2015年7月30日13時30分
礒崎陽輔首相補佐官は30日、安全保障関連法案について「法的安定性は関係ない」と述べた26日の発言について、自身のツイッターで釈明した。「私の発言により御迷惑をお掛けしています」とした上で、「法的安定性を否定したものではなく、自衛権は必要最小限度の範囲にとどまるべきだという基準により法的安定性は保たれている」と述べた。
礒崎氏は26日の講演で「考えないといけないのは、我が国を守るために必要な措置かどうかで、法的安定性は関係ない」と発言。その真意についてツイッターで「その(自衛権の)具体的内容は、国際情勢の変化に伴い、その範囲内で変化するものであることを言ったもの」と説明した。
この日の参院特別委に先立つ理事会で、野党は礒崎氏の参考人招致を求めたが、与党は応じず、引き続き協議することになった。安倍晋三首相は特別委の質疑で、礒崎氏に対し電話で注意したことを明らかにした。
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