挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
Free World Frontier 作者:シバケン

パリィの村

9/74

冒険7km

銀狐さんが狩りに行くそうです。
 昼食を食べた後少ししてまたログインすると、運営からメッセージが来ていた。

「<ケンタウロスの隠れ里>が発見されました。使用可能種族にケンタウロスが追加されます。既にプレイ中のプレイヤーも<転成>によって種族が変更できます。」

 なんだこれ?
 ケンタウロス?
 転成?
 よく分からないが、隠れ里を発見すると変更出来る種族が増えるようだ。
 というかケンタウロスって、人間と骨格が全然違うけど動けるのか?
 まぁ、今の所は関係ないので気にせず狩りに出かけよう。
 今日は新しい獲物を求めて南の森へいってみよう。





「ウォーターボール!」

 詠唱時間の後、発射されたのはバレーボールぐらいの大きさの水球。
 ウォーターショットよりはゆっくりとしかし、いきなり避けるのには難しいぐらいの微妙なスピードで飛んでいく。
 狙いはいつも通りウサギ。
 避けるまもなくあたったウォーターボールは大きくはじけてウサギを吹き飛ばす。

「おお、ウォーターショットに比べるとだいぶ威力が強いみたいだ。でも、ウサギに使うのはもったいなかったかな?」

 ウォーターショットと比べるとMP消費値は2倍も違うのだ。流石にウォーターショットで倒せるウサギに使うにはもったいない。
 剥ぎ取りながらも<狩人の眼>で次の獲物を探すのだが、近くにはいないようだ。剥ぎ取りの結果はいつも通りの肉だった。
 ちなみにこのウサギの前にも5匹ぐらい狩っていたらレベルが上がっていたので紹介する。

 スキル<狩人の眼>がレベルアップしました。

 スキル<発見>がレベルアップしました。

 スキル<水魔法入門>がレベルアップしました。

 青鷹を狩ったときにかなり沢山の経験値が入ったみたいで結構レベルが上がった。
 でも、まだプレイヤーレベルが2のままなのが少し不安だ。レベリングするなら青鷹をもっと楽に狩れる方法を見つけないとね。
 そんなことを考えつつ歩いていると<狩人の眼>が採取ポイントを発見した。最近こうやって採取ポイントを見つけるのだが、<発見>で見ると有効なアイテムがないことが多く少しがっかりする。たぶん、他のプレイヤーに先を越されているのだろう。
 今回も先を越されているだろうと半ば諦めつつ近付いていくと、<発見>が有効なアイテムがあると幾つかマーキングしてくれる。
 久しぶりに何かアイテムが採取できると喜んで採取した。

<ニガヨモギ>×3
<空蔦>×2

 採取したことある物だったが久しぶりの採取だったのでうれしい。
 このまま新しい獲物を見つけるぞ!と張り切って先を進むことにする。





 あれから、もう少しだけウサギを狩っていたらとうとう念願の新しい獲物を見つけた。
 40mほど先にいるのは短い角が生えた鹿だった。
 残念なことにもう少し近付いて確実に矢を当てたいのだが、すでにこちらに感づき始めている。
 ここで、音を出すと気付かれる危険性があるので、アーツは使わず自分の力だけで当てるしかない。
 ギリギリとか細い音を立てながら弓を引く。番えてある矢は<初心者の矢>だ。

 ペンッといつも通り気の抜けた弓音を出しながら矢を放つ。
 弓音で鹿に気付かれたが、軽い弓音のわりに鋭く飛ぶ矢からは逃げられずその首元へと突き刺さる。
 衝撃でその体が軽く浮かび、地面に倒れる。
 ヒットしたのを確認すると俺は獲物に向けて走り出した。
 近付いてみると、鹿は血の泡を口から出しながら絶命しているようだ。意外と大きい。実際の鹿を見たことないが、これは大物であると見える。
 さて、お楽しみの剥ぎ取りタイムといきますか。


<短角鹿の肉>

 重量1、レア度1、品質D+

 ショートホーンディアーの肉。量も多く味もいいので人気の一品。

<短角鹿の角>

 重量0、レア度1、品質D+

 ショートホーンディアーの角。短いがかなり硬いので色々な道具に利用される。

<短角鹿の皮>

 重量2、レア度2、品質D+

 ショートホーンディアーの皮。厚く丈夫なため服や防具に使われる。


 おお、色々と新しい素材が手にはいった。
 特に皮なんかは新しい防具の材料になりそうだし、角もなんとなくだけど矢に使えそうな形状をしているし不意打ちとはいえ倒しやすい。これは良い獲物になりそうだ。
 とりあえず日が昇る午後6時まで狩りを続けよう。
 そんな時、新しいアナウンスが着ているのに気が付いた。視界の隅っこのほうにアイコンが出るので気が付きにくい。もっと自己主張してもいいのよ?

 スキル<弓入門>のレベルが上がりました。

 スキル<狩人の眼>のレベルが上がりました。

 スキル<発見>のレベルが上がりました。

 プレイヤーレベルが上がりました。LPの分配ができます。

 条件を満たしたためスキル<隠密行動入門><暗殺入門>が取得可能になりました。

 おぅ、新しい情報が来すぎてよく分からないことになってる。
 とりあえずLPの分配からやっていこう。


 ステータス
 HP :62   →66
 MP :70   →72
 SP :34   →38
 STR:10〈2〉 →12
 SIZ:7
 DEX:20
 VIT:7
 INT:11 <1> →12
 AGI:14
 MND:12
 LUK:6
 LP :3 〈-3〉→0


 とりあえずSTRとINTをあげておいた。STRは素材の加工で必要そうだったから、INTは最近魔法を使い出したから上げてみたのだ。どっちもあげて損はないだろうしミスしてもOKだろう。
 とりあえず次の新しく覚えたスキルだが、何かしらの行動を起こすとスキルが新しく手に入るようだ。今のところは空スロットがないため保留だが、効果ぐらいは確かめてみよう。


<隠密行動入門>

 パッシブスキル。隠密行動性効率に微量の補正

<暗殺入門>

 パッシブスキル。相手が気付いてない場合、ダメージに微量ボーナス。

 うん、今までの俺のプレイングで取れたわけだ。
 取っておいたら、狩が楽になりそうだな。
ネーム〈銀狐〉Lv.3
 種族 〈エルフ〉
 ジョブ〈弓使い Lv.3〉
 ステータス
 HP :60/66
 MP :40/72
 SP :34/38
 STR:12
 SIZ:7
 DEX:20
 VIT:7
 INT:12
 AGI:14
 MND:12
 LUK:6
 LP :0
 スキル
〈弓入門 Lv.4〉〈狩人の眼 Lv.6〉〈木工見習いLv.2〉〈簡易調理Lv.1〉〈水属性入門Lv.2〉〈発見 Lv.3〉
 武器
 メイン:<初心者の弓><初心者の矢×2><石の矢×5>
 サブ :<初心者のナイフ>
 防具
 頭:<無し>
 体:<初心者の革鎧>
 腕:<初心者のレザーアームガード>
 手:<無し>
 足:<初心者のレザーグリーブ>
 靴:<初心者の革靴>
 装飾品
 無し
 その他
 〈初心者の鍋〉〈初心者の鑢〉〈初心者のグリーンポーション〉
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

Ads by i-mobile

↑ページトップへ