先ほど、全国町村会館での記者会見が終わりました。今日付で、ふるさとスマホ株式会社を立ち上げ、その会社の社長になりましたが、私からは、こんな挨拶をしました。
●
本日お忙しい中、お集まり頂き感謝いたします。本日付で、ふるさとスマホ株式会社の社長に就任いたしました樋渡啓祐です。
私たちの会社は、スマートフォン「TONE」を活用して、高齢者サポート・健康増進など、市民生活に直結した地方創生を実現することを目的としています。
現在地方は、超高齢化の進展、独居高齢者の増加、医療費の増加など、これらの解決無くして地方、いや、日本の存続はあり得ません。
ふるすまでは、これらの切実な問題を、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社のグループ会社が提供するスマートフォン「TONE」を中心としたテクノロジーと、5,431万人が利用する共通ポイントサービスTポイントとの連携をもとに解決を図り、さらに地域活性化、地方創生につながる事業を推進していきます。
私自身、武雄市長職を9年近く務めてきましたが、この間に、高齢者の居場所確認、安否確認、防災情報、健康ポイントなどの提供を行うために、スマホ事業を行うべく、様々な交渉を行っていましたが、あの当時は、スマホの機能がまだ弱く、また、通信料も高く、一般の自治体が手を出すにはかなりのハードルがありました。現在、このような問題がほぼ解決されたと判断したことから、この事業の取組を行うことにしました。
今後、新たな公共財であるスマホを活用して、自治体の皆さんのお力を頂きながら、地方創生の一助になるべく、行動していきたいと考えております。
CCCとは、武雄市図書館との連携で証明したとおり、CCCはこの日本で最も、地方のことを知り、地方のこれからを企画できる会社であります。こうやって、再度、CCCと連携ができ、その結果、地方にお住まいの皆さんに幸せを届けることができることはこの上もない喜びであります。
また、全国の有志自治体で組織された「自治体スマホ連絡協議会」と連携し、地域の様々な課題の共有、実証実験などを企画・実施、これらで得た知見をもとに、種々の事業の企画・推進を行う予定でおります。
本日、お越し頂いた南砺市長、奈良市長、東大阪市長、鞍手町長さんを発起人として、少なくとも70自治体から成る自治体スマホ連絡協議会を発足させ、年内に第1回協議会総会が開催されることになればありがたいと考えております。
今日発足したばかりの会社でありますが、皆さんのご指導、ご鞭撻をお願い申し上げて、私の挨拶といたします。
●