マウイ島〈米ハワイ州〉=五十嵐大介
2015年7月30日09時28分
米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)は29日、景気てこ入れのために2008年から続けているゼロ金利政策を維持することを決めた。声明では、米国経済は「緩やかに拡大している」として、前回6月の会合の表現を維持。焦点の利上げの時期については明確な言及はなかった。
FRBが重視する雇用環境は「底堅い就業者の増加と失業率の低下で、改善が続いている」と評価。インフレ率は、原油安やドル高による輸入品の価格低下で当面は低くなるものの、中期的には目標の「年2%」に近づくとの見方を維持した。
イエレン議長は7月の議会証言で、利上げの時期について、景気回復が想定通りに進めば「年内のいずれかの時期が適当」との見方を示している。FOMCは9、10、12月に会合を開くが、市場では、早ければイエレン氏の記者会見がある9月の会合で利上げに踏み切るとみられている。(マウイ島〈米ハワイ州〉=五十嵐大介)
おすすめコンテンツ
PR比べてお得!