(テーマ音楽)いよいよ夏。
ゆかたを粋に着こなしてお出かけしたいと思いませんか?ゆかたの着付けは難しいものではありません。
コツをつかめば…この夏ゆかたデビューしたいあなたへ。
今回は男性の着方の続きです。
前回はゆかたを着ました。
今回は帯結びです。
一般的な角帯で簡単に結べる「貝の口」をご紹介します。
ゆかたで男性が締める角帯です。
片方の端を「手」反対の端を「たれ」と呼びます。
それでは角帯を締めます。
今持ってますのが手先です。
この細く折った所の50cmの位置を体の中心にあててまず1回巻きます。
手先を上に上げて1回巻きます。
締めながら後ろへまわっていきましょうか。
そして最初の帯に沿わせながら帯を巻いていきます。
もう一回ここで締めます。
帯が大変長いのでもう一回巻きたいと思います。
帯を…手を伸ばしたところで長い分を内側に折り込みます。
そして手先を下に下ろしてその上に重ねます。
重ねましたら手先にたれを引っ掛けて結びます。
手先を斜めに折り上げましてそしてその中にたれを掛けて…。
しっかり結んでおきましょう。
貝の口の出来上がりです。
貝の口が結べたら結び目を後ろにまわします。
右手で帯の上左手で下を持ち右まわりにまわします。
結び目が後ろに来たら形を整えます。
これで帯結びもできました。
結び目は体の中心より少し左側に置くと後ろ姿がすっきりします。
男性の着付けはこれで完了。
ポイントが分かれば簡単でしょ。
男性の帯結びには角帯の他に兵児帯があります。
これは体にグルグル巻いてちょう結びにして頂くというとても簡単なものです。
この場合も結び目は体の中心にあるよりはどちらかに少しずらした方が粋ですね。
ゆかたで起きる着崩れ。
コツさえつかめば簡単に直せます。
えりが乱れた時は…帯が上がったら左右の親指を帯の上の端に差し入れ両脇までしごいてからグッと下げれば戻りますよ。
安心してゆかたを楽しんで下さい。
2015/07/29(水) 21:55〜22:00
NHKEテレ1大阪
まる得マガジン はじめてでも安心!ゆかたのすっきり着付け術(七)男性の帯結び[字]
「ゆかたで夏を楽しもう!」着物・礼法研究家の安田多賀子さんが「ゆかたをすっきり着付けるポイント」を伝授。男性の続きで「角帯」を「貝の口」に結び着付け完了。
詳細情報
番組内容
「にっぽんの夏」といえば「ゆかた」。今年こそ、自分で着付けてさっそうとお出かけしたいあなたへ、「すっきり着付けるポイント」を着物・礼法研究家の安田多賀子さんが、女性、男性、それに、たたみ方まで伝授。第六回と第七回は、男性の着方。今回は、「角帯」を「貝の口」に結ぶ。結び目を、背中の中心から少しずらすと、格好良い。これで、男性の着付けも完了。
出演者
【講師】着物・礼法研究家…安田多賀子,【出演】太田あすか,安田圭吾,【語り】一柳亜矢子
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – ファッション
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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