NHKニュース おはよう日本 2015.07.30


おはようございます。
7時になりました。
ハワイで開かれているTPP・環太平洋パートナーシップ協定の閣僚会合はきょう、2日目を迎えました。
各国は、今回の会合で大筋合意を目指す方針を確認していて、2日目の協議でどこまで進展が見られるのか、注目が集まっています。
では、閣僚会合が開かれているハワイのマウイ島で取材している中野記者に聞きます。
交渉は2日目ですが、進展しているんでしょうか。
交渉は最後の最後までもつれ込むことが予想され、予断を許さない状況です。
それでも、これまでにはない歩み寄りの動きが出てきたという情報も入ってきています。
例えばカナダです。
これまでかたくなな交渉姿勢で、各国との協議の遅れが問題視されてきました。
一時はカナダを除いてTPP交渉をまとめるのではという情報が飛び交うほどでした。
それが、ここにきて、カナダが日本の自動車にかけている、6.1%の自動車関税を、より短い期間で撤廃する方向で調整に応じているということです。
関税がより短い期間で撤廃されれば、日本の自動車メーカーにとっては、現地で安く車を販売できることになり、朗報です。
このように各国が大筋合意に向けて、譲歩のカードを切り始めているといえます。
各国が譲歩のカードを切り始めているということは、日本も譲歩のカードを切り始めているんでしょうか。
日本も慎重にではありますが、ある程度の譲歩はやむをえないと、カードを切り始めていると思います。
例えば、農産物5項目の1つ、バターと脱脂粉乳については、一定量にかぎって、今より安い価格で輸入できるTPP特別枠を設けることで、調整を進めています。
酪農家への影響は懸念されるものの、慢性的なバター不足を背景とした譲歩のカードとも受け取れます。
コメの輸入拡大についても、当初は、これ以上、輸入は増やさないだったものが、年間5万トン程度、その後、7万から8万トン程度の輸入枠で決着できないか、交渉を進めています。
ただアメリカが求める17万トン以上というのは、とても受け入れられる水準ではなく、日本としては厳しい姿勢で交渉に臨む考えです。
TPP交渉は、最終日ぎりぎりまで、各国の国益をかけての攻防が続きます。
日本国内では、農家や自動車産業の関係者などが交渉の行方を見守っています。
新潟県で農業生産法人を営む男性です。
自家製の肥料を使うなど、手間暇をかけ、味にこだわってコメを生産しています。
交渉の結果、コメの輸入量が増えて価格が低下し、経営が成り立たなくなると心配しています。
年間4000頭を出荷する養豚農家です。
関税引き下げによって安い豚肉の輸入が増えることでの影響を懸念しています。
一方で、材料に使うコメの半分以上を輸入している大手菓子メーカーは期待を高めています。
また、自動車業界は、自動車や部品の輸出拡大などで、業界全体の活性化にもつながると期待しています。
TPPの閣僚会合は、あさってまで行われることになっています。
神奈川県にある厚木基地の騒音を巡り、周辺の住民が国を訴えた裁判できょう、東京高等裁判所で判決が言い渡されます。
1審は基地の騒音を巡る裁判で初めて、自衛隊機の夜間と早朝の飛行差し止めを命じていて、2審の判断が注目されます。
神奈川県の住宅街の中にある厚木基地。
アメリカ軍の戦闘機や、海上自衛隊の哨戒機などが、頻繁に離着陸を繰り返しています。
国によると、およそ240万人が騒音の影響があると見られる地域で暮らしているということです。
厚木基地の周辺の住民6900人余りは、騒音で被害を受けているとして、国に飛行の差し止めや賠償を求めています。
1審は、基地の騒音を巡る裁判で、初めて自衛隊機の夜間から早朝にかけての飛行差し止めを認めるとともに、およそ70億円の賠償を国に命じました。
一方、アメリカ軍機の飛行差し止めについては、日本の法律では差し止めの対象にならないとして、認めませんでした。
住民側と国の双方が控訴し、東京高等裁判所で2審の審理が行われてきました。
住民側はこれまで繰り返し、飛行差し止めを求める訴えを起こしてきました。
自衛隊機の飛行差し止めを命じた1審判決を画期的なものと評価しながらも、アメリカ軍機の飛行も差し止めなければ、騒音問題は解決しないと訴えています。
こんにちは。
原告の一人、小野抗夫さんです。
自宅は基地からおよそ2キロ離れた住宅街。
アメリカ軍の戦闘機や自衛隊機が、自宅の真上を頻繁に飛んでいます。
取材中も2階の窓から自衛隊機が飛んでいるのが見えました。
小野さんは、プロペラ機が多い自衛隊機に比べて、ジェット戦闘機が中心のアメリカ軍機のほうが、騒音の被害が、より大きいと感じています。
騒音による睡眠不足で高血圧になり、薬が欠かせなくなりました。
原告の住民たちは、被害の実態を知るため、神奈川県などに寄せられた騒音への苦情の記録を情報公開請求で入手しました。
アメリカ軍のジェット機の爆音がひどい。
真夜中に飛んでいた。
子どもが寝ている時間に起こされてしまう。
こうした苦情は、1審の判決後もことし5月までの1年間で、およそ4900件も寄せられていました。
このうちアメリカ軍機への苦情は86%と大半を占めていて、夜間、早朝の飛行に対する苦情も600件を超えています。
住民が訴えているのは、騒音被害だけではありません。
基地の周辺では、過去にもアメリカ軍機の部品が落下する事故が起きていて、住民は安全に対する不安も抱えています。
判決はきょう午前10時から東京高裁で言い渡される予定です。
国はアメリカ軍の活動を日本が制限することはできないとしたうえで、基地は公共性の高い施設で、騒音対策も取っていると反論し、訴えを退けるよう求めていて、騒音の被害と基地の公共性について、裁判所がどのように判断するか、注目されます。
安全保障関連法案に関する礒崎総理大臣補佐官の発言を巡り、野党側が、参議院の特別委員会に、礒崎氏を参考人として招致するよう求めています。
これに対し与党側は、応じられないとしながらも、法案審議の日程協議に影響が及びかねないという懸念もあり、対応を模索することにしています。
国家安全保障を担当する礒崎総理大臣補佐官は、安全保障関連法案を巡って、法的安定性は関係ないなどと発言したことに対し、民主党の枝野幹事長が、安倍政権全体の姿勢だといわざるをえないと述べるなど、野党側は強く反発しています。
野党側は、法的安定性は守るとした閣議決定に反する法案の根幹に関わる発言で、礒崎氏に真意をただす必要があるとして、あくまで法案を審議している参議院の特別委員会に、参考人として招致するよう求めています。
これに対し与党側は、菅官房長官が礒崎氏にすでに注意するなどしており、参考人招致には応じられないとしており、理事会の場で礒崎氏に説明させることで、野党側の理解を得たいとしています。
一方で、公明党の井上幹事長が、法的安定性は与党協議や閣議決定でも確認されており、こうした発言をするのはいかがなものかと、自民党側に苦言を呈するなど、与党内には、事態が長引けば、法案審議の日程協議に影響が及びかねないという懸念もあり、対応を模索することにしています。
東京電力福島第一原子力発電所3号機では、爆発で吹き飛んで使用済み燃料プールに落下した、重さ20トンの巨大な装置の撤去が急がれています。
東京電力は、これまで準備を進めた結果、来月2日に撤去作業を行う方針を固めました。
福島第一原発3号機の原子炉建屋の最上階にある使用済み燃料プールには、今も566体の核燃料が残されたままになっていますが、大量のがれきがプールに落下し、核燃料を取り出す大きな支障となっています。
東京電力は、おととしからがれきの撤去を進めていて、この中でも、長さ14メートル、重さ20トンと、最も大きい燃料交換機と呼ばれる装置について、来月2日に撤去作業を行う方針を固めました。
現場は放射線量が極めて高く、人が直接、作業できないため、遠隔操作のクレーン2台を使って、燃料交換機をつり上げて運び出す計画で、撤去が終われば、核燃料の取り出しに向けた大きな一歩となります。
一方で、撤去作業中に燃料交換機が落下すれば、核燃料が損傷するおそれがあります。
実際、去年8月には、重さ400キロある装置を引き上げようとして、誤って水中に落とし、核燃料の損傷はありませんでしたが、撤去作業が4か月中断しています。
このため東京電力は、燃料交換機の形に合わせた専用の工具を開発したり、核燃料の上にクッションを置くなどして準備を進めてきました。
さらに万が一の際の敷地内の作業員の安全を考慮して、撤去作業中はほかの作業をすべて中断するなど、細心の注意を払って作業を進める方針です。
さて、ホテルに関するこちらの数字。
86%。
これは、ことし4月の東京都内のビジネスホテルの平均稼働率なんです。
平日も含めての数字なので、利用者が増える休日には、多くのホテルで満室となり、泊まれないことを表しています。
こうした事態は東京だけでなく、全国の大都市や観光地でも起きています。
背景には、外国人観光客の急増があります。
去年は、4年前と比べて2倍以上となり、過去最多を記録。
そして、ことしは上半期だけで914万人。
去年をはるかに上回るペースで増加しています。
外国人観光客の宿泊施設をどう確保するのか。
北陸新幹線開業で大勢の観光客でにぎわう金沢を取材しました。
北陸新幹線で、東京とおよそ2時間半で結ばれた金沢。
日本三名園の一つ、兼六園です。
この4か月間に訪れた外国人観光客は、過去最多の13万人に上りました。
こうした影響で、市内のホテルや旅館はどこも満室。
受け皿となる宿泊施設の数は追いついていません。
こうした中、廃業した旅館が外国人観光客向けの宿泊施設として、次々と復活しています。
こちらは、15年前まで旅館として使われていた建物を全面改装し、ことし5月にオープンしました。
1泊2800円からと格安で、外国人のバックパッカーを中心に、人気を集めています。
さらに、従来のホテルや旅館とは違う、新たな宿泊の形が生まれ、急速に広がっています。
民家の空き家や空き部屋を、宿泊場所として提供する、いわゆる民泊です。
築30年の一軒家を所有する上野ふみよさん。
去年、1人暮らしをしていた母親が亡くなり、空き家になったため、外国人観光客に貸し出しています。
日本の暮らしを体験できるとあって、家族連れの外国人などから予約が相次いでいます。
みずから家庭料理をふるまって、1人1泊4000円ほど。
地元を訪れる外国人観光客のためになるならと、民泊を行っています。
マンションの空き部屋を、外国人観光客に貸し出すケースも出てきています。
金沢市内のマンションです。
所有する不動産会社が、8つの空き部屋を1部屋1万円程度で提供しています。
すべての部屋が予約で埋まることも少なくありません。
こうした民泊が急速に普及している背景には、インターネットの予約サイトの存在があります。
アメリカで誕生し、いまや世界190か国以上、4000万人が利用しているといわれています。
このサイトでは、空き家などを所有する家主が、住所や料金などをあらかじめ登録。
利用者は自分の希望に合った宿泊場所を選び、簡単に予約できる仕組みです。
国内ではすでにおよそ1万件の登録があります。
しかし、この民泊。
実は、法律に違反しているおそれがあります。
現在の旅館業法では、宿泊料を受けて人を宿泊させる営業を行う場合、自治体の許可が必要です。
許可を得るためには、数百万円かかる火災報知設備を導入したり、部屋の壁を燃えにくい素材に張り替えたりと、安全面などの厳しい基準を満たさなければなりません。
民泊は、こうした許可を得ずに行っているケースが多いため、厚生労働省は旅館業法を守るようにと、各自治体に指導の徹底を要請しました。
空き家を外国人観光客に貸し出している上野さん。
今月、金沢市の担当者から電話があり、今後は宿泊場所の提供を差し控えてほしいと、自粛を求められたといいます。
上野さんは、空き家を活用できて、外国人観光客にも喜ばれている民泊を、なんとか続けることができるようにしてほしいと思っています。
取材に当たった池端記者です。
民泊を認めるのは、やはり難しいんでしょうか。
リポートにもありましたように、厚生労働省の見解では、現在の法制度では、たとえ自宅であっても、宿泊料を取る民泊は、旅館やホテルと同じように、許可を取らなければ法律違反になるということです。
また全国の旅館やホテルで組織する組合は、既存の旅館・ホテルは、宿泊客の安全を守るため、法律でさまざまな規制をされているが、民泊がなんの規制も受けないのは問題だと、主張しています。
こうした現状では、民泊が認められることは難しいと思います。
では、宿泊施設が足りないこの状況を、どう解消していけばいいんでしょうか。
民泊を規制していくと、宿泊施設の不足はますます深刻になっていきます。
観光ビジネスに詳しい専門家は、新たなルールを作って、民泊を活用すべきだと指摘しています。
政府もこうした声を受けて、専門家を集めて民泊について、検討を始めています。
しかし、5年後には東京でオリンピック・パラリンピックが行われ、外国人観光客が今後も増え続けることが予想されています。
民泊も含めて、宿泊施設をどう確保していくのか、早急に答えを出すことが求められています。
ここまで外国人観光客の宿泊施設を巡る問題についてお伝えしました。
戦後70年のことし、みずからの戦後を見つめ直した女性がいます。
ロシア極東のサハリン南部、元の樺太では、1945年の8月、当時のソビエト軍の侵攻で多くの人が犠牲になりました。
兄を失った女性が、戦後70年の節目に合わせて、現地で開かれた慰霊祭に出席し、亡き兄の足跡をたどりました。
サハリンの中心都市ユジノサハリンスクにある神社の跡地です。
今週、この地で亡くなった人たちの合同慰霊祭が行われました。
日本が戦前、樺太として統治していたサハリン南部には、38万人余りが暮らしていました。
しかし、終戦の直前に、ソビエト軍が日ソ中立条約を一方的に破棄し、侵攻を始めました。
日本が終戦を迎えたあとも、攻撃は続き、民間人も含め、およそ5000人が犠牲になったとされています。
札幌市から参加した、白幡ウメさんです。
1945年8月、樺太での戦闘で兄を失ったといいます。
学生だった兄の信吉さんは、当時21歳。
前の年に国のために役に立ちたいと、志願して兵士になりました。
ウメさんは6歳でした。
陸軍の歩兵連隊に配属された信吉さんは、ソビエトとの国境だった北緯50度の近くで、警備に当たっていました。
戦後、同じ部隊にいた人から、兄は戦死したと聞かされ、日本政府からも通知を受け取りました。
遺骨は今も見つかっていません。
8人きょうだいの末っ子だったウメさん。
長年、現地を訪問したいと思っていましたが、終戦後、ソビエトに占領されたサハリンに、1人で行くだけの勇気がありませんでした。
しかし、両親も兄たちも亡くなった今、慰霊するのは自分しかいないと考え、サハリンを訪れる決心をしました。
慰霊祭のあと、ウメさんは兄が亡くなったとされる場所に向かいました。
ユジノサハリンスクから車で7時間。
ソ連軍と日本軍が激しい戦いを繰り広げたこの地には、今も双方の兵士の遺骨が数多く眠っているといわれます。
ウメさんは、信吉さんが戦死したとされる場所に手を合わせました。
ありがとうございます。
せめてもの兄の形見にしたいと、石を持ち帰ることにしました。
終戦から70年。
ようやく兄の死を現実のものと受け止めました。
サハリンで亡くなった人たちの墓参りについては、国などが支援する事業がありましたが、すでに打ち切られています。
戦前、暮らしていた人たちにとっては高齢化も進んでいることから、現地への訪問が難しくなってきているということです。
先週発表された、2020年東京オリンピックの公式エンブレムについてです。
ベルギーのグラフィックデザイナーが、2年前に作った劇場のロゴに極めて似ているとして、弁護士と共に対応を検討していることを明らかにしました。
これに対し大会の組織委員会は、長い時間をかけて世界各国の商標を確認し、今回のデザインを発表したので、問題はないと理解しているとしています。
開幕まで5年となった今月24日に発表された、東京オリンピックの公式エンブレム。
ベルギー在住のグラフィックデザイナー、オリビエ・ドビ氏は、インターネットの交流サイトで、2年前にみずからが制作した、ベルギーのリエージュ劇場のロゴに驚くほど似ていると指摘しました。
ドビ氏はツイッターに、劇場のロゴがオリンピックのエンブレムに変わる動画を掲載しています。
ドビ氏は29日、NHKの電話取材に、デザインの構図も字体も似ているとしたうえで、次のように述べました。
ドビ氏は、劇場側と共に弁護士と対応を協議していることを明らかにし、法的手段の可能性を含め、検討していくとしています。
これに対し東京オリンピックの組織委員会は、エンブレムをデザインした佐野研二郎さんにも事実関係を確認したうえで、去年11月にデザインを内定してから、長い時間をかけて世界各国の商標を確認し、今回のデザインを発表したので、問題はないと理解しているとコメントしています。
東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる新しい国立競技場を巡って、政府内では、総工費を抑えるため、開閉式の屋根をはじめ、併設する設備などをできるかぎり絞り込む必要があるという意見が出ています。
一方で、競技団体からはそれぞれ要望も示されていて、秋口の整備計画の策定に向け、調整が一層活発になる見通しです。
政府は、新しい国立競技場の整備計画を、秋口ごろまでに策定する方針で、遠藤オリンピック・パラリンピック担当大臣を議長とする関係閣僚会議を設置し、作業を急いでいます。
整備計画には、総工費の上限などが盛り込まれることになっていて、政府内では、当初の計画で1300億円程度とされていたことから、この程度には費用を抑える必要があるという指摘が出ています。
その解決策として政府内では、費用がかさむ開閉式の屋根の設置は見送る必要があるという指摘のほか、当初案にあった可動式の観客席やスポーツジムなど、併設する設備などを、できるかぎり絞り込む必要があるという意見が出ています。
一方、遠藤大臣と会談した、日本陸上競技連盟の幹部が、陸上の世界選手権が開けるよう、常設の練習用のサブトラックを併設することなどを要望。
日本サッカー協会も、サッカーワールドカップの招致を見据えて、収容人数を8万人とし、観客席を覆う屋根と可動式の観客席を設けるよう申し入れました。
遠藤大臣は今後、東京都の舛添知事をはじめ、アスリートなどからも個別に意見を聞くほか、インターネットなどを通じて、広く国民から意見を公募することを検討しており、秋口の整備計画の策定に向け、調整が一層活発になる見通しです。
スポーツ、森アナウンサーです。
おはようございます。
今もお伝えした、新しい国立競技場の整備計画の見直しについてですね。
2020年の東京オリンピック組織委員会は、新しい国立競技場の整備計画の見直しが発表されてから初めて、IOCの理事会で整備計画について報告しました。
IOC理事会の会場に入る、組織委員会の森喜朗会長。
今月17日に、安倍総理大臣が新国立競技場の整備計画の見直しを発表してから初めて、見直しを含めた整備計画を報告しました。
一部から今後に向けた懸念が示されたものの、理事たちに計画は了承されたということです。
IOCのバッハ会長も、一定の理解を示したうえで、次のように述べました。
また理事会では、28競技のうち、会場が決まっていないサッカーと自転車について、サッカーの会場は来年のリオデジャネイロオリンピックのあとに、そして自転車については、ことし9月に開く会議で結論が出る予定であることが確認されました。
次は水泳の世界選手権ですね。
29日、シンクロナイズドスイミングソロのフリールーティンに、乾友紀子選手が出場しました。
乾はここまで2種目で銅メダルを獲得し、ソロのフリールーティンに臨みました。
プログラムのテーマは、ほうおう。
いい足ですね。
一つ一つが見事に…。
オリンピック種目ではありませんが、情感の込もった全力の演技で、5位に入りました。
乾選手、ソロのフリールーティンでは5位でしたけれども、ここまで乾選手が出場したデュエットとチームのテクニカルルーティンでは銅メダルを獲得していますので、来年のリオデジャネイロオリンピックでのメダル獲得に期待が高まります。
ここまでスポーツをお伝えしました。
続いて世界が注目!ネット動画のコーナー、合原アナウンサーです。
おはようございます。
けさは日常生活の中で見つけた、不思議な植物の動画です。
愛知県の公園で咲いていたつつじ。
よく見ると。
あっ、こんな所に咲いてるんですね。
そうなんです。
名付けて、ど根性つつじです。
びっくりしますよね。
お次は広島県。
10年ほど前、工場の裏に植えられたばらが、ことしも花を咲かせました。
見上げると。
あっ、屋根に咲いてますね。
工場の壁の隙間に茎が入り込み、7メートル上の屋根で、花を咲かせたんです。
こちらは超ど根性ばら。
ここまで伸びていくもんなんですね。
そうなんですね。
専門家によりますと、光を目指して、2、3年かけて育ったのではないかとのことでした。
すごい。
続いて神奈川県から。
道に落ちているこれ、なんだか分かりますか?
誰かお弁当から落としましたよね、たこ形ウインナー。
正解!ではありません。
実は。
何?
これ、ざくろの花なんです。
最近、ネットでたこのウインナーに似ていると、話題になっているんです。
本当、そっくりですね。
最後は大阪から。
農家のお手伝いで、じゃがいもの収穫をしています。
この日は200キロのじゃがいもが取れました。
文字まで作れちゃう。
その中に珍しい形のじゃがいもを発見。
これ、ハート形ですよね。
そうなんです。
10年以上、じゃがいもを作っていて初めてだそうです。
確かにハート形ですよね。
ちなみに、食べたんですか?これ。
まだ食べていないそうです。
大切に今もとっていて、今度収穫したみんなで一口ずつ食べて、幸せを分けようと話しているそうです。
飾って、このままとっておきたいくらいですけど、食べたら幸せがもらえるかも。
食べたら幸せがもらえるかもしれません。
私たちも欲しいですね。
欲しいですね。
以上、世界が注目!ネット動画のコーナーでした。
続いて気象情報、平井さんです。
おはようございます。
全国の気象情報です。
きょうは内陸や山沿いでは、局地的に激しい雷雨になりそうです。
落雷や川の急な増水などにご注意ください。
それでは雷の起こりやすさを表します、発雷確率を見ていきましょう。
正午から動かしますと、色の付いた所が雷が特に起こりやすい地域でして、このように近畿から関東にかけて、内陸部では雷雲が発達しやすいでしょう。
局地的には雷を伴って、激しい雨の降ることも予想されます。
それでは、雨の予想を見ていきましょう。
まず午前中です。
午前中は、北海道、それに北陸、山陰地方で雨となりそうです。
さらに午後です。
関東甲信地方や東北地方でも、雨の所がありそうです。
さらに夜です。
夜も関東甲信地方、内陸、山沿い、雨で雷を伴って、激しく降ることが予想されます。
雲の動きを見ていきましょう。
動かしますと、きのうは東北の北部や九州の北部、梅雨明けの発表がありました。
これですべての地域で梅雨が明けたことになりますが、まだ大気の状態は安定しません。
なぜかというと、高気圧、勢力が西日本に偏っていまして、きょうは安定して晴れるのは沖縄や九州、四国です。
高気圧の東側、雲がところどころありまして、蒸し暑い空気がありますので、局地的には雷を伴った激しい雨が降りそうです。
それではきょうの全国の天気をお伝えしましょう。
北海道から松江にかけては、局地的には1時間に30ミリ以上、激しい雷雨となる所がある見通しです。
それでは予想最高気温です。
きのうと同じか、きのうよりも2度から3度高い所がほとんどです。
広い範囲で30度を超えるでしょう。
盛岡、そして名古屋から九州にかけてところどころ35度以上、猛暑日の予想です。
あすからの天気です。
初めに札幌から東京にかけてです。
東北地方から関東にかけて、梅雨が明けても、まだしばらく、山沿いを中心に、日曜日ごろまでは局地的に雷雨がありそうです。
市場開放に慎重だったカナダが、柔軟な姿勢を取り始めたことで、交渉全体を加速することにつながるのか、協議の行方に注目が集まります。
神奈川県にある厚木基地の騒音を巡る裁判で、2審の判決が言い渡されます。
住宅街の中にある厚木基地。
周辺の住民たちはアメリカ海軍と海上自衛隊の飛行による激しい騒音で健康に被害を受けていると訴えています。
1審は基地の騒音を巡る裁判で初めて、自衛隊機の夜間と早朝の飛行差し止めを命じていて、2審の判断が注目されます。
安全保障関連法案に関する礒崎総理大臣補佐官の発言を巡り、野党側が参議院の特別委員会に礒崎氏を参考人として招致するよう求めているのに対し、与党側は応じられないとしながらも、法案審議の日程協議に影響が及びかねないという懸念もあり、対応を模索することにしています。
2015/07/30(木) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]

大詰めのTPP閣僚会合は2日目。日米、そして各国協議は進むか?▼厚木基地訴訟は、きょう2審判決。米軍機と自衛隊機の飛行差し止めを求める住民の思いとは。

詳細情報
番組内容
大詰めのTPP閣僚会合は2日目。日米、そして各国協議は進むか?コメ、バター、知的財産は?▼厚木基地訴訟は、きょう2審判決。米軍機と自衛隊機の飛行差し止めを求める住民の思いとは▼外国人観光客の急増で宿泊施設の不足が深刻に。注目されているのが一般家庭の空き部屋などを提供する“民泊”。しかし、法律に違反しているケースも。外国人観光客が増え続けることが予想されるなか、宿泊施設をどう確保していけばいいのか。
出演者
【キャスター】阿部渉,和久田麻由子,【スポーツキャスター】森花子

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