こんにちは @narumi です。
暑い日はビールに餃子ですよね。餃子といえば王将とか満州とかによく行きますが、今日はなかでも大好きな餃子屋さんを紹介したいと思います。たまに猛烈に行きたくなる個性的なお店なんです。
なんと最初の1回しか注文できないドS仕様。
高田馬場の老舗「餃子荘ムロ」
JRおよび西武線の高田馬場駅の『戸山口』(知らない人も多そうなまったく目立たない方の出口)を降るとすぐの路地にある。自販機と一体化した店構えが「餃子荘ムロ」です。
餃子の種類は「ふつう」「カレー」「にんにく(玉入り)」「紅(唐辛子入り)」「チーズ(エダムチーズ入り)」「ラーチャン」の6種類。かなり面白いラインアップで、どれにしようかなと考えるところですが、さっきも言ったとおり、ここは注文は最初の1回のみ!
飲み物は何度でも追加オーダーOKという不思議な制度だ。
こんなふうに紙に書く。1回しか提出できないとなると気合が入る。餃子は「にんにく」「カレー」「紅」の3つを選択。そしておつまみ的に「ネギみそ」や「レバニラ炒め」あたりを添えてみた。
おやつみたいな春巻きが最高
飲み物はやっぱりビール。このボトルのザ・プレミアム・モルツいいですよね。そしてネギみそはお通しでついてきたので、オーダーからは消しておきますね、とのことだった。
しゃきしゃきのネギに甘みのある味噌。これがビールによく合います。
ここのレバニラ炒めは、レバーが細切り。もやしとニラがぱりっとテカっとしていてとても美味しい。
毎回いろいろなものを注文するぞと思いつつ、レバニラはいつも食べている。
春巻き。めちゃくちゃ香ばしい匂い。これもファーストオーダーに必ず入れておかないといけない。
これを使ってね、と言われる。たしかにお箸だとつるつると滑ってしまう。
おやつっぽさが出ていいですね。皮がさくさく、なかはとてもジューシーで最高。なんというか、餃子への期待が高まる春巻きです。
これを片手にいくらでもビール飲めちゃう。でもこの春巻き、追加で注文できない一期一会感がまた味をいっそう引き立たせるのです。
これは「バクト」というやつで、要はモツ煮ですかね。あさりが売り切れとのことで急遽登板してきました。
スプーンでがんがんいただく。ちょっと小ぶりのモツが面白い食感です。ご飯にかけたくなってしまう味。
つくりたての餃子、カレー味が超うまい
ようやく餃子がきたー! 3種類が同じお皿に乗っかってるので、どれがどれだかまったくわからない(笑)
大きさは一口餃子なサイズ。これならいくらでも食べられるとついつい考えてしまいますが、もうオーダーできない悲しさ。餃子はちょっと強気にいってみてもいいかもしれませんね。
皮はもちもち。食べるまでなんだかわからないけど、にんにくも紅も美味しかった。にんにくは「玉入り」とあったので、餃子1つに1カケ入ってるのかなと思ったのですが、そこまで強烈な感じではなく、にんにく風味がするなーというくらいでした。紅もめちゃくちゃ辛いってわけじゃないので、辛いもの苦手な人でもいけるかも。
注文が入ってから、ひとつひとつ皮で餡を包む。できたて、そして焼きたての餃子は最高にうまい。
実は一番のお気に入りはカレー。毎回必ず「やっぱりカレーいいなあ…」としみじみと感じる味なんですね。しかし食べやすいサイズなので、一瞬で消えていく餃子。
この「まだ全然食べられるんだけど!」っていうところでお店を出る状況、考えられますか? 餃子を追加できないんですよ?
だからまた行きたくなる。今度はチーズを注文するぞと決意しながら、やっぱり同じくカレー中心にオーダーを組み立てる自分が想像できます。
美味しい料理はついつい食べ過ぎてしまうのが悩みだ……なんていう人には完璧にマッチするお店です。高田馬場にお立ち寄りの際はぜひ。
著者:narumi(@narumi)
元記者・NAVERまとまーの過去を持つブロガー。
ブログ「Blog @narumi」では主に渋谷周辺の美味しいお店について書くことが多い。頻繁に行く餃子屋さんは「餃子の満州」という所沢出身者。