見ていた。
≫上から見るとこうやったりしてましたよ。
≫希望さんは小学生のころから動物が大好きで選んだ職業もペットの美容師トリマーだったという。
自宅にも多くの犬がいた。
その犬をどうにかして助けようと逃げ遅れた可能性もある。
小型機にはフライトレコーダーもボイスレコーダーも搭載されていない。
警視庁によれば、重傷の3人は事情を聞ける状態ではないという。
そして、亡くなった3人の死因は焼死だということだ。
≫なんとしても、真相究明。
これが急がれるところですね。
我々もまだ真相に行き当たっておりません。
これは、本当に亡くなった鈴木希望さんお気の毒以外の何ものでもありませんしお母さんのお気持ちも想像します。
そして、この飛行場に近い周辺にお住まいの方々の今後の不安。
こういうことを考えると、本当に真相にいき当たらないといけないと強く思いますが。
次のニュースの前に今日、本当はお伝えしたいのが先週の金曜日から急遽、立ち上げた養老先生に聞いてみた。
更には、沖縄の基地問題について具体的なご意見を伺っているシリーズ。
今日、2つともお伝えしたかったんですが時間がありません。
それは新しいニュースが続々と入ってきたということもあるんですが、明日以降でお届けしたいと思います。
次のニュース、いきましょう。
≫まいりましょう。
株のニュースなんですがこちらをご覧ください。
まず最新情報。
ヨーロッパの株式市場ですが9時半現在の数字ですが軒並み下落しています。
そして、アジアも全面安の展開でした。
東京も値を下げました。
これ、どういうことなのかといいますと上海株なんです。
8.4%もの大幅下落。
これ、実に8年5か月ぶりの下落率だったんですけれども一体何があったんでしょうか。
≫落ち着きを取り戻していたかのように見えた上海株式市場に再び激震が走った。
今日、代表的な指数である上海総合株価指数が先週の終値に比べて8.48%も下落した。
下落率は、2007年2月に記録して以来8年5か月ぶりの大きさだ。
≫上海株は去年末から金融緩和への期待などで急騰を続けてきたが今月8日にかけ急落した。
これに慌てた中国政府は国有企業や証券会社に株の買い支えを命じたり大株主に株の売却を禁じたりしたほか過半数の上場企業の取引停止を認めるなどの異例のてこ入れ策をとった。
このため、ここ3週間ほどは上昇が続いた。
だが、株価は今日の午後になって一気に下落した。
何が原因なのか。
≫株価が乱高下する背景にあるのが売買のおよそ8割を占める個人投資家だ。
企業の業績を分析して取引するのではなく相場の上げ下げを見て売買する人が多く一気に1つの方向に動きやすいのだ。
上海株の急落の影響は各国に及びアジアの主要市場では全面安の展開。
ヨーロッパでも日本時間の午後9時半現在軒並み、下落している。
≫確かにアメリカは利上げをしていくというのがはっきりもっと見えてきたりすると新興国からお金が引き上げられるというのがあってものすごい影響が出ると考えられます。
それから、中国経済に関してはやっぱり、不動産開発バブルがはじけてから厚塗り、厚塗りでごまかしてきてそれが、いよいよ剥がれてきたかなという感じもあって新たな体制になって中国は司法改革をやる。
不透明だって。
しかしながら人権弁護士が拘束されている。
現状はなんだ経済改革をやるといった。
これも、市場にある部分をどーんと≫安保法制参議院での審議が始まったわけですがそもそもこの安保法案に関しては憲法違反であるという声がだいぶ前から、出てきてずっと、そういう流れがあるんですけどそういわれている中で総理の側近中の側近といってもいいと思うんですが。
礒崎総理補佐官今、総理の後ろに映ってらっしゃる前の写真ですけど。
この方が昨日、講演会で発言したことに関して波紋が…。
≫総理側近の礒崎補佐官。
昨日、安保法案についてこう発言した。
≫法的安定性とは社会を混乱させないよう法律の解釈をむやみに変えないということを意味する。
礒崎氏は安保法案について法的安定性は関係ないと発言したのだ。
これに、野党は…。
≫与党幹部からも批判の声が上がった。
≫官邸は火消しに走った。
