LIVE2015あしたのニュース&すぽると! 2015.07.28


こんばんは。
あしたのニュースです。
小型機墜落で、捜査のメスです。
東京・調布市で小型機が住宅街に墜落し、3人が死亡した事故で、警視庁は、小型機を管理していた会社など、関係先を、業務上過失致死傷の疑いで家宅捜索しました。
一方、いまだにはっきりしない墜落のなぜ。
鍵となる3つのポイントに迫ります。
午後4時半を回ったところです。
警視庁の捜査1課が、段ボール箱を持って家宅捜索に入りました。
きょう、警視庁が、業務上過失致死傷の疑いで家宅捜索に入った。
墜落した小型機を管理していた日本エアロテックなど、関係先3社から、整備マニュアルやパソコン数台を押収した。
エンジントラブルがあったのかとか、それに影響するような、何か不具合があったのかっていうのは、まだこれからの調査分析になると思います。
小型機が住宅に墜落した事故からきょうで3日目。
現場からは主翼の骨組みの一部などが見つかり、回収されているが、尾翼の回収にはまだ時間がかかるという。
小型機が住宅に墜落し、3人が焼死し、5人が重軽傷を負った事故。
一体なぜ小型機は住宅に突っ込んだのか。
徐々に明らかになってきた事実から、事故原因究明への鍵となる3つのポイントが浮かび上がってきた。
まず1つ目の鍵は、エンジンだ。
きょう、原形をとどめたまま発見されたことが新たに分かったエンジン。
元事故調査委員の楠原氏は。
上昇速度が遅くて、上昇高度がなかなか取れないという、取れなかったという状況を見てみますと、やはりこの一番、航空機の推力を必要とするエンジンの部分が一番問題だろうというふうに思います。
こういうものがちゃんと動いているかどうか。
これは墜落した機体と同じ型の小型機だ。
墜落原因究明への手がかりとなるエンジンは、機体の前方部分にあるという。
機体の所有者は、離陸前にエンジンに異常があると分かると語った。
チェックリストというのがあって、それに従ってチェックして、それから飛び立つのがもう決まっている。
例えば、パワーを入れたときに、どのぐらいの指示になるかという、それが決まった値があるんですね。
そして2つ目の鍵は、最大離陸重量。
機体の燃料は5時間分となる、およそ300キロを積んでいたことが分かった。
離陸可能な重量を表す最大離陸重量。
事故機では、1950キロだった。
機体自身の重さは1200キロあり、燃料は300キロ。
搭乗者5人分の体重を加えると、およそ1800キロとなる。
墜落直前の映像を見ると、機体は2度にかけて機首を上げている。
重さを感じ、機首を上げていたのだろうか。
3つ目の鍵は、人為的なミスの可能性だ。
さて、次は安全保障関連法案です。
きょうから始まった参議院での実質審議。
国民の理解が深まっていないとの安倍総理大臣の反省からか、衆議院とは異なる様相となりました。
戦争法案、今すぐ廃案。
きょうも永田町で行われた反対デモ。
行進の横には野党議員の姿も。
安保法案は、きょうから参議院での実質審議が始まった。
あらゆる事態に対処するための、十分な準備を行うためにも、一日も早い平和安全法制の整備が不可欠であり、そのことによって、切れ目のない対応を可能としていくことができると。
一日も早い法案成立を目指す安倍総理だが、初日から出ばなをくじかれる形となった。
やり玉に挙げられたのは、安保法案について、法的安定性は関係ないなどと発言した安倍総理の側近、礒崎総理補佐官だ。
法的安定性を放棄して集団的自衛権をやるんだということを、政府の内部の人間が認めてることじゃないですか。
疑念を持たれるような発言は慎まなければならないと考えております。
渦中の礒崎補佐官は、きょう夜に行われた会合で安倍総理と同席。
総理から何か言われたかとの質問が飛んだが。
何もありません。
はい、何もありません。
マスコミを懲らしめる発言のときと同様、安倍総理はまたしても身内に足元をすくわれる形となった。
一方、きょうの審議では、変化も見られた。
与党の質疑時間が衆議院と比べ、ほぼ倍増。
法案への説明不足との世論が根強い中、政府・与党は、法案の必要性をより訴えたい考えだ。
さらに。
東シナ海でも南シナ海に匹敵するほどの、どんどんどんどんこの中国の不当な活動というのが広がっていると。
平和的な発展の道に方針を変更するよう促していくことも大切ではないか。
中国を名指しした質問が増えるなど、具体例に踏み込んだ議論も見られるようになった。
野党においても対案や独自案を提出していただき、できるかぎり一致点を見いだす努力を重ねていくことが、国民の負託を受けた私たち政治家に課せられた、与野党問わず責務であると。
野党には対案を求めた安倍総理。
対案より廃案を掲げる民主党は。
みずからが憲法違反の法律を出しておいて、そこの部分で対案を出せというのは、これはもう、お門違いも甚だしい話で、顔を洗って出直してこいと。
参議院の議論を通じて、国民の理解は深まるようになるのか。
次です。
鹿児島県垂水市できょう、再び土石流が発生し、流域の41世帯に避難勧告が出されています。
山の斜面が崩れ落ち、土石流が一気に下流に流れていきます。
きょう午後0時40分ごろと、午後0時50分ごろの2回、垂水市の深港川の上流で、土石流が発生しました。
先月24日と今月5日の土石流の原因となった、深港川上流の同じ斜面が崩れたことによるものです。
けが人はいませんでした。
垂水市は、流域の41世帯75人に避難勧告を出し、午後9時現在、5世帯7人が避難しているということです。
続いてはこちらです。
戦後70年を鍵に、今を読み解くシリーズ企画、みんなで考える日本はなぜ戦争をしたのか。
今夜は、アートの歴史から塗りつぶされた真実に迫ります。
第2次大戦中、国民の戦意を高揚する目的で、兵士の姿などを描いた、多くの絵画が制作されました。
