(鳴き声)仲むつまじい夫婦の姿。
一度結婚すれば生涯伴侶を変える事がない渡り鳥がいます。
その名はアホウドリ。
名前は有名ですよね。
実は現在生息しているのは…その上彼らの大半が火山噴火の可能性が高い危険な島で子どもを育てているんです。
こんな状況に置かれたアホウドリを救おうと世界初となるプロジェクトが動き出しました。
それが…人の手で安全な場所に移住させ新たな繁殖地を作る。
8年にわたるこの壮大な計画に密着しました。
繁殖地に選ばれた…やって来たのは羽毛も生えかわっていない10羽のヒナたちです。
アホウドリには育った場所に戻る習性があるといわれているためかわいそうですが親元から離さなければなりませんでした。
ここからはスタッフがヒナを育てます。
手探りの日々が続きました。
うわ〜逃げます。
う〜怖い。
あっ吐く吐く。
あ〜吐いちゃう吐いちゃう。
最初は餌をあげるのにも苦労したスタッフたち。
それでも試行錯誤を重ねていくうちにアホウドリの事がだんだんと分かってきました。
3か月後。
巣立ちの時です。
スタッフが育てたヒナ。
どうですこのりりしい姿。
右足には赤い足輪がつけられ全てのヒナが見分けられるようになっています。
さあ彼らはうまく飛ぶ事ができるんでしょうか。
飛べるよ!頑張れ!あっ行った!行った〜!お〜!自分の翼で空を舞い見事巣立っていきました。
知っているんだねやっぱ飛び方はね。
よかった!ちゃんと海鳥で。
更なる成長を遂げ再び故郷に戻ってくるのは早くても3年後になります。
向かう先は食べ物が豊富なアラスカ沖のベーリング海です。
そこは1,000万羽を超える鳥たちが集まる世界。
果たしてあのアホウドリと出会えるのでしょうか。
あら?見覚えのあるものが映りましたね。
スタッフたちがつけた赤い足輪です。
アホウドリはこの大自然の中でたくましく生き抜いていました。
よかった。
そして2011年2月。
小笠原の聟島に一羽のオスが降り立ちました。
右足についているのは3年前に聟島から巣立った証しでした。
あの10羽のうちの一羽が故郷に帰ってきたのです。
びっくりしましたよ何か。
「マジで!?」って思って。
いや本当にちょっと…。
更にこのオスはしっかりと結婚相手も見つけていました。
やがて彼らの間に生まれる卵。
さあ歴史的瞬間が近づいてきましたよ。
アホウドリの命の営みとそれを長い間支えてきたスタッフたち。
8年に及ぶ驚きと感動に満ちた物語です。
2015/07/25(土) 09:55〜10:00
NHK総合1・神戸
Nスペ5min.「小笠原の海にはばたけ〜アホウドリ移住計画〜」[字]
多忙な人向けにNHKスペシャルを5分に凝縮。特別天然記念物アホウドリ。噴火による絶滅から守ろうと、安全な島にヒナを移住させ、新たな繁殖地を作る計画が進んでいる。
詳細情報
番組内容
多くの視聴者から高い評価を得ているNHKスペシャルを多忙な人向けに番組の魅力を5分に凝縮。日本でしか繁殖しない希少な渡り鳥アホウドリ。いま前代未聞の計画が進んでいる。火山島の伊豆諸島・鳥島から、安全な小笠原の聟(むこ)島へヒナを引越しさせ人の手で飼育。そこに新たな繁殖地を作ろうというものだ。悪戦苦闘の末、ついに2世誕生が確認された。人とアホウドリの挑戦を8年にわたり密着。波乱万丈の命のドラマを描く
ジャンル :
ニュース/報道 – その他
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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