≫当の本人は今日こう釈明した。
≫今日、審議入りした参議院でも法案と憲法との整合性が問われた。
≫ここは、専門家の木村先生に法律が安定していることっていうのはどういうことなのかということについて1つ解説をお願いいたします。
≫VTRの解説にもあったように法の内容がきちんと明確に安定していることですがいろんな意味がありまして更に、国家権力が、憲法や法律の解釈の限界の中で行動するであろうという信頼が保てている状態。
これが法的安定性が保てているということなんです。
もちろん、憲法の解釈がいろんな事情で議論の積み重ねや時代の変化で変わることはあり得るんですが憲法解釈の限界はどうしてもあるわけでそれを越えて、権力者の自分の都合で解釈をしてしまうとこれは法の支配とはいえない人の支配になってしまう。
≫つまり、法的な安定性ががたがたに揺れているということ不安定と。
≫つまり、法を無視して行動する状況ですからそれは法の意味をもって動いているというわけではないわけです。
例えば緑色の服を着なくてはいけないという法律があったときにここに黄緑も入りますよって解釈をしてもまだ理論的な限界の中にあるので法的安定性が保たれるといえるかもしれない。
しかし、緑の服もOKって書いてあるところで赤い服もOKですという解釈を言い出したらこれは、恐らく国家権力が法律や憲法の枠内で行動するだろうという信頼は確保できないわけですね。
日本国憲法の場合今の例で言うと個別的自衛権はいわば黄緑色の服なので違憲という人もいるけれど理論的にはそれも入るよという解釈の可能性もあったと。
しかし、集団的自衛権になるとこれは、完全に赤い服になるのでそれをしたければ国民の支持を得て改憲しない限りこれは、法的安定性を保ってそれを認めることはできませんよということになるわけです。
安倍首相は総選挙でどうのこうのという話もありましたが憲法違反の法律を作りますという公約をしているわけではないわけですから法的安定性を保って憲法違反でない枠の中で作らなきゃいけないことは当然のことだと思います。
≫でも、緑、黄緑、赤のお話はわかりやすいですね。
本当に集団的自衛権というのは信号カラーみたいに緑という個別的自衛権とかあってそれから、重要影響事態法とかいろいろあって。
最終的に、赤も信号カラーで1つだっていわれているような感じがしてますね。
≫どんどん、なし崩しということになっていきますね。
また、法的安定性に欠けるというのはなし崩しになってしまうという面もありますが逆のほうから見るといつ、憲法違反といわれてもおかしくないということですし。
今回の法律は最悪の場合自衛隊の派遣中判決が出ます。
そうすると、まず派遣された自衛隊員の方には大変な迷惑になりますし一緒に行動している外国の部隊にもご迷惑をかけることになります。
なので法的安定性に欠けるというのは実際には作っても≫今日も関東などでは非常に暑かったですけれどもこちら、ご覧ください。
石垣島なんですが雲から海上に延びているのがわかりますでしょうか。
竜巻が、発生したんです。
この竜巻と暑さ。
離れた場所ですので関係がないと思ってしまいがちなんですが実は、関係があるんです。
≫空から下りるひと筋の線。
沖縄・石垣島で撮影された竜巻だ。
竜巻は、複数発生したが被害はなかった。
この竜巻、実は遠く離れた場所の猛暑と関連しているという。
今日、最も暑かったのは群馬県の館林市。
38.7度まで気温が上がった。
東京都心でも朝8時の段階で30度を超え都内では36.5度まで気温が上昇したところもあった。
≫東京・銀座です。
今日も暑くて日傘をさす人が多く見られます。
都心では2日連続で最高気温が35度以上の猛暑日になっています。
≫日本各地で35度以上の猛暑日になったのは62地点。
このうち、3分の2にあたる40地点が関東・甲信地方が占めた。
この関東などに暑さをもたらした風の流れが石垣島で竜巻を発生させたというのだ。
まず、日本の南には強い高気圧がある。
台風から変わった熱帯低気圧がまとっていた暖かい空気はその高気圧のへりに沿って関東に流れ込むコースができていた。
