JR渋谷駅:改良工事 埼京線ホーム、山手線の隣に移設

毎日新聞 2015年07月14日 20時01分

 JR東日本は14日、渋谷駅改良工事計画を発表した。同じ駅構内で山手線との乗り換えに徒歩で6分前後もかかる埼京線ホームを、山手線ホームの隣まで約350メートル移動する。東横線ホーム地下化などで不便になったと指摘される渋谷駅を本格的に改良する。

 JRによると、埼京線は1996年の同駅乗り入れ時、国道246号南側の貨物駅跡地にホームが作られ、渋谷の中心街から離れている。計画では、埼京線の線路を旧東横線ホーム跡に順次移し、2020年春までに上下線の間に新ホームを新設する。山手線ホーム拡幅や自由通路整備などもあわせた総事業費は約750億円。27年までに、銀座線とは同じ階で乗り換え可能とするほか、副都心・半蔵門両線などへの通路も拡幅し、わかりやすい構造に改修する。【本多健】

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