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MLB、子供の野球離れ対策に本腰

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MLB、子供の野球離れ対策に本腰

 1月に米大リーグ(MLB)の新コミッショナーに就任したロブ・マンフレッド氏は、青少年の野球参加を最優先課題に掲げている。子供を取り込むことはどんな球団事務所も用いる決まり文句の一つだが、マンフレッド氏は資金面でもこれを後押しする意向だ。

 14日、MLBは少年野球の質向上とプレー環境の整備のため、今後3年で3000万ドル(約37億1900万円)を投じるプログラムを導入することで選手組合と合意に達したと発表。これは以前より大幅な投資だという。

ファンの79%は経験者

 こうした取り組みへの背景には、米国で野球が子供たちの娯楽としての地位を失いつつあるという現状がある。米スポーツ・アンド・フィットネス産業協会(SFIA)のデータによると、6~12歳の野球人口は2007年以降で544万人から434万人に減少した。

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