その風の流れが石垣島周辺で大気を不安定にして竜巻が起きたとみられる。
一方、関東ではその風の流れに熱風が吹き下ろすフェーン現象が加わり更に暑さが強くなった。
ちょっとは気温が下がってくれないかと思うのが人情というものだが気象庁は、この暑さは最低でもあと2週間は続くとの見解だ。
≫もう2週間っていわれたらうんざりする方多いと思います。
でもね、本当、そんなこと言うなよって怒られちゃうかもしれませんけど夏場、脳梗塞、多いんですよね。
水分不足で水分が減ってきて血液がどろどろと濃くなってきてそれが血栓へという懸念もあるので≫都道府県それぞれで同じ名前の説明会がひっそりと行われている。
えっとお思いになると思います。
これ、同じ名前なんです。
場所は違うんですよ。
例えば沖縄、それから岡山石川県と違うんですけど全部自治体向け連絡会とあるんですね。
入り口には、別に名札も何もつけていない係の方がいてチェックしている。
入場している人をチェックしていますし我々、マスコミなどそれに関してももちろんシャットアウト。
非公開で行われている。
何が行われているのかということで取材しました。
これなんです。
≫午後2時前です。
自治体の職員と思われる方々が次々と会議室に入っていきます。
≫千葉県幕張。
とあるビルの会議室でその自治体向け連絡会は開かれていた。
1時間半後、出てきた人たちに聞いてみた。
≫実は、こうした光景は5月下旬から全国各地で繰り返されてきた。
どの会場にも入り口には自治体向け連絡会の文字。
警備員が並ぶ会場も。
日程も場所も非公開。
参加者が誰かも非公開の連絡会。
私たちは、扉の中での音声データを入手した。
≫話されていたのは高レベル放射性廃棄物いわゆる核のごみの処分について。
連絡会は資源エネルギー庁が行う説明会だったのだ。
原発で使った核燃料を再処理したあとに残るのが強い放射線を出す高レベル放射性廃棄物だ。
国は、地下300mより深い岩盤に埋める地層処分の候補地を探している。
その候補地をめぐっては2007年に高知の東洋町が受け入れに名乗りを上げるが激しい反対運動で頓挫。
あとにも先にも、手を挙げた自治体はここだけだ。
処分地の選定について政府は、今年5月希望する自治体が手を挙げるのを待つ方式から科学的にふさわしい場所を国が提示する方針に転換した。
閣議決定した基本方針には情報公開を徹底し透明性を確保することが必要とある。
にもかかわらずなぜ非公開なのか。
≫会に出席した自治体担当者もこう話す。
≫それでもこの問題に関する国の意向を知りたいということなのか先月末までに開かれた39都道府県の説明会では平均して7割弱の自治体が参加した。
放射性廃棄物に関する有識者会議のメンバーである辰巳菊子氏はこう批判する。
≫処分地のめどが立たない一方九州電力川内原発は来月上旬にも再稼働する予定だ。
≫と、宮沢大臣は言うのだが…。
≫今後も核のごみの問題が不透明な形で進むことはないのか。
元鳥取県知事の片山善博氏はこう指摘する。
≫そうですよね、片山さんがおっしゃるようなところが本当、ありますよね。
この件に関してね。
≫本当にそうだと思います。
この問題のポイントは最終処分場の設置というのが、地元の同意が必要条件かどうかということだと思うんですね。
こそこそやってしまっている対応を見ていると地元の同意が必要条件ではないことを前提に、何か隠れたところでやってしまえることなんだと考えているように見えるんですけど。
当然そんなことはないわけでして。
やはり国が自分たちの決定に自信がある。
ちゃんと科学的根拠があるというようなことがあるのであれば、そのプロセスはしっかり公開すべきでしょうし民主主義のプロセスは国家権力と国民との間で信頼関係が保てて、これが大前提ですから。
権力者は住民に説明して納得いく条件を示す。
それは確かに時間や手間、人手がかかることだと思いますけどそれをやっていくことが民主主義のプロセスで民主主義国家であろうとするならそのプロセスを放棄することはできないと思いますね。