戦争画で得た名声と、戦後の苦悩。
ある画家の数奇な人生を追いました。
飢渇と題された一枚の絵。
そこには、水たまりをのぞき込む、負傷した一人の兵士の姿が描かれていた。
戦争画。
第2次世界大戦中、戦意高揚のため、軍主導のもとで描かれた絵画のことを指すことばだ。
当時は全国各地でその美術展が開かれ、最盛期には、戦争画制作のために従軍する画家、戦争画家が200人以上はいたといわれている。
その中の1人、宮本三郎。
彼が描いた戦争画を、戦後70年となることし、ようやく展示までこぎ着けたという美術館では。
宮本三郎というのは、この時代、特に戦争画を考えるうえでは、大事な作家の一人であると思いますし。
画家たちが戦争をどう捉えたのかというのを考えるきっかけの一つになるんではないかな。
戦前、フランスでその腕を磨いていた宮本は、第2次世界大戦勃発を機に、帰国。
1940年にデッサン力を買われ、戦争画家となった。
自分はこの困難な画題が決して無意味な仕事ではなく、実に画家として生きがいある仕事であることに感謝しながら描き続けた。
山下、パーシバル、両司令官会見図。
これは1942年、日本軍が当時、イギリスの植民地であったシンガポールへ侵攻し、イギリス軍に降伏を迫る様子を描いた作品だ。
この作品は、第2回帝国藝術院賞を受賞。
宮本の代表作となった。
実際の写真と比べてみても、その克明な描写力がよく分かる。
しかしそこには、一つのうそが描かれていた。
会見を行うその背景に、軍からの注文で、白旗と英国旗が並んで追加されていたのだ。
理想化、そこに見たまま、あるがままの姿を描くんではなくて、それを理想化して、描く。
しかし、それは画家も作家も、やっぱり時代の中を生きる存在ですから、時代の持っていた重い意味みたいなものをね、背負わされるっていう状況になるわけです。
従軍画家としての名声を得ていた宮本。
しかし終戦を迎え、彼の胸に到来していたのは、戦時中に残したことばとは違う、ある思いだった。
1951年にその存在が明らかとなった一枚の絵。
宮本は、もともとこの作品は発表を意図して制作したものではないとしたうえで、このようなコメントを残している。
われわれの痛ましい前代を象徴するような主題画を描きたい。
芸術か、プロパガンダか。
そのはざまで揺れた画家の戦後が、そこにはあった。
その後、画家のみならず教べんを取り、後進の育成にも尽力した宮本。
戦後の彼の作品には、戦争画から一転し、花や裸婦といった、豪華けんらんな世界が描かれている。
ベースカラーだと思うんですけど、この辺りの黄色とか、緑とか、青とか、そういったものも入っているという点におきましては、かなり色鮮やかなという感じ、印象を受けます。
しかし、晩年、宮本はこのようなことばを残している。
もしも自分が同じ境遇に置かれたら、きっと同じ過ちを犯すだろう。
そのことばが、今も重くのしかかっているという、孫の宮本陽一郎さんは。
もうそれを背負うことによって、初めて祖父と同じ環境にあっても、私たちは、二度と同じ過ちを犯さないというふうに初めていえるんじゃないかと思うんですね。
日本はなぜ戦争をしたのか。
それは最終的には、これというふうには、答えることができない問題じゃないでしょうか。
同時にそういう状況になったときに、あなたたちは何をするんですかということを、私の祖父のことばは問うているんだと思いますね。
この絵を実際に見てどうでしたか?
やはりこう、写真と見間違えるような、圧倒的なデッサン力を感じましたし、あとは何を思って、あの絵を描いたかですよね。
そうなんですよね。
時代背景考えると、
多摩信用金庫は、東京・八王子市のプレミアム付き商品券150万円分余りを、職員などに優先的に販売していたとして、おわびしました。
多摩信用金庫によりますと、市内の8店で八王子市のプレミアム付き商品券合わせて302セットを、職員や顧客に優先的に販売していました。
商品券は、5000円で購入すれば6000円分の買い物ができ、15日から市内の金融機関で2次販売が先着順で始まっていました。
多摩信金は、260セットを回収し返却しましたが、八王子市は信金側に厳重注意したということです。
ではニュースフラッシュです。
ハワイで開かれるTPP・環太平洋経済連携協定の閣僚会合に出席するため、マウイ島に到着した甘利大臣は、コメを巡る日米交渉が最終日までもつれる可能性を示唆しました。
7年前大雨で増水した川に保育園児など5人が流され死亡した神戸市灘区の都賀川で追悼のつどいが開かれました。
神戸市灘区の都賀川では、慰霊碑の前に地元の住民らが集まり、犠牲者を偲びました。
7年前のきょう、都賀川は大雨によっておよそ10分間で水位が1メートル30センチほど上昇し、保育園児と小学生2人を含む5人が流され死亡しました。
都賀川は上流が急勾配で下流が増水しやすく、事故のあと大雨の注意報などを知らせる回転灯が設置されました。
地元の人は「事故を知らない子どもたちに川の怖さを伝えたい」と話していました。
京都の世界遺産・下鴨神社の境内にマンションを建設する計画について、周辺住民たちが計画を撤回するよう求める署名を提出しました。
きょう、下鴨神社の周辺の住民たちが神社を訪れ、5000人以上の署名を提出しました。
下鴨神社はことし3月、大規模な改修を行う「式年遷宮」の費用などをまかなうため、境内の世界遺産に登録されているエリアのすぐそばにマンションを建設すると、発表しました。
建設に反対する住民たちは「建設予定地も、神聖な森の一部ということができ、住宅地になれば本質が変わってしまう」と訴えています。
今後、住民たちは京都市などにも働きかけていくとしています。
2015/07/28(火) 23:30〜00:25
関西テレビ1
LIVE2015あしたのニュース&すぽると![字]

