こんにちは。
おととい、東京・調布市の住宅街に、小型飛行機が墜落して、3人が死亡した事故の原因究明が続いています。
こちらは上半分が墜落した小型機の事故直前に撮影された映像。
そして、下半分は同じ場所で撮影された定期便の離陸後の映像です。
比べてみますと、事故を起こした小型機がかなり低空飛行を続けていたことが分かります。
警視庁はきょうも現場検証を進めています。
では、現場から池田記者が最新情報をお伝えします。
現場ではきょうも午前9時半ごろから、警視庁による現場検証が行われていますが、現場からエンジンが原形をとどめた状態で見つかったことが分かり、警視庁などは早急に回収して、墜落原因を詳しく調べる方針です。
この事故はおととい、調布飛行場を離陸した小型機が、1分ももたずに住宅街に墜落したもので、墜落した住宅に住む鈴木希望さん、機長の川村泰史さん、乗っていた全日空社員の早川充さんと見られる3人が死亡し、身元確認が進められています。
自分としては息子のこと信じていますけど、やっぱりこれだけ世間の皆様や、いろいろお騒がせしたことについては、本当に申し訳ないなという。
ちゃんとね、事実を確認してもらえたらなと、それだけを祈っています。
これまでの現場検証では、被害が一番大きかった鈴木さんの家から、小型機の翼の骨組みが回収されたほか、3軒隣の家の屋根で倒れていたアンテナが回収されていて、警視庁は小型機がこの3軒隣の住宅の屋根部分に最初に接触したと見ています。
また破損した機体の中から、原形をとどめたエンジンも見つかっていて、警視庁は、がれきなどを取り除いたうえで、早急にエンジンを回収して詳しく調べる方針です。
一方、死亡したと見られる川村機長らは出発前、当初搭乗を予定していた小型機を変更して、操縦かんが2つある訓練用の小型機に変更していたことが新たに分かりました。
国土交通省などによりますと、死亡したと見られる川村機長は、4人を乗せて、大島へ日帰りの飛行プランを立てた際、当初、搭乗を予定していた小型機から、墜落した5人乗りの小型機に機体を変更したということです。
墜落した小型機は、操縦かんが2つある訓練用に設計されたモデルで、訓練生が教官の指導の下で操縦できるようになっています。
国土交通省は、川村機長と共に前の座席に座っていたのは、全日空社員の早川充さんだったと見ていて、詳しい状況を調べています。
一方、
下村文部科学大臣は、建設計画が白紙に戻された新国立競技場の担当だった、久保スポーツ・青少年局長が辞職する人事を発表しました。
下村大臣は、後進に道を譲るためと説明していますが、建設計画の白紙撤回に伴う事実上の更迭という見方も出ています。
今回の久保局長の人事は、後進に道を譲るという意味での勇退であり、総合的に判断したものであります。
私の責任論については、批判は謙虚に受け止めたいと思います。
久保スポーツ・青少年局長は、白紙撤回された建設計画の担当者ですが、これまでの経緯について、民主党などからの追及の矢面に立っていたほか、東京都の舛添知事は、担当役人の処分は免れないと指摘していました。
下村大臣は、みずからの責任について、新競技場の整備をオリンピックの開催に確実に間に合わせることで果たすことが、最も重要だと強調しました。
安全保障関連法案は、きょうから参議院の特別委員会で、本格的な審議が始まりました。
また、この法案について、法的安定性は関係ないなどと発言し、批判の声が上がっていた礒崎総理補佐官は、心から反省し、おわび申し上げると陳謝しました。
法案への説明不足との世論が根強い中、安倍総理大臣は、参議院で丁寧な説明に努める考えですが、身内の礒崎補佐官の発言で、出だしからつまずく形となりました。
審議に先立ち開かれた、特別委員会の理事会では、礒崎氏が法案について、法的安定性は関係ないと発言したことについて、礒崎氏が心から反省し、おわび申し上げると陳謝したことを自民党側が伝えました。
これに対し野党側は言語道断だと批判を強めていて、菅官房長官は、誤解を受ける発言は慎まなければならないと述べるなど、問題の鎮静化に追われています。
