2015年7月29日22時39分
大阪府の松井一郎知事(大阪維新の会幹事長)は29日、府と大阪市、堺市の首長と議員計30人でつくる「大阪戦略調整会議」(大阪会議)を「何も決まらない。二重行政の解消には制度を変えなければいけない」と批判し、廃案になった大阪都構想を再び掲げる可能性について言及した。
府庁で記者団の取材に答えた。時期は「今すぐ住民投票にかけるのは傲慢(ごうまん)。まずは大阪会議を見てということ」とする一方で、「4年後の統一地方選になればあり得る」とも述べた。
大阪会議の委員でもある自民府議は「大阪会議で成果を出すことに全力を注ぐべきだ。会議を軽視していると受け止められても仕方がない」と反発している。
残り:196文字/本文:491文字
おすすめコンテンツ
PR比べてお得!