エンジン発見…墜落解明は▽首相“参院戦術”▽戦争画が語る「高揚と苦悩」

▽23:55〜 すぽると!中日谷繁監督兼選手プロ野球新記録に王手

詳細情報
番組内容
【あしたのニュース】
景気・働き方・ライフスタイル…とかく「あした」が気になる、そんな世の中だからこそ「あしたのニュース」は常に「あした」のことを考えます。「このニュースであしたからの暮らしはどうなるのか?」にとことんこだわりながら、現場第一主義でその答えを探していきます。
【すぽると!】
今夜のすぽると!は…中日谷繁元信監督兼選手が今日の試合に出場すれば通算試合出場が3018試合となり
番組内容2
プロ野球日本新記録達成となります!これまでの記録は野村克也さんの3017試合!しかも達成されたのは1980年!すぽると!では来たるべき瞬間に備え監督兼選手と現役時代を共にした横浜OBの高木豊さんと中日OBの立浪和義さんが名古屋でスタンバイ!達成時には生出演で喜びの声をお届けする予定です!!またソフトバンク松坂大輔投手やDeNA筒香嘉智選手らを輩出した名門横浜高校が甲子園まであと1勝となりました!
番組内容3
今季限りで勇退を表明している名匠渡辺元智監督最後の夏!果たしてその結末は!?
出演者
【あしたのニュース】
キャスター:
大島由香里(フジテレビアナウンサー) 
木村拓也(フジテレビアナウンサー)〈月〜水〉 
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【すぽると!】
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コメンテーター:
高木豊
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【すぽると!】
編集長:
小須田和彦

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ニュース/報道 – 定時・総合

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