一方、実質審議が始まった特別委員会で安倍総理は、法案の必要性を改めて強調しています。
あらゆる事態に対処するための十分な準備を行うためにも、一日も早い平和安全法制の整備が不可欠であり、そういうことによって、切れ目のない対応を可能としていくことができると。
政府・与党は参議院の審議で、衆議院よりも与党の質疑時間を多く確保し、法案の必要性をより訴えたい考えです。
きょう、あすの総括質疑でも、与党側の質疑時間は、衆議院の2倍以上に上っています。
午前中いっぱいは自民党議員の質問が続きますが、午後には民主党議員が質問に立ち、礒崎氏の発言などについて追及を強めていく構えです。
東京電力福島第一原発1号機で、使用済み核燃料の取り出しに向けた、建屋カバーの解体作業が始まりました。
福島第一原発1号機の前です。
100メートル先で屋根パネルが取り外され、大きなクレーンで今、ゆっくりとつり下げられていきます。
きょうはおよそ40分かけて、屋根部分のパネル6枚のうち、1枚を取り外しました。
国と東京電力では、来年度中に建屋カバーの解体を終えたうえで、がれきの撤去や燃料取り出し用の機材の設置を進め、5年後の2020年度中に、プールに残る使用済み燃料392体の取り出しを始める計画です。
1号機の建屋カバーの解体を巡っては、放射性物質の飛散を防ぐシートにずれが見つかり、作業がおよそ2か月間、延期されていました。
TPP・環太平洋経済連携協定の首席交渉官会合は、知的財産や国有企業、農産物の分野で、大きな課題を残したまま、先ほど閉幕しました。
今後は、閣僚による政治決着に委ねられますが、その閣僚会合は、いよいよ28日にハワイで始まります。
では小川記者の報告です。
交渉に先立ち、甘利大臣は、タイムリミットが迫っていると改めて危機感を示しました。
最終局面に入ってまいりました。
時期的には、ぎりぎりのタイミングであり。
今回の閣僚会合には、2つ異例なところがあります。
交渉が12か国の全体会合からではなく、2か国会談の積み重ねからスタートすることと、最終日となる31日の共同会見の時間が、閣僚会合が始まる前から決まっていたことです。
個別の会談で内容を詰めて、全体会合で一気に合意へ持っていくため、最後の会見時間をあらかじめ設定することで、今回で絶対まとめるというアメリカの強い意思が見て取れます。
ただ、首席交渉官会合でも農産物など、詰め切れなかった課題が残っていて、交渉関係者も、ふたを開けてみないと分からないと話していました。
閣僚会合は波乱含みの様相で、着地点が見えないまま、国益をかけた交渉に突入します。
参議院の1票の格差の是正に向けて、いわゆる合区を2か所で行う公職選挙法の改正案が、先ほど、衆議院の特別委員会で可決されました。
昼過ぎの本会議で可決・成立する見通しです。
自民党と野党4党が提出した改正案は、鳥取と島根、徳島と高知をそれぞれ合区するなど、選挙区の定数を10増10減するもので、先ほど、衆議院の特別委員会で、自民党や維新の党などの賛成多数で可決されました。
別の改正案を提出していた公明党は、参議院の採決の際と同様、反対しました。
法案は、午後の衆議院本会議で、可決・成立する見通しですが、合区の対象である4県から選出されている閣僚は、そろって賛成する考えを示しました。
賛成せざるをえないのかな。
賛成したほうが今後うまくいくのかな。
きょうは私、賛成をいたします。
新しい制度は、来年夏の参議院選挙から適用され、
フジテレビの架空の番組への出演を持ちかけ、現金をだまし取ろうとする電話が、全国で相次いでいることが分かり、警察が詐欺の疑いで捜査に乗り出しました。
パンフレットは、住友ケーブルコミュニケーションという会社名で、安藤優子キャスターの写真が無断で使用されていて、このパンフレットが送られてきた後、住友ケーブルコミュニケーションを名乗る男から、フジテレビの詐欺の手口を紹介する架空の番組への出演協力を依頼する電話が、数回かかってきたということです。
