時代劇なんかに出てくる行灯
その油に浸されている白いひものようなものを灯芯というそうです
奈良県生駒郡安堵町
今や全国でも数少なくなった灯心を作る技術が伝えられている土地です
原料は藺草という植物です
(会長)灯心はねいぐさの中に髄というもんがありましてその髄いうのがそのスポンジみたいな形でどんどんどんどん油吸い上げていきますので油さえあればずっと燃えてると
安堵町は地形的に水はけが悪く田んぼからなかなか水が引いていきません
そこで稲の裏作として水さえあれば育ついぐさが植えられるようになりました
いぐさは畳表にも使われますが灯心になるのは丈の短い品種なんやとか
刈り取ったいぐさは草の上で2日間ほど乾燥させてから保存します
いぐさから灯心を作る技がきょうのココイロ
いぐさを水で湿らせてから表面の皮だけを専用の刃物で剥ぎ取って髄を取り出します
指先の力加減が大事やそうで経験がものをいいます
こうしてできた灯心は今でも神社などで使われています
伝統の火を絶やさずに守り続けてください
今夜は2015/07/28(火) 20:54〜21:00
ABCテレビ1
ココイロ[字] 生駒から夏のココイロ
「色」をテーマに関西のいろいろな街を訪ねる映像紀行。
詳細情報
◇出演者
語り トミーズ雅
◇番組内容
今週の番組は・・・「奈良・生駒」から、夏まっただ中のココイロをお楽しみ下さい!
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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