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地下通路の大量漏水は給水管腐食が原因 大阪7月29日 20時17分
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29日朝、大阪市営地下鉄の西梅田駅の地下通路で天井から大量の水が漏れ、一時通行止めになりました。50年前に設置された鉄製の給水管が腐食して穴が空いたのが原因で、大阪市交通局はほかの駅の給水管についても、水漏れのおそれがないか点検を検討することにしています。
29日午前8時ごろ、大阪市営地下鉄四つ橋線の西梅田駅の地下通路で天井から水が漏れていると大阪市交通局に連絡がありました。
駅員が水漏れを防ぐ対応を取りましたが、水の量が多く、午前9時すぎに、この通路を通行止めにし、利用客には3時間近くにわたって、地上に迂回してもらう措置を取りました。地下鉄の運行には影響はありませんでした。
大阪市交通局が原因を調査した結果、通路の上を通っていた清掃用の水を引く鉄製の給水管の側面が腐食し、縦横およそ1センチほどの穴が空いていて、そこから水が漏れていたことが分かりました。
この給水管は、ちょうど50年前の昭和40年、西梅田駅が建設された際に設置され、平成7年に異常がないことを確認して以降、点検は行っていなかったということです。
大阪市交通局が管理する123の地下鉄の駅のうち、建設から50年以上たっている駅は御堂筋線や四つ橋線などの30の駅に上り、大阪市交通局は、ほかの駅の給水管についても、水漏れが発生するおそれがないか点検を検討することにしています。
駅員が水漏れを防ぐ対応を取りましたが、水の量が多く、午前9時すぎに、この通路を通行止めにし、利用客には3時間近くにわたって、地上に迂回してもらう措置を取りました。地下鉄の運行には影響はありませんでした。
大阪市交通局が原因を調査した結果、通路の上を通っていた清掃用の水を引く鉄製の給水管の側面が腐食し、縦横およそ1センチほどの穴が空いていて、そこから水が漏れていたことが分かりました。
この給水管は、ちょうど50年前の昭和40年、西梅田駅が建設された際に設置され、平成7年に異常がないことを確認して以降、点検は行っていなかったということです。
大阪市交通局が管理する123の地下鉄の駅のうち、建設から50年以上たっている駅は御堂筋線や四つ橋線などの30の駅に上り、大阪市交通局は、ほかの駅の給水管についても、水漏れが発生するおそれがないか点検を検討することにしています。