韓国と福島の青少年が相互訪問へ 関係改善目指す

【ソウル聯合ニュース】韓日国交正常化50年を記念し、韓国と日本の福島の青少年が相互訪問するイベントが今月から実施される。福島と韓国をつなぐ日本のNPO法人「ふくかんねっと」が主催した。

 韓国の中学生から大学生までの170人(通訳など含む)は今月29日から来月7日まで、福島のほか、東京や日光などを訪問。大学などで日本人学生と交流するほか、福島では「わらじまつり」に参加する。訪日期間中、韓国と日本の歌手によるステージや韓国料理を楽しむイベントも開かれるという。

 日本の青少年100人(同)は9月18~24日までソウルと韓国南西部の全羅北道・全州を訪問する。全州では韓屋村の見学や学校訪問、伝統芸術体験などを行う予定。

 「ふくかんねっと」のちょん・ひょんしる理事長は「光復(日本による植民地支配からの解放)70年、太平洋戦争終戦70年、韓日国交正常化50年という意味深い年に両国青少年の友情と情熱が冷え込んだ韓日関係を和らげることを願っている」と期待を寄せる。

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