≫丁寧な説明イコール正直な説明という立場に立てばこれは経産大臣は違うことをおっしゃっていましたが私なんかは、どうしても勝手にさっき、VTRにニュアンスがちらっとありましたように川内原発を皮切りに原発再稼働と核燃サイクルを維持し続けるという決定と。
そして、核のごみの処分場が決まってなきゃ話にならない。
トイレなきマンションとまた言われるということでこれは一体で早めなきゃと思っているとしか見えないんですよね。
だったらそこを、そうだと言ってくれるとそこから話ができるんですが違うと言っていますから。
≫でも、当然動くにしても動かさないにしても核のごみはどうにかしないといけないので。
≫サウジアラビアの国王ご一行様はなんと、1000人。
南フランスのビーチを独占して大変な騒動になっています。
こちらのニュースから。
≫騒動の発端はサウジアラビアサルマン国王の警備態勢だ。
国王は世話係に加え友人、軍人や外交責任者など1000人を従えてバカンスのため南フランスコートダジュールにある別荘に入った。
別荘地はおよそ1kmに及び地元当局はその周辺のビーチを立ち入り禁止にした。
期間は国王が滞在する3週間。
これに、地元住民の怒りが爆発。
地元議員らが呼びかけた反対署名には13万人以上がサインした。
1月に死去したアブドラ前国王は10年間の在任中一度も使用しなかった。
地元メディアによると後を継いだサルマン国王はこの保養地でセミの声を聞きながら昼寝をするのがお気に入りだという。
≫パナソニックが電動アシスト自転車用のバッテリーの一部に発火する恐れがあるとしておよそ6万個をリコールすると発表した。
リコールの対象は2012年12月からおととし4月に製造された電動アシスト自転車用のバッテリー。
今年5月、神奈川県と兵庫県で充電中などで自転車から外している間に発火、バッテリーのほぼ全体が燃える事故が2件発生している。
原因を調べたところ製造ラインの不備で内部で液体が漏れてショートしたこととみられている。
パナソニックではリコール対象のバッテリーを使っている利用者に今後、充電しないこと自転車から取り外して周囲に燃えやすいものがない場所に保管することを呼びかけている。
≫TPPは、28日からハワイのマウイ島で開かれる閣僚会合での妥結を目指し交渉は最終局面を迎えている。
日米間では難航しているコメの輸入をめぐり無関税の特別枠を7万トン程度にすることで決着を目指している。
ただ、日米以外でも新薬の開発データの保護期間をめぐる問題や乳製品などの関税をめぐるカナダと各国との対立など懸案は多く残っている。
甘利大臣は、まもなくハワイに向けて出発する。
≫体にこたえるような暑さが続いていますね。
週末からの猛暑をもたらしているのがこちらの太平洋高気圧。
明日は、いったん弱まりますが代わって、高気圧のふちに沿って湿った空気が流れ込みますので広い範囲で不安定な天気となります。
この先の最高気温に現れています。
いくつか並べてみました。
暑さで知られています館林や京都ではほぼ毎日のように猛暑日が続きそうです。
そして、福島や多治見では37度と体温超えの日が出てきそうです。
更にこの先も暑さは収まる気配がありません。
というのも今日、気象庁から高温に関する異常天候早期警戒情報というものが出されました。
あまり聞きなれない言葉ですがこれは著しく暑くなりそうなとき発表されるものです。
今、赤くなった地域、東北南部や関東・甲信、東海地方に出されました。
今週はもちろんのこと8月10日までは猛暑が続きそうなんです。
この時期は≫スポーツですよ。
青山さん、お願いします。
≫お伝えします。
まず高校野球です。
こちらは昨日の神宮球場なんですがものすごく盛り上がりました。
西東京大会の決勝、注目の高校1年生清宮幸太郎君の活躍もあり、早稲田実業が甲子園出場を決めました。
そして、今日は東東京大会決勝。
こちらも注目の選手が登場です。
≫ナイジェリア人の父と日本人の母を持つ関東一高の3年生オコエ瑠偉。
1回、ライト前にヒットを放つとオコエ、今日一番の見せ場は4回。
打球はセンターへ。
守備位置が深いと見るやオコエ一気に2塁へ。
なんと、センター前ツーベース。
関東一高は、大会記録となる19安打で14点を奪い5年ぶり6回目の出場を決めた。
≫京都大会決勝。
序盤からリードを広げる鳥羽は100年前の第1回大会で全国制覇している伝統校。
しかし8回、立命館宇治に2点差まで追い上げられると更に9回ツーアウト2塁3塁のピンチ。
≫打った!センターへ。
センター、取った!≫高校野球100周年の節目の大会に鳥羽が出場する。
そのほか7つの代表校が決定。
長崎の創成館は創部54年目で初出場を決めた。
≫世界を飛び回っている松岡さんよろしくお願いします。
≫先週末から世界水泳が始まりました。
まず、シンクロが行われているんですが皆さんご覧ください。
もう歓喜のあまり、選手全員が涙を流していますよね。
実は、日本は2007年大会で3つのメダルを獲得して以来メダルをとることができてませんでした。
それが、今回、実に4大会ぶりのメダル獲得です。
≫デュエットテクニカル決勝。
日本、予選は3位。
メダル獲得へ4位のウクライナと僅差で挑んだ。
≫十分な高さです。
≫まずは冒頭のリフトで高さを見せました。
≫そして、これも高い。
≫そして、2つ目の要素。
≫高さもきれいに見せました。
足がまっすぐ上がっているのが印象付けられましたね。
すばらしい高さ。
≫最後のエレメンツもしっかり決めてきた。
≫井村コーチも納得の演技。
見事、銅メダルを獲得した。
世界水泳では実に4大会ぶりとなるメダル。
初めて表彰台に立った乾は…。
≫2009年は日本がそれまで獲得し続けてきたメダルを初めて逃した年。
乾は、井村コーチから自分たちがいない表彰式を目に焼き付けるよう言われていた。
≫おめでとう!≫おめでとう。
≫ありがとうございました。
≫よかったね。
ありがとう。
≫このメダルはこのあとの日本チームの大きな追い風となるか。
今夜のチームテクニカルでもライバル、ウクライナとは僅差。
更なるメダルの期待が膨らむ。
≫うれしいです。
僕もずっとシンクロを取材してきてるので。
彼女たちがインタビューでメダルをとって印象的だったのは怖かったって言ったんです。
もう、勝つって本当に怖いんです。
その言葉が出てきたのがうれしかったし、その怖さに彼女たちは勝った。
だからこそよりチームも含めて今日からどんどんメダルに向かっていくんだと思います。
そして、今週の日曜日から競泳が始まっていきます。
今回、競泳チーム金メダルをとると来年のリオオリンピックの日本代表が内定する大事な大会なんですがなんと世界ランキング1位が5人もいるんです。
入江選手、小関選手香生子選手萩野さん、瀬戸さんといるんですが萩野選手は大会直前怪我で欠場。
残念なんですが、こちら400m個人メドレーは瀬戸さんがいるんです。
2年前の世界水泳、金メダル。
大也さんは、YDK。
≫先週、自宅近くの神社を訪れた瀬戸大也さん、21歳。
大事なレースの前にはいつも、必勝祈願に訪れます。
≫瀬戸さんの名前が一躍世界に知られたのが2年前の世界水泳。
400m個人メドレー決勝。
レースは誰もが予想しなかった展開となります。
ラスト50mを迎えトップは金メダル大本命の萩野さん。
そして…。
≫日本の2人が先頭争い。
≫持ちタイムでは、5番手の瀬戸さんが猛烈なラストスパートを見せます。
≫日本の瀬戸大也金メダル。
やった!日本の瀬戸大也見事な金メダル。
≫勝ったのはダークホース瀬戸さん。
萩野さんを下し、この種目で日本人初の金メダルを獲得しました。
≫タイムだけで見ると普通で考えると萩野さんのほうが先に行くわけじゃないですか。
≫それは、すごいわ。
≫YDK?ちょっと訳していただけますか。
≫やれば出来る子だと思います。
≫そんなYDKやればできる子、瀬戸さん。
ところが、去年は大きな課題を突きつけられました。
8月のパンパシ水泳400m個人メドレー決勝。
ラストの自由形。
突き放され置き去りにされる瀬戸さん。
≫萩野、金メダル。
萩野公介金メダルをつかみました。
≫続く9月、アジア大会でも萩野さんに優勝をさらわれ国際大会で連敗。
≫バタフライ、背泳ぎ平泳ぎ、自由形の順に泳ぐ個人メドレー。
課題は、自由形のラストスパートにあると痛感したのでした。
