張本勲氏が日本社会を痛烈に批判「今は他人の悪口を言う時代」

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26日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)で、野球評論家の張本勲氏が、現代社会を痛烈に批判する場面があった。

この日のスポーツコーナーでは、現在、激戦が繰り広げられている「第86回都市対抗野球大会」の模様を報じた。

都市対抗野球では、各チームごとに趣向を凝らした応援合戦も見どころのひとつとなっている。張本氏はVTR明け、「派手な応援合戦もいいけども」と前置きした上で、エール交換を評価していることを明かした。張本氏も現地観戦に訪れていたようだ。

張本氏はエール交換に「俺も一生懸命応援するから、君たちも応援してやってくれ」という精神性があるのだとして「この国の象徴なんですよ」と評価していた。

さらに張本氏は「今は文句と人の悪口ばっかりを言う時代になったから」と日本社会を批判した上で、そうしたエールを目の当たりにするたびに「我に返る」という。張本氏はエールを見るたびに「俺も社会人としてこの国のために(尽くす)」という気持ちになるのだそうだ。

張本氏はなおも、戦国武将の上杉謙信が武田信玄に塩を送った逸話をもちだし、「そんな民族はこの国にしかいないよ。謙虚でね相手に迷惑をかけないというような」などとまくしたてた。

こうした張本の熱弁を聞いていた司会の関口宏だったが、興味がなかったのか「そうですか」と返すのみで、同日ゲスト出演していた元プロ野球選手の清水直行氏に即座に話を振っていた。

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