>  >  > ほっしゃん炎上と「在日認定」

ほっしゃん。がネトウヨの「在日」攻撃に怒って逆に「差別主義者」と炎上!「在日認定」への正しい対処とは?

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2015.07.29
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吉本興業株式会社公式HP 芸人プロフィールより


 ほっしゃん。から改名したお笑い芸人の星田英利が炎上している。発端は7月22日、ツイッターでこうつぶやいたことだった。

「のほほんと生きてる俺みたいなバカの戯言としては、国のリーダーならば何のごまかしもなく、『遥かに危険度は増す。死ぬかもしれん。でも、国のために、国民のために、皆さんの貴重な命をかけてくれ!』って頭を下げるのが現場の方々に対する最低限の礼儀やと思う」

 安保法制で国民の危険が高くなるのかをのらりくらりとかわす安倍政権へのもっともな批判だが、これに対しネトウヨがこう噛み付いたのだ。

「危険度は増さない。安全策の為の法案だ。在日吉本が嘘で若い人々を先導するな!!」

 そう。連中の常套手段である“在日認定”というヤツだ。ところが、星田はこれに怒り、ネトウヨとの応酬となっていく。

星「在日吉本って?真面目に言うとる? マネージャー経由で弁護士に連絡したよ。よろしく」
ネ「それは言論封殺の脅迫のつもりか? 事実でしょう」
星「違うよ。訴えるわ。」
ネ「立派な脅しだよ。何を訴えるのか?」 

 さらにやりとりは続くのだが、これに対し、ネット上では「在日」に反応したとして星田を「差別主義者」と批判する声が巻き起こり、炎上する騒ぎになったのだ。一部のニュースサイトでも「壮大なブーメラン」など星田を揶揄する記事が掲載された。

 しかし、今回の事態の本質はそんなことではないはずだ。確かに星田の反応は感情的で稚拙だったし、ただのネットユーザーに「弁護士に連絡」「訴えるわ」などという言葉を口にするのもどうかと思う。

この記事に関する本・雑誌

「在日特権」の虚構 増補版: ネット空間が生み出したヘイト・スピーチ

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