世界自然遺産の知床で、人が乗ったレンタカーにヒグマが足をかけ、のしかかる姿が撮影されました。
前足でレンタカーを揺らす、体長1、5メートルほどのヒグマ。この写真は、自然ガイドの若月識さんが、今月26日の午後斜里町のウトロ地区で、車の中から撮影しました。若月さんの前に停まっていたレンタカーが、親子のヒグマを見物していて、さらに横づけするまで近づいたところ、母グマがレンタカーを3度揺らしたということです。知床財団は、「非常に危険 クマに遭遇したら車を止めずに、速やかに移動して下さい」と注意を呼びかけています。