赤ちゃんとみられる４人の遺体見つかる 愛媛

7月20日 17時39分

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愛媛県八幡浜市の住宅で、今月１４日に生後まもない女の赤ちゃんの遺体が見つかり、２０日、さらに４人の赤ちゃんとみられる遺体が見つかりました。警察は死体遺棄の疑いで逮捕した女が「自分が出産した」と供述していることから、いきさつを詳しく調べています。

今月１４日、愛媛県八幡浜市の住宅の押し入れで、ナイロン袋に入った生後まもない女の赤ちゃんの遺体が見つかり、この家に住む無職の若林映美容疑者（３４）が死体遺棄の疑いで逮捕されました。
警察の調べに対し、若林容疑者は、遺体は自分が出産した子どもだと供述したうえで、「ほかにも出産した子どもを遺棄した」と供述したことから、警察が２０日、現場を詳しく調べたところ、新たに赤ちゃんとみられる性別不明の４人の遺体が見つかりました。４人の遺体は、それぞれナイロン袋に入れられて物置に放置され、いずれも死亡してからかなりの年月がたっているとみられるということです。
警察によりますと、若林容疑者は、はじめに見つかった１人を含む５人の赤ちゃんについて、一部殺害をほのめかす供述をしているということです。若林容疑者は、父親と弟、それに自分の長男と４人で暮らしていたということで、警察は家族からも事情を聞いて、いきさつを調べるとともに、殺人の疑いもあるとみて捜査を進めています。