きょうの白浜町は、朝から雨が降り続き午前10時の気温が22.5度と大暑とは思えない陽気ですが、アドベンチャーワールドは、少しでも元気に夏を過ごして欲しいとしています。
(黒柳)さて今日のお客様は4回目のご出演です。
人生のそれぞれ節々においでいただいております。
去年はまた色々ご本人もびっくりするようなことが色々起こったんですけど。
仁成さん今日のお客様です。
音楽家で芥川賞作家でいらっしゃいます。
まああの…最初に来ていただいたのは18年前のことなんですけどまた色々お話伺わせていただきます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
最初に出ていただいたあと芝居を見に来ていただいたりしてからファクス友になりそのあとメル友になりというふうで…。
しばらくご無沙汰でしたけどこの間またメールいただいたりなんかして。
お元気で何よりで。
ありがとうございます。
元気なのか何かわかりませんけども。
波瀾万丈すぎて。
でもすごい…去年ですかね?一番波瀾万丈。
そうでしたね。
ね。
何事が起こったのかと思いましたよ私。
もう全然わかんないまま起こってそれからシングルファーザーになって子供と…。
今日も一緒なんです。
そうなの?ちょっと今は預けてます。
もちろんここには今いないですけど。
ちょっと見たかったなと思って。
いやいやいや。
飛んで火に入る夏の虫になってしまうので。
ちょっと…また機会があれば会っていただきたいんですけれども。
でもなんかいつも一緒なんです今は。
パリでもずっと息子さん育ててて。
今だからちょっとした旅の時も全部連れてきて見せてるんですってね色んなものをね。
もうあの事件が…事件がっていうか…あってから1年半ぐらいが経ったので子供ともつい一昨日ぐらいに過去の話もやっと全部話をして。
話したの?しました。
もう何歳になりました?小学校を卒業したんです。
あら!1週間前に。
そう。
日本だったら中学生よね今度。
そうです。
こっちでも中学生…フランスでも中学生。
9月から…。
フランスは9月からなので。
中学生になりまして。
えーと…最後の登校の日はさすがに涙が出ました。
そう。
小学校終わりだなということで。
ここまで大きくなったのかって思って。
今もうほとんどのことわかるでしょ?何でもね。
もうインターネットも全部見てるので全部読んでるし全部知ってるので。
インターネット読んで…今はね。
全然僕よりはうまいですね。
小学校…11歳なんですけどね。
だから説明も省けていいんですけど本当のことっていうわけじゃないですけど「それぞれ人生に色んなことがあるからこれは君にも知っててほしいし」っていう話をして。
「よくわかってる」…「実はよくわかってるんだよパパ」って言われて。
そう。
彼とは日本語で話してるの?日本語です。
家では日本語。
でも彼はフランスで生まれてますからネイティブとしてはフランス語のほうが全然上手ですね。
書いたりするのは大変でしょうねちょっとね。
でもやっぱり父親の言ってることはよく理解できるみたいですね。
そりゃそうでしょうよね。
そう。
でもそれにしてもあなたはもう本当に子供をよく育てようとして学校行くのにも…。
そうそう。
特にフランスなんか小学校なんか送っていかなきゃいけないんですってね。
義務があって小学校いっぱいまでは親が送り迎えをするのが義務なんです。
そうですってね。
だからそれをやるのとご飯作るのはやりました。
ご飯のおかずなんかも随分いいのを作って少し食べさせすぎって…。
そう。
太っちゃって。
これなんかすごくおいしそうだけどこれは何?これはたぶんアスパラ…。
向こうの新アスパラ…。
細いアスパラ?はいそうですね。
新しいアスパラ…。
これはイギリスの…何ですかね?エッグベネディクト?エッグベネディクト。
オランデーズソースっていってバターを溶かしながらバター…。
ポーチドエッグ…。
ポーチドエッグを作ってですね…。
水の中にポトンッと落として茹だった卵を…。
回転させたお湯の中に入れるとちょうどあれが奇麗にできるんですね。
こういうのを全部こちらがお作りになって朝から食べさせて。
それはいいんだけどよその人に「少し食べさせすぎだよ」とかって言われちゃうって?結構言われまして。
それで…。
っていうかよその人じゃなくて本人に。
「君ちょっと最近太ったね」って言うと「あのねパパがおいしいものを作るから僕はこんなになっちゃったんだよ」って言って。
あなた全然太ってないねでも。
フランスで生まれてますからね言い訳すごいんです。
うまい?言い訳がすごい。
そう。
ああ言えばこう言う?そうですね。
でもそれもまあね面白いですよね。
そういう日本人の子供でもそういう生まれたところのね色んな全体の…みんなの気質。
だから「僕はフランスで生まれたくはなかったし日本で生まれたかったし育ちたかった」ってこの間言われました。
本当?やっぱり学校は全部フランス人白人社会だしその中に入れちゃって自分だけ肌が違う。
言葉も最初は喋れませんでしたから。
学校に入る時に後ろを絶対振り返らないんですよ。
必ず送り迎えする時に…送る時に「じゃあな!」って言って「バイバイ!」って「元気で頑張れよ!」とかって言うんですけど。
ギャグとか飛ばすんですけど絶対振り返らないんですよ。
恥ずかしいのか…。
ある時彼は決意を持って学校にずっと通ってるっていうことに気が付いて。
ちょっと可哀想…。
そうなんですよ。
ちょっと…。
まあ今回離婚もあったしそのあとも振り返らなかったんですけど最後の登校…下校の日にだけ振り返ったんですよ。
知ってるんだ。
彼はそういうことをちゃんと。
門のところで振り返って「パパありがとう」って言いましたね。
泣いた?その時だけはさすがにうるっときて。
その日はずっと朝から写真を撮っていったんですよ。
家を出た時から校門に入るまでずっと後ろ姿を。
彼は鼻血を出して…こんなこと言っていいのかな?ずっと鼻にティッシュ詰めながら…。
興奮したんでしょうね。
そうなのねきっとね。
それで後ろ姿だけを撮り続けて…。
いい思い出の一枚…撮りました。
うんと大人になった時にはねこういう時があったんだっていうね…。
いいクラスメートたちに巡り会えて…。
あっそう。
友達たちにすごく励まされて。
あと彼らのお父さんお母さんが事情を知ってますから…。
そうなんですってね。
いわゆるパパ友…。
ママ友。
特にパパ友が応援してくれました。
そうですってね。
それはあなたにとっては助かったことでしょ?随分。
本当に助かり…。
あとTwitterの日本の奥様方。
その日本の奥様方のTwitterがありがたいんですって。
子供のソックスがなくなって片っぽどうしてもないんだけどもどうしてこんなことになるんだろうっていう…。
どうしても片方靴下なくなるんですよ。
それでもう…。
あと乾燥機を…から畳むのが嫌で。
そしたらもう手伝わせればいいとか同じ色の靴下集めればいいとか。
全部同じのにすれば片っぽがなくなっても同じのがあるんだからそんないちいちね違うのをはかせることもないとかとてもいいサジェスチョンね。
今そうしてます。
うちは全部そうしてます。
それがこの間ないないってずっと思ってたらリュックサックの中からドーンっと出てきたんですよ。
これはね誰がねあそこにしまったのか。
本当ミステリーで。
でもわからないこといっぱい起こるんですよね。
そう。
Twitterはやっぱり日本の奥様たちが助けてくれるので参考になるから…。
そうですってね。
やっぱり男で働きながら家のこともやるっていうのは本当に大変で。
うん。
僕はまだ自由業ですからいいけど今最近日本人のパパ…シングルファーザー友が増えてきたんですけど…。
そうなの?へえー。
そう。
みんなもっと大変ですよ。
会社なんか行ってる人はね。
会社行ってると…。
でもお母さんに預けたりとかですよね。
実母にね。
そうですね。
うちは親戚がいないのでパリには。
だから大変ですね。
パリにはね。
全部あなたが見なくちゃならない…。
あとベビーシッターさん。
3人ぐらいベビーシッターさん頼んで順番に…。
大変だよねそれだってね。
大変です。
彼と性格が合うかどうかとか色んなことね…。
大変ですね。
あるでしょうからね。
年輩の方に頼んでます。
やっぱり日本語を教えてくださる方。
うん。
僕だけじゃなくて…。
なんか余計なことも教えるんですよ。
安倍政権がこうだとか。
それで…。
フフフ…。
それで昔はこうだったとか…。
だからもう「そういうことは僕が教えるからやめてください」って言ったんですけど…。
でもそれにしてももう中学1年になるんだとすると…まあ秋からだけど随分いいですよね。
そうですね。
でもさあなたのところの息子は随分ちっちゃいのにしっかりしてるなと思ったら何だかこういう色紙のようなものに何だって?息子が書いた「人生山あり」…。
「谷あり戦争なし」っていうやつね。
どこで覚えたのか「山あり谷あり」っていう言葉を覚えてきて…「人生山あり谷あり戦争なし」って書いたんですよこれ。
それがすごいの。
「戦争なし」っていうのがね。
これ自分の自画像らしいんですけど。
でも最近また新しいのでこの間言われたのが「パパ正しい戦争は存在しない」という。
へえー。
「正しい戦争なんかはない」って。
後ろから刺されるように言われて…。
たぶん新刊の僕の新しい小説が第二次世界大戦の話で2人で世界中の戦地を旅したんでそこで戦争の話を随分したんです。
そうなの?彼が今一番恐れてるのはいつ第三次世界大戦があるの?っていうことなんですよね。
そういうこと聞くんだってね。
聞くんですね。
ちょっと変わってるんですけど…。
でもたぶん…すごく会話するんでその結果彼の中で頭の中に色んなこと広がったんでしょうね。
やっぱり「人が怒り合ったりするのはいい」と。
「でも殺し合うっていうことはどんなにあれがあってもいいことじゃないよねパパ」って言われて。
まさか11歳の子に言われると思わないですから…。
殺し合うのはよくないよねって?「正しい戦争はない」って言われたんですはっきり。
それで…それは小説に少し書かせてもらいました。
よかったね。
あのねなんか…だから僕は子供の学校に送り迎えしている後ろ姿を見て…彼は振り返らないじゃないですか校門の中に入るのに。
そうすると普通子供は父親の背中を見て生きていく…。
僕はずっとね息子の背中を見て生きてきたことになるんです。
息子の背中を見て育ってきた。
いやーあいつのおかげでね助けられたと思いますこの1年半は。
昔ファクスやり取りしてたもんでここにある字がファクスの字と同じだねって。
そう自分で書いてるから。
そうなんです。
昔ファクスきた時と全く同じだったんで…。
読みにくかったでしょ?私の。
いや読みにくいんじゃなくて読めないです。
読めないでしょ。
僕が小説家に初めてなった時に三島由紀夫さんの担当が僕の担当だったんですよ。
その大先輩の編集者の方が送られてくるファクスの字と似てるんです。
本当に?だからまあ…昔の崩し言葉…崩し字体っていうんですかね?結構慣れてるほうだと思って。
それでも…黒柳さんの字は読めない。
ごめんなさいね。
今の若い子絶対読めないですよこれ。
そうでしょ。
私だからね「私は縦書きに書いてるのをあなた横で読んでんじゃないの?」って言うんだけどそんなこと言っちゃうぐらいみんな読めないって言うからもうこの頃はね丁寧に書きます。
でもあれですよね息子さんと…離婚なすったりなんかしたそういうことについてもとにかく息子さんに全部詳しく話してるんですって?話しました。
最近ですけどね。
彼は理解はしてるんですけどやっぱり…タブーもあったんです今までは。
そうなの?これはやっぱり言っちゃいけないことなのかな…。
やっぱり彼の母親のことだったり親のことだったり…生きることだって関わってきますから。
でもだんだんわかってきてあんまり言わないというのもよくないからこんなことがあの日起こった。
パパも知らなかったし切り出された時…実は彼は横にいたんですけど。
「僕は全部見てるから知ってるよ」と言われたんですけど。
でもその間のことを…誰が悪いとかどういうことが起こったからこうなったんだとかっていうことを一切言わなかったんです。
でも初めて…戦争と同じですけど正しい戦争はないように何かこう…こういうことが起こったということの事実を隠すということはよくないなと思って。
なるほどね。
それで一応ちゃんと話をして。
そしたらもうやっぱり小学校卒業したからですかね?「わかってるよ。
ちゃんと全部わかってるよ」って言ってくれて。
やっぱり時間が解決するし誰が悪いっていうわけじゃないから…。
それであなたと一緒にいてくれるっていうんだからね。
そうですね。
そうそう。
まあいてくれるっていうか…。
いることになった?そうですね。
まあ彼が選んだんですけど。
彼が選んだの?彼が選んだんですけど。
まあ…大変ですよね。
そりゃそうですよね。
でもよかったと思います横にいてくれて。
でもあれだってね。
「パパお願いだから恋人とかつくんないで」とか言うんだって?そういう情報は入ってるんですね。
聞きましたよ。
ある日ね…ある日というか先月だと思いますけどね「パパ一つだけお願いがあるんだよ」って言って。
「恋人だけはつくんないでくれ」。
「でもねパパだってね一人でねそれはね…みんな恋をして幸せでラブラブじゃないか」と。
「パパだけお前の面倒を見てね一生一人でっていうのは絶対に…パパだとあり得ないでしょ」って言ったの。
でもね絶対に駄目だって言われて。
話をして…「いつまでだったらいい?」っていう話をして。
「一応大学ぐらい…入るぐらいまではちょっと一緒に頑張ってもらえないか」って。
でもそのあと彼は幸せを目指したいから…。
自分は有名になりたいとかそういうのないから子供2人と奥さんと幸せな家庭をつくるんで…。
彼は決めてるの?そういうふうに。
決めてるんですよ。
もう名前も決まってるんですけど。
子供2人の?名前。
1人はタロウなんですけど…よくわかりませんけど。
子供2人いて奥さんがいて。
いて。
一つ部屋をねパパの部屋を作るから…。
今の僕が住んでる部屋よりもうちょっと立派な部屋を用意するからそこに5人で暮らしてくれって言われたんですよ。
なるほど。
だからそれまでは恋人をつくらないで自分が結婚して子供が2人生まれるようなそういうことになったらそこでお部屋…。
寂しくないから一緒に暮らしてくれって。
すごいね。
でもねそれはね…「その奥さんはフランス人なの?」って聞いたら「いや何人かわからないけど」って。
「フランス人の可能性が高いとすればフランスの女の人って自己表現強いからおじいちゃんが一緒に行ったら嫌がるよ」って。
「パパは遠慮しとくわ」って言ったんですよ。
「君らの家よりも100メートルぐらい離れたところにちっちゃいアパートを借りるから何かあったらちょっと面倒を見てくれないか」って言って。
そしたら?そしたらしばらく考えて「フランスだもんねしょうがないかな」って言いました。
さて仁成さんはそうやって子供のお弁当を作ったり朝ご飯作ったり迎えに行ったりなんかしながらとにかく小説をお書きになりました。
これがまあ戦争が終わって70年ということもあって『日付変更線』という…。
そうです。
上下巻。
はい。
10年以上かかったんですって?これ書くのに。
書くのは1年…。
これ離婚の話が切り出された頃から書き始めて今年の2月ぐらいに完成してます。
だから一番子育てしながら大変な時だったんですけどこの作品に向かい合うことができたことで自分の精神状態維持できたんですね。
なんか戦争の…第二次世界大戦の話ですけどもちろん大きな人間の愛の話も入っていて。
まあ戦後70年っていうけど実は70年間戦争がなかったということでもしかしたら戦前かもしれないわけで。
そういう時代に…あの戦争は何だったのか人が人を殺すことは何かっていうことをもう一度小説家として想像してみたかったんですね。
ハワイの真珠湾攻撃のところから始まってずっと読んでいくんですけど。
時々ふっと昔に戻るとそこの下にちゃんと年号が書いてあるんでね話が絶対混乱しないようにできてるのね。
途中まで読みました。
これからも更に読もうと思いますけど。
随分あれ調べるの大変だっただろうと思ってね。
そうですね。
アメリカやハワイやイタリアやフランスやもちろん東京もそうですけど戦地になったところを息子と2人で取材して…。
息子も一緒に行ったの?行きました。
足で歩いてその現地の人たちに会って。
真珠湾攻撃で爆撃されたアリゾナの船員たちにも会いましたし。
そうなの?はい。
色んな人たちに会って。
この部隊…メインの部隊になってるのは442部隊っていう日系人の部隊なんです。
そのうち1万人はイタリアとヨーロッパで死傷。
死んだり重傷を負ってるんですよ。
その事実を日本人はあまり知らないし世界の人たちもほとんど知らないんです。
アメリカで一番勲章を持ってる部隊で。
「弾よけ」つまりアメリカ軍の前線に立って自分たちがアメリカで生きていくために忠誠心を誓って自分の親や兄弟がその国で生きやすくなるために命を捧げたもう一つの戦争がそこにあったんです。
彼らが戦後日本とアメリカをつないで日本が先進国に入る時に…アメリカの後ろ盾ありますけども日本が復興していく中で日系人の役割ってすごく大きかったんですよ。
そのことを筆の力で今…。
僕は戦争を知らない世代ですけどどんどん人が…戦争を知ってる人が亡くなっていく中で残さなきゃいけないと思って書いた作品です。
本当ね私も感心してああ今これ書くの偉いなと思ってね。
一生懸命読んでます。
ありがとうございます。
何?442のプレートっていうのがあるんだって?「442通り」というのがあるんです。
これが一番激戦地になったブリュイエールというストラスブールから車で1時間…2時間ぐらいのところにある山の麓にある町なんですけどここにドイツ軍の要塞があってここを死守するために日本…日系の部隊が投入されるんですけど。
アメリカ軍の。
もうここはいまだに銃の…銃痕の痕が町じゅうに残っていてうちの息子が探してくれるんです。
「パパここにもあったよ」「ここにもあったよ」って。
「いいかい?これは70年前に日本の血を継いだ人たちがここでドイツ軍と戦って…」って言って。
彼は今フランスの学校に行っていますから授業で第二次世界大戦の話を聞くんです。
日本がどんな戦争をしたのかドイツがどんな戦争をしたのか。
「戦争をして…僕らの先祖が戦争をして僕そのことを授業で聞いてちょっと落ち込んじゃったよ」って言うんですよ。
でもそれはね日本のことをね誇りに思いなさい。
恥をかく必要はない。
でも歴史に対してはね率直にね自分でもう戦争は二度とないほうがいいよって思う気持ちを大事にしなさいっていう話をして。
「そうなんだ」って言ってまた先生とも話して。
日本がよくやったことも先生も話してくれて。
だからそれが戦後の教育なんだよっていう話をして…。
戦後の道のりなのだよっていう話をしたりもしました。
でもああいうのが今でも残ってるっていうