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(内容を追加しました)
[東京 24日 ロイター] - 甘利明経済再生相は24日の閣議後会見で、財政健全化に向けて今後3年の「集中改革期間」で構造改革をすべて完了させたいと語った。それ以降は、「自動的に毎年の予算の無駄が省ける構造になることを期待する」とし、効率的な財政運営ができる仕組みが必要と強調した。
甘利再生相は同日の閣議で、「経済・財政再生計画」の取り組みを促すことを目的とした事務次官会議を開催することを報告。内閣府の西村康稔副大臣と財務省の宮下一郎副大臣に加え、全省庁の事務次官が出席する。1回目の会議は同日午後1時から、首相官邸で開催される。
また、28日からハワイで開催される環太平洋連携協定(TPP)の閣僚会合を前に、参加12カ国は「これが最後という気持ちで臨まないと、何回やっても交渉はまとまらない」とし、合意に向けた意気込みを示した。
日本経済新聞の英フィナンシャル・タイムズ(FT)買収については、「国際社会に日本の経済事情が正確に発信できることは喜ばしい」と語った。 (梅川崇)
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