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【千葉】

満蒙開拓団…歴史を学ぶ 市原であすからパネル展

松永実男さん

写真

 旧満州(中国東北部)へ国策で送られた満蒙(まんもう)開拓団のパネル展が三十一日、市原市五井中央西二の五井会館で始まる。来月二日まで。期間中の八月一日、満蒙開拓青少年義勇軍に入って十五歳で満州へ渡り、旧ソ連との戦闘やシベリア抑留も経験した市川市の松永実男さん(89)が講演する。

 パネル展は、今年で二十四回目となる「市原平和のつどい」(同実行委主催)の特別展として開かれる。つどいでは、「原爆の絵」や、広島と長崎の写真などの展示、千葉空襲など戦争体験の紙芝居、戦争関連の映像上映がある。

 開拓団は一九三一年の満州事変以降、全国から約二十七万人が送り込まれた。千葉県からも千百十一人が入植した記録が残る。事務局の鳰川静(におかわしずか)さん(68)は「中国侵略の原点である満蒙開拓団の史実から、戦後七十年を考えたい」と語る。

 説明や写真などパネル約五十枚を展示。松永さんの講演は一日午後二時から。翌二日午後二時半からは松永さんら戦争体験者の座談会もある。残留孤児を描いた映画「乳泉村の子」も一日一回上映する。

 つどいは午前十時〜午後七時(最終日は午後六時)。入場無料。問い合わせは、鳰川さん=電090(4725)5582=へ。 (服部利崇)

 

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