実は、瀬戸さんにはある弱点があったのです。
≫問題は、キック。
いわゆるバタ足。
でも、自転車をこぐようなキックってどういうものなんでしょう?瀬戸さん自ら実践してくれました。
まずは、画面左。
理想のキック。
ポイントは足の付け根からキックを打ちひざをなるべく曲げないこと。
一方、画面右がチャリこぎキック。
これは、わかりやすく極端にやっていますがひざが大きく曲がっています。
レース中盤で疲れるとどうしてもこの傾向が出るのです。
2つのバタ足を比べるとひざの曲がり具合が大きく違うことがわかります。
この点について小学5年生のときから瀬戸さんを指導する梅原コーチは…。
≫そこで去年10月からキックの改善に取り組み始めます。
しかし、5歳のときから体に染み付いた癖を直すには多くの時間が必要でした。
9か月以上もの間来る日も来る日もビート板につかまりキックの練習。
時には、練習時間の半分以上をキックの練習に割くこともありました。
≫その中で苦労はあったんですか?だって今までのやり方を変えるわけですから。
≫めっちゃ、ありました。
≫そして、世界水泳開幕を1か月後に控えた先月モナコ。
ヨーロッパグランプリ400m個人メドレー決勝。
世界ランキング1位の萩野さん。
更にはヨーロッパ王者も出場した世界水泳前哨戦ともいえる舞台。
果たして、瀬戸さんの取り組みはどんな結果につながるのか。
さあ、勝負のとき。
瀬戸さんは第5レーン。
隣の4レーンにはライバルの萩野さん。
飛び込んだ。
まずはバタフライ。
先手を取ったのは、瀬戸さんだ。
さあ、どうだ。
バタフライは瀬戸さんがトップ。
ここまでは、いつもの形。
さあ、次は背泳ぎ。
この背泳ぎ、瀬戸さんの中では一番苦手な泳ぎだ。
きてる、きてるよ。
奥からヨーロッパ王者もきている。
どうだ、どうだ…。
よし、どうにかトップを守った。
よし、トップのまま瀬戸さん得意の平泳ぎへ。
後続を一気に突き放していこう。
あれ、今度は第3レーンのヨーロッパ王者に抜かれ…。
どうだ?大丈夫、大丈夫。
トップにいった。
さあ、最後の自由形。
瀬戸さん、このままトップでいけよ。
おい3レーンのヨーロッパ王者。
きてるじゃん。
ぴったりきてるじゃん。
でも、譲らないよ。
最後のターンだよ。
勝負のラストスパート。
瀬戸さん、生まれ変わったキック出すときが、今。
さあ、瀬戸さん思いを伝えてみろ!君はやればできる子。
YDK。
瀬戸さん。
このまま…。
この場でYDK!金メダルをとった世界水泳から2年。
自由形はそのときよりおよそ0.6秒も速いタイムをたたき出していました。
課題を克服し世界水泳連覇に挑む瀬戸さん。
そこには特別な思いを抱いて臨みます。
≫キックの効果っていうのは実は、自由形だけじゃなくて個人メドレーの2番目の、背泳ぎにもあったって彼、言ってたんです。
それはスピードだけじゃなくて効率よく泳げるようになった。
だからこそ、自由形の最後のラストスパートにより、温存できるんだって話興奮して話していましたね。
≫だけど、松岡さん本当に楽しみな21歳ですね。
≫さっきの、萩野さんというライバル同士。
悔しい欠場ですからね。
その思いも兼ねて。
ただ、世界一のポジティブアスリートです。
だから、夢の中でも、どんなにタイムが負けている選手にでも勝っちゃうんですよ修造さん、最後って。
そのイメージしかできないと言ってました。
2015/07/27(月) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]

東京都調布市の住宅街に小型機墜落…機体に何が起きたのか?▽安保法案審議の舞台は参議院に▽世界水泳ロシア・カザン!連続金メダルへ…瀬戸大也の進化に松岡修造が迫る

詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/

放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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