今月中旬には、香川県に住む72歳の女性が、2回にわたって、指定された東京都内の住所に、現金合わせて310万円を送って、だまし取られる被害に遭っています。
私が10万円で、あと300万借りて入れたんですよ。
段ボール箱に新聞を敷いて、それでお金をそこに入れて、送ってくださいって。
女性は、警察に被害届を提出し、警察は詐欺容疑で捜査を進めています。
安藤キャスターと住友ケーブルコミュニケーションという会社とは、全く関係ありません。
またフジテレビでは、取材の過程で現金を要求したりすることはありません。
そのような電話があった場合は、警察に届け出てくださいと呼びかけています。
では続いてワールドトピックス。
子どもどうしの熱い友情誕生の瞬間ですが、人間の子どもどうしではありません。
ガラスを挟んで向き合っているのは、小さな男の子とライオンの赤ちゃんです。
息もぴったりで、全く同じ動きをしています。
大きな口を開けるライオンにおびえることもなく、男の子は笑い声を上げて、とっても楽しそう。
男の子のお母さんは、寝っ転がったら洋服が汚れちゃうでしょうと、気が気じゃありませんが、男の子は、人なつっこいライオンと遊ぶのにすっかり夢中でした。
一方、中国・広東省では、奇跡の3つ子が順調に育っています。
去年の7月29日に生まれたこの3つ子は、あしたが1歳の誕生日です。
タイヤで遊んだり、木によじ登ったりと、とにかく元気いっぱい。
パンダの3つ子がそろって成長しているのは、この動物園だけで、誕生日パーティーには、数千人のパンダファンが集まって、盛大にお祝いする予定だそうです。
さてきょうの東京株式市場は、中国・上海市場の株価下落を受けて、売り注文が膨らみましたきのう、8年5か月ぶりの大幅な下落を記録した上海株式市場の株価指数は、きょうも値下げ傾向が止まらず、午前11時現在、マイナス4.78%と続落しています。
けさ、大阪市西成区の路上に出されていた25の露店を大阪府警が一斉に摘発しました。
西成区あいりん地区の道沿いでは、毎朝、およそ100メートルにわたって日の出の午前5時ごろから7時半ごろまで露店が出されています。
ほとんどの露店が無許可で道路を使用していて違法なDVDや偽ブランド品などが売られています。
きょうの摘発でわいせつなDVDを販売する目的で持っていたとして男2人が現行犯逮捕されたほか23人が無許可で露店を出したとして警告を受けました。
この地区では大阪市が「環境整備5カ年計画」を進めていて違法な露天商の根絶に力を入れていくとしています。
妊娠できない女性に卵子を提供している神戸市のNPO法人が、国内で初めて、夫婦2組に対して第三者から提供された卵子で体外受精を行ったと発表しました。
会見したのは、第三者による無償の卵子提供を仲介している神戸市のNPO法人「OD−NET」です。
NPOによりますと、不妊に悩む2組の夫婦は、第三者から卵子の提供を受け、夫の精子との体外受精を行いました。
現在、受精卵は冷凍保存されていて、年内にも妻の子宮に移植する予定だということです。
第三者の卵子による体外受精は国内で初めてとなります。
国内には第三者の卵子の提供に関する法律がないため、NPOは早期の法整備を訴えています。
きょう午前、和歌山市の住宅で火事があり、この家に住む89歳の女性が煙を吸って重症です。
午前8時半頃、和歌山市関戸の鉄骨2階建ての住宅から火が出て1階部分30平方メートルを焼き、およそ30分後に消し止められました。
この火事で、この家に住む秋津喜美子さん
(89)が、玄関に倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが、煙を吸っていて、意識がほとんどない状態となっています。
秋津さんは長男夫婦と3人暮らしで、長男が外出して戻るまでの15分ほどの間に、火が出ていました。
秋津さんは、認知症を患っていたということで、警察と消防で出火の原因を調べています。
2015/07/28(火) 11:30〜11:55
関西テレビ1
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