こんにちは。
きょうのラインナップです。
先週発表された２０２０年東京オリンピックのエンブレムについて、ベルギーのデザイナーが、みずからの作品と似ていると主張していることが分かりました。
こちらがベルギーのリエージュ劇場です。
このロゴのデザイナーは、東京オリンピックのエンブレムが、みずからの作品に似ていると主張しています。
東京オリンピックのエンブレムは、アートディレクターの佐野研二郎さんが手がけたものですが、ベルギー東部、リエージュにある劇場のロゴをデザインしたオリビエ・ドゥビさんは、自分の作品に似ていると主張。
自身のツイッターなどに、２つのデザインを並べた画像を載せ、びっくりしたとコメントしています。
ロゴは、劇場を意味するテアトルの頭文字、Ｔと、リエージュのＬを元にデザインしたということで、ドゥビさんは今後、劇場側と共に、法的措置を取る方針です。
日本の組織委員会側の反応です。
佐野さんが考えられて、またその周りも、恐らくその商標に関して、問題がないように進めてきたと思いますので、すばらしいデザインだと思いますので、まあ、見守りたいと思います。
マレーシアで行われているＩＯＣ・国際オリンピック委員会の総会に出席している、室伏広治理事は、今のところ、問題ないとの認識を示しました。
今回、応募された１０４件の中から、デザインを選定した組織委員会は、東京２０２０エンブレムについては、発表前に、国内外における商標調査を経ており、問題はないと理解しておりますとコメントしています。
ＴＰＰ・環太平洋経済連携協定の交渉で、日本から輸出する陶磁器について、関税の撤廃を求めて調整を行っていることが、関係者への取材で明らかになりました。
アメリカ・ハワイから中継です。
反町さん。
こちらマウイです。
閣僚会合は２日目となりましたが、およそ２時間前に、全体会合が急きょ始まり、今回のＴＰＰ交渉で最も難しい課題とされている、知的財産について、話し合われました。
今回を最後の閣僚会合にできるよう、各大臣と、しっかりと議論をしていきたいと思ってます。
１２か国による閣僚の全体会合は、およそ２時間前に行われました。
特に知的財産の分野で、新しく開発された薬のデータを何年保護するかで、１０年程度を主張するアメリカと、５年以下を主張する新興国との間でまだ開きがあり、交渉関係者によりますと、あすの全体会合で、方向性が見えるかどうかが焦点だということです。
一方、関税についての交渉で、日本政府は、日本からＴＰＰ参加国へ輸出する陶磁器について、関税撤廃を求めており、調整が行われていることが、関係者への取材で分かりました。
日本が誇る地場産業が、海外に進出しやすくすることがねらいで、日本政府としても、攻めの交渉を行いたい考えです。
以上、マウイからでした。
インド洋にあるフランス領レユニオン島の海岸で、航空機の一部と見られる物体が見つかりました。
去年、消息を絶った、マレーシア航空機のものであるという見方もあります。
航空機の一部と見られる物体が見つかったのは、インド洋に浮かぶフランス領のレユニオン島です。
フランスメディアなどによりますと、物体は長さおよそ２メートルで、海岸を清掃中だった住民らが発見しました。
この物体が、去年消息を絶ち、インド洋に墜落したと見られるマレーシア航空３７０便のものとの見方も出ていることから、マレーシア政府は現地に調査団を派遣したということです。
マレーシア航空３７０便は去年３月、マレーシアから中国に向かう途中、乗客・乗員２３９人を乗せたまま消息を絶っていて、マレーシア航空は、発見された物体について、確認中としています。
安全保障関連法案を審議する参議院の特別委員会です。
安倍総理大臣は徴兵制について、明確な憲法違反で、導入は全くありえないと説明しました。
中継です。
矢岡さん。
野党側は、集団的自衛権の行使容認と同じように、徴兵制についても憲法解釈を変えれば可能になるのではないかと、繰り返し指摘していますが、安倍総理はこれを明確に否定しました。
徴兵制は、憲法第１８条が禁止をする、意に反する苦役に該当します。
明確な憲法違反であり、徴兵制の導入は全くありえない。
総理大臣が代わって、また政権が代わっても、徴兵制の導入はありえないわけでありまして、子どもさん、お子さんたちも含めて、子どもたちが兵隊に取られるという徴兵制が敷かれることは、断じてないということは明快に申し上げておきたいと思います。
また、安倍総理は、集団的自衛権を一部容認するから、徴兵制に日本はなっていくという指摘があるが、全く間違いだ。
国際的にも全く非常識だと説明しました。
一方、民主党の広田議員は法案を巡って、法的安定性は関係ないなどと発言した礒崎総理補佐官について、更迭すべきではないかと総理に迫りました。
これに対し、安倍総理は、疑念を持たれる発言は慎み、しっかりと職務に取り組まなければならないなどとして、応じませんでした。
以上、中継でした。
自衛隊とアメリカ軍が共同使用する、神奈川県厚木基地の、騒音被害を巡る裁判で、東京高裁は１審に続き、夜間と早朝の自衛隊機の飛行差し止めを命じる判決を言い渡しました。
この裁判は、厚木基地の周辺住民およそ７０００人が騒音被害を受けているとして、自衛隊機と米軍機の飛行差し止めなどを求めているものです。
去年、１審の横浜地裁は、自衛隊機の夜間と早朝の飛行差し止めを命じる、初めての判決を言い渡していました。
きょう、２審の東京高裁は、住民の睡眠妨害は相当深刻だとして、１審に続き、やむをえない緊急性がある場合を除き、自衛隊機の飛行を午後１０時から午前６時まで差し止めるよう命じました。
また将来の騒音被害に対する賠償も含め、およそ９４億円の支払いを国に命じました。
一方、米軍機については、差し止めを認めませんでした。
東京・調布市で、８人が死傷した小型機の墜落事故の続報です。
事故現場では、きょうも引き続き、現場検証が行われています。
墜落した小型機が事故の４日前、燃料を満タンにしていたことが、機体を管理する日本エアロテック社への取材で分かりました。
川村機長が燃料を満タンにしたと報告し、その後、およそ４０分のテストフライトを行っていました。
事故当時は、燃料はほぼ満タンで、総重量が離陸の上限に近い状態だったと見られます。
また、捜査関係者への取材で、小型機の左の翼が墜落現場の３軒隣にある住宅のアンテナに、最初に接触していたことが分かりました。
左の翼は、2015/07/30(木) 11:30〜11:45
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