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北海道方言辞書

北海道語辞典 な

2006.12.29更新

いち【内地】[名] 本州または本州・四国・九州のこと。〈中(全)〉 →がいち ~市販されている北海道産米の包装に「内地米」と記されているのを見て怪訝(けげん)に感じる人が少なくない。或いは,「『内地米』と書いてあるけどあてになんないよ。」と思っている人がいる。

きうさぎ【鳴兎】[名] 《動物》 ナキウサギ科の一種。北海道に生息するのはエゾナキウサギ。〈標〉

な・【投げる】[動ガ下一] (ごみを)捨てる。「ごみをなげる〈全〉ごみなげ[道外語]ほうる

して [副] どうして。なぜ。何で。

すび【茄子】[名] 《植》 ナス。〈伝〉

っぱ【菜葉][名] 食用の草本類。葉っぱものの野菜。葉野菜の類。〈高〉

つタイヤ【夏タイヤ】(夏+tire)[名] (冬タイヤに対して)冬季間以外に自動車に装着するタイヤ。〈全〉ふゆタイヤ

なつぼし [名] イネの品種の一。〈新〉きららさんきゅうなな

べこわ【鍋壊し】[名] 《魚》 トゲカジカ。カジカ目カジカ科の海魚。

まじ [副] =なまら 〔「なまじっか」の「なまじ」とは別の語〕

ずし【生寿司・生鮨】[名] 生の魚介類を載せた握りずし。一般に江戸前ずし(と同じ形態のもの)を指す。〈全〉

まずる・い【なま狡い】[形] ずるい。ずる賢い。〈中〉

まら [副] 非常に。はなはだしく。〈全〉 ~「なまら」は北海道弁としてはポピュラーであるがまったく使わない人も多く,北海道弁を代表する語とは言い難い。1980年頃の流行語。

めたがれい【なめた鰈】[名] 《魚》 1. ヒレグロ。カレイ目カレイ科の海魚。 2. ババガレイ。カレイ目カレイ科の海魚。

んばん【南蛮】〔「南蛮芥子(がらし)」の略〕[名] 1.《植物》 トウガラシ 2.(ア) トウガラシの実。 (イ) 赤トウガラシの実を乾燥・粉末にした香辛料。一味唐辛子や七味唐辛子の類。 〈全〉

んぼ【何ぼ】[副] いくら。「ぜんこうなんぼ持ってる?」(=「お金を幾ら持ってるの?」)〈中(全)〉

んぼなんでも【何ぼ何でも】[副] いくらなんでも。〈全〉

んも(なんも)【何も】[副] なにも。全然。「ここにはなんもない」「この本なんもおもしろくない」「『昨日は暑かったでしょ?』『なんもだよ(=そんなことないよ),全然。』」〈全〉

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