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【安保法案・ヒゲ隊長質疑詳報(5)完】「リスク負う自衛官に名誉を!」 

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【安保法案・ヒゲ隊長質疑詳報(5)完】
「リスク負う自衛官に名誉を!」 

参院平和安全法制特別委員会で、質問する自民党の佐藤正久氏=28日午前、国会・参院第1委員会室(斎藤良雄撮影)

 首相「今までの非戦闘地域という区分の仕方は、武力行使と一体化しないという憲法の要請による概念だ。イラクのサマーワでも非戦闘地域という指定をした。半年間にわたり、自衛隊がいる間は戦闘が行われない地域だという考え方だったが、実は、その期間でも実際に危険なところもあれば、ずっとそうでないところもある。つまり『現に戦闘が行われていない現場』、例えば2週間、自衛隊がそこで活動するなら、そこは2週間は戦闘現場にならないという判断をする方がより現実的だという整理をしたところだ」

 佐藤氏「例えばイラクで航空自衛隊が輸送支援をした。Aというクウェートの空港からBというイラクの空港までは空自が運ぶ。そこから先は米国が自分の兵站部隊でC、D、Eという地域に運ぶ。一般論から言って、それぞれの部隊の責任地域が重なることはない。指揮統制の問題があるので責任区域を明確に区切る。あるポイントから自分の現場までは自分の部隊が運ぶ。これは自衛隊が日本有事の作戦で行う場合も同じだ。『兵站だから危ない』というのはあまりにも乱暴な議論だ。実施区域をどこに設定するかが大事なポイントで、実施区域を戦闘が行われる現場のすぐ近くで行うように言うのは乱暴だ。実施区域の設定の考え方について答弁を」

 中谷氏「実施区域は防衛大臣が円滑かつ安全に活動しうる場所を指定するとなっている。実際、自衛隊が活動を実施する区域の指定にあたっては、今現在、戦闘行為が行われていないというだけではなくて、自衛隊が現実に活動を行う期間について戦闘行為がないと見込まれる場所を指定するということであり、攻撃を受けない安全な場所で活動を行うことについては、いわゆる非戦闘地域等の概念を設けていた従来と変更はないが、どこが違うかというと、常にその場所を確認して安全な区域であるかどうかを判断して区域を指定するというところで、より厳密に安全に対する配慮がされるというところだ」

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