1未来広告ジャパン!「あたたかい土地と寒い土地」 2015.07.29


(カノ)あ〜寒い寒い寒い。
今日は冷えるねえ。
(キラト)せんぱい今回のテーマは何ですかね。
(局長)おはよう。
プロジェクトメンバーのしょ君。
局長。
(2人)おはようございます。
今回作ってもらうCMのテーマを発表する。
日本には「あたたかい土地」「寒い土地」があり人々のくらしにもその土地の気候に合わせた工ふうがあるんだ。
それを調さしてもらいたい。
あたたかい土地と…。
寒い土地か。
そうだ。
でもその前に局長クイズ!今までの記録で…日本一標高の高い富士山のちょう上。
雪がたくさんふる新潟県。
いちばん北にある北海道。
さあどれだ?え〜…。
富士山でしょう。
富士山の標高って3,000メートル以上あるからちょう上は寒いよ〜。
いや〜でも日本のいちばん北のほうが寒いと思うから北海道。
どうだろうなあ。
正かいは…北海道でした。
イエ〜イ!ではミツキ君。
例のデータをたのむ。
はい局長。
気象ちょうによると1902年1月25日旭川市で最低気温氷点下41度が観そくされました。
北海道は好きだけど寒すぎるのはかんべんごめんでぼくイケメン!
(2人)寒い…。
せんぱい。
旭川の近くにこんな町がありましたよ。
どれどれ…。
「輝け雪のまち宣言」雪と共存してまちづくり?雪でまちづくり?どういうことだ?おもしろそうじゃないですか。
北の国調べてきます。
キラッとリポート!
北海道沼田町にやって来ました。
気温は3度。
3月なのにたくさん雪が残っています。
雪雪雪です。
だけど歩いていくとあちこちにショベルカー。
こんなにたくさんの雪じゃじょ雪がたいへんだ
雪かきをしている人を発見!
こんにちは。
ああこんにちは。
今何をされてるんですか?いねのなえを作るためにいっぱい雪があったんですけどショベルでどかしてもらったの。
春を前にお米づくりのじゅんび。
今はまだ雪で真っ白だけど雪がとけると辺り一面たんぼになります。
沼田町は米づくりがさかんな所です。
こんなにたくさんの雪とどうつきあっているのでしょうか?目についたのは屋根の形です。
への字になっています。
長いほうの屋根の下を見ると…
(植木)雪がこっちにダ〜ッといっぱい落ちてもいいんですよ。
空き地に雪が落ちていました。
長いほうの屋根の下にたくさん雪が落ちるようせっ計されているんです。
町にはへの字がいっぱいです。
この町ではたくさんの雪をうまく利用しています
雪の中の米?
実はこのしせつ4万人の人が1年間に食べる量2,500トンの米がほぞんできる倉庫です
となりの部屋に行ってみると…
(伊藤)この下にも雪が8メートル。
えっこの下にですか!?
雪の部屋だったのです。
3階建ての高さに積まれた雪で暑くなってもお米がおいしいままほぞんできる5度にたもちます
電気代がかからないすぐれものです
なるほど。
雪をクーラーのように使うのか。
雪を生かすちえは昔からあったらしいですよ。
例えば冬の間に雪の下にキャベツやだいこんをほぞんしておくんです。
こうするとちょうどいい温度で長くほぞんできるんです。
(カノ)うまそうだなあ。
北国のくらしだいぶわかってきたな。
はい。
じゃあ南の国はどうなんだ?寒いのをがまんすることもないしおれはあたたかい土地のほうがいいなあ。
そういいことばかりでもないわよ。
えっ?どういうことですか?台風は知ってるわよね?これは日本のいちばん南にある沖縄県に台風が近づいてきた時の雲の様子よ。
沖縄は台風がひんぱんに来るためにくらしもそのえいきょうを受けるのよ。
沖縄は台風の通り道といわれ1年間で平きん7つの台風がせっ近します。
台風のいきおいが強く人が立っていられないほどの風がふきます。
このはげしい雨や風によって大きなひ害が出ることがあるのです。
(カノ)これはきびしいなあ。
沖縄の生活はこのさとうのようにあまくはないんだなあ。
(ミツキ)ちょっと待って!
(カノ)えっ?そのさとうを手がかりにすれば沖縄のくらしが見えてくるわよ。
さとうが?じゃあぼく行ってきます。
キラッとリポート!パートツー。
北海道に行ったばかりなのに沖縄に来ちゃいました。
気温は26度。
3月はもう海開きです。
最高!さとうをヒントに向かったのは畑です
こんにちは〜。
こんにちは。
これはさとうきび。
さとうの原料です。
さとうきびはしゅうかくまでに1年以上かかります
これすってみな。
あまい!あまいでしょ。
わたがしみたいな味がします。
あまみが?はい。
そのさとうきびは台風が来るとどうなってしまうんですか?
台風に負けないさとうきび。
沖縄の農家の7わりがさいばいしています
台風がたくさん通る沖縄の家にはどんな工ふうがあるのかな?
あっ…。
赤っぽいかわらの家。
これは沖縄に昔からある家です。
沖縄の伝とう的なくらしにくわしい上勢頭さんに話を聞きました
石垣も台風の強い風はこれでふせいでてき当ないい風が入ってくるような高さになってる。
家の周りをぐるりと囲んでいるのが石垣です。
屋根にも注目。
低くつくられています。
石垣をこえた強い風は低い屋根に当たって上へぬけていくようになっているのです
さらに家の周りには防風林がつくられ台風の強い風をふせぎます
こうした伝とう的な沖縄の家に代わって強い風でもだいじょうぶなコンクリートの家がふえてきたそうです
同じ時期に行って北と南ではこんなにちがうなんて日本は思ったより広いんですね。
そうだなあ。
うん。
今回の取材で見えてきたキーワードは北海道は「雪」。
沖縄は「台風」。
これをもとにCMにまとめるぞ!はい。
雪を生かすくらしがある
台風に負けない工ふうがある。
日本には自然とむきあい豊かに生きる人たちがいる
ジャパン!う〜ん。
沖縄も北海道も工ふうがいっぱいだね。
ぼくも見に行きたくなっちゃった。
チケット取りましょう。
うん。
どちらに?わ〜…食べ物のおいしいほう!よろしくね〜。
えっ!?どっちですか?2015/07/29(水) 09:20〜09:30
NHKEテレ1大阪
未来広告ジャパン!「あたたかい土地と寒い土地」[解][字]

「日本の国土と産業」を学ぶ小学5年社会科番組。日本の未来を考える「ジャパン広告社」の取材現場やCM制作を通して、日本の産業や自然環境、社会のなりたちを探る。

詳細情報
番組内容
舞台は、日本の未来を考える広告を手がける「ジャパン広告社」。その取材の過程での発見や、取材結果をCMの形にまとめていく様子から、日本社会が特徴的な自然環境やさまざまな人々の活動によって形づくられていることを知っていく。今回のテーマは「あたたかい土地と寒い土地」。雪が多い北海道や、台風が多い沖縄の人々のくらしを見て、それぞれの気候や風土に適応した営みがあることを知る。
出演者
【出演】狩野英孝,若山耀人,遠藤三貴,芋洗坂係長

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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