こんにちは。
２０２０年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムが、ベルギーにある劇場のロゴに似ていると指摘されていることについて、劇場のロゴのデザイナーは、ＦＮＮの取材に対して、今後、法的な手段を取る可能性もあると語りました。
ベルギーのグラフィックデザイナー、オリビエ・ドビさんは、ベルギー東部リエージュにある劇場のロゴをデザインして、おととしから正式に使われています。
先週発表された東京オリンピックのエンブレムのデザインが、自分のものと似ているということは、友人から知らされたといいます。
街の人の反応はさまざまです。
一方、ＩＯＣ・国際オリンピック委員会の広報責任者は、先ほど、今回の指摘については問題視していないという考えを示しました。
長野県の北アルプスの屏風岩と呼ばれる絶壁で、きのう、クライミングをしていた男性２人のうち１人が滑落し、宙づりになりました。
２人は崖で一夜を明かし、けさ１人が救助されました。
一夜を明かした人と思われますが、救助隊によって今、ロープで引き上げられて、救助されています。
救助が行われているのは、北アルプスの屏風岩と呼ばれる絶壁です。
警察によりますと、きのう午前９時ごろ、東京都と埼玉県の６０代の男性２人が、クライミング中、１人がバランスを崩して滑落、宙づりになりました。
ロープでつながったもう１人も身動きが取れず、携帯電話で救助を求めました。
２人はほぼ垂直の崖で一夜を明かし、警察はけさ８時ごろ、１人をヘリで救助し、病院に搬送しました。
現在、滑落した残る１人の救助を試みているということです。
厚木基地の周辺住民が騒音被害を訴えた裁判の控訴審判決で、東京高等裁判所は、１審に続いて、自衛隊機の夜間と早朝の飛行差し止めを命じました。
自衛隊機差し止め、勝訴です。
自衛隊の差し止め、勝訴です。
神奈川県の厚木基地の周辺住民およそ７０００人が、アメリカ軍と自衛隊機の航空機による騒音被害を訴えた裁判では、１審が夜間と早朝の自衛隊機の飛行を原則差し止め、およそ７０億円を賠償するよう国に命じていました。
きょうの判決で東京高裁は、２０１７年にアメリカ軍の空母艦載機が岩国基地に移転するまで騒音が続く。
住民の睡眠を妨害するもので、到底軽視できないとして、来年の末まで自衛隊機の飛行差し止めを命じ、賠償額も来年末までの将来分を含むおよそ９４億円に増額しました。
ハワイで開かれている、ＴＰＰ・環太平洋経済連携協定を巡る閣僚会合は、２日目を迎えました。
これまでの交渉で、アメリカが日本から輸入している日本産牛肉で設定している、低い関税の枠を拡大する方向で協議が進んでいます。
かなりわれわれの要望が実現しつつある過程にあると思います。
日米２国間では、日本産牛肉で関税を低くする枠を増やすほか、１４年程度での関税撤廃も検討されているということです。
現在、アメリカが日本産牛肉にかけている関税は、年間２００トンまでは１キロ当たり４．４セントと低くなっていて、和食ブームで和牛の需要が高まる中、低関税枠の拡大で、輸出増が期待されます。
一方、日本が輸入するバターや脱脂粉乳については、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドを対象に、低関税の枠を設ける方針ですが、ニュージーランドが非常に大幅な枠拡大を求めていて、協議が難航しています。
その協議で、最大の焦点である、コメを巡る交渉が最終局面を迎えています。
国内の農家が反発する中、われわれの食卓にはどんな影響があるんでしょうか。
家族連れでにぎわうバーベキュー会場。
主役はやっぱり、牛肉。
国産は高いから、おいしいんだけど、ついつい安い外国産にしてしまいますね。
子どもに食べさすのは、もう絶対国産です。
海外から輸入される牛肉には、現在、３８．５％の関税がかけられていますが、日米協議では、段階的に９％前後に下げる方向で調整が進められています。
一方、最大の焦点は日本人の主食であるコメ。
主食用のコメの輸入枠を７万トンから１０万トン設ける方向で、調整されていると見られます。
やっぱり日本のお米のほうが、全然おいしいです。
おいしいですね、アメリカのおコメも、意外と。
こんなになんといいますか、しっかりとしたおコメが出来ているとは思いませんでした。
２０１３年の国産米の平均価格は、１キロ当たり２４６円だったのに対して、輸入されたアメリカ産の米は、１７４円と、３割ほど安く取り引きされています。
消費量は年間８万トンも減っていると、そういう中でさらにですね、輸入を増やすということは、価格の下げ圧力が強まりますので、もう農家の存続問題になってくると。
こうした中、国内外でのシェア拡大をねらうコメ農家も。
お客様がどのように外国から輸入される農産物を受け止めていくか。
差別化して生き残っていく道を今、模索してます。
東京・調布市の住宅地に小型機が墜落して、３人が死亡した事故で、小型機が離陸前に、エンジンを最大出力に近い状態にする、試運転をしていなかった可能性が高いことが分かりました。
国土交通省などによると、小型機のパイロットは、離陸前にブレーキをかけながらエンジンを最大出力にする試運転を行うことになっていますが、墜落した小型機は、試運転を行わずに離陸した可能性が高いことが分かりました。
国交省などは、エンジンに異変が起きた可能性が高いと見て調べていますが、事故機が本来、離陸直後に格納すべき車輪を格納しないまま飛行していたことについても、パイロットが対応に追われたために、車輪の格納作業ができなかったものと見て、関連を調べています。
続いては、戦後７０年企画です。
北方領土問題の解決に向けて、交流を深めようと、ビザなし交流が始まってから２０年余りが経過しました。
その交流事業の今と、かつて島に住んでいた８０歳の男性の思いを取材しました。
あー、見える、見える。
あれが爺爺岳です。
年に数日しか見えないという爺爺岳。
興奮を隠しきれないのは、大塚誠之助さん８０歳。
国後島で１０歳まで過ごした元島民です。
国後島を含む北方四島は、終戦直後から７０年にわたって、ロシアによる実効支配が続いています。
現在、北海道札幌市内で暮らす大塚さん。
敗戦前の１９４４年に撮影された写真には、国後島で暮らす少年時代の大塚さんの姿がありました。
１９０１年生まれの親も、ウェンナイで生まれています。
水産加工、缶詰工場ですね。
島を追われたおよそ１万７０００人の島民も、いまや６割が他界し、平均年齢は現在８１歳。
高齢化が進む中、大塚さんは当時の様子を語り継ぐため、訪問事業団に参加したのです。
根室を出港してから国後の古釜布まではおよそ３時間。
目と鼻の先にその島はありました。
国後島に上陸後、まず向かったのは郷土史博物館です。
どうぞ、こちらです。
これがわが家です。
あっ、これが家だったんですか。
博物館には大塚さんのかつての自宅の写真も展示されていました。
島での過去の生活に思いをはせる参加者たち。
ロシア人の方は今、自分の土地だと思ってるけど、大塚さんから見るとやはり、ここが自分のふるさとなんだなと考えられていらっしゃったのかなと思うと、なんかちょっと、複雑な心境ですね。
ロシア政府によると、今、北方領土にはおよそ１万６８００人のロシア人が暮らしているといいます。
今の島の様子は。
色丹島の港から住宅街へ続く道、未舗装で、このような大きな岩も転がっています。
ところどころ、穴も開き、がたがたです。
色丹島の道路の大半は砂利道。
地震で崩れた家屋もそのままで、インフラ整備は不十分です。
絶対に武力による解決というのは、かえって事を大きくしてしまうというような、問題解決につながらないというようなね。
元島民がですね、一人でも多く生きている間に、やっぱりこの問題を解決してもらいたいと。
島の元住民の高齢化が進む一方で、ロシア政府は、今後１０年間の開発計画を承認し、メドベージェフ首相も３度目の訪問の意向を示しています。
両国の溝は小さくありません。
では続いてワールドトピックス。
大胆な窃盗の一部始終をカメラが捉えていました。
携帯電話でしゃべりながら、子ども用のおもちゃに乗る男。
しばらくうろうろしたあと、人影のない通路をどんどん進んでいきます。
下の階に客の姿はあるものの、誰にも気付かれないまま、外に出てしまいました。
これは、ベラルーシの首都ミンスクで、５月に撮影された映像で、警察はこの映像をもとに捜査を続け、今月になって男を逮捕しました。
男は、容疑を認めているものの、
女子サッカーのなでしこリーグに所属するスぺランツァＦＣ大阪高槻の運営会社が、リーグとして初めて経営破たんの危機に直面し資金の援助を求める会見を開きました。
大阪府高槻市に本拠地があるスぺランツァＦＣ大阪高槻は、現在なでしこリーグ１部に所属していて、元日本代表の丸山桂里奈選手などが在籍しています。
しかし、収入の大半を占めるスポンサー収入が激減して資金が底をつき、監督やプロ契約を結んでいる選手などへの給与が未払いとなっています。
スぺランツァは募金や新規のスポンサー獲得で３０００万円を集めたいとしています。
ことし９月までに資金が集まらなければ、スペランツァはなでしこリーグ初の経営破たんとなる恐れがあります。
京都市内で高級車のタイヤなどを盗んだとして男４人が逮捕されました。
そのうち３人は、逮捕される前にひったくり事件の解決に貢献したとして、警察から表彰されていました。
京都市の会社員木村淳志容疑者
（２０）ら４人は、ことし、下京区や伏見区で車のタイヤやホイールおよそ６６万円相当を盗んだ疑いで逮捕されました。
このうち、伏見区で窃盗に及んだとされる４月、４人のうち木村容疑者ら３人は、同じ伏見区内で起きたひったくり事件の犯人逮捕に協力し、警察から感謝状を贈られていました。
４人は自らの窃盗について「遊ぶ金が欲しくてほかにもタイヤを２００本ほど盗んだ」などと話していて、警察が余罪を追及しています。
きのう夜大阪市東住吉区の住宅で火事があり、この家に住む男性が死亡しました。
きのう午後９時半ごろ大阪市東住吉区にある２階建ての木造住宅で「煙が出ている」と通行人の女性から通報がありました。
消防が駆けつけ火はおよそ２０分後に消し止められましたが一階のリビングおよそ１０平方メートルが焼けました。
この火事で、この家に一人で住む山岡正美さん
（６５）が病院に運ばれましたがまもなく死亡が確認されました。
警察と消防は出火の原因を調べています。
2015/07/30(木) 11:30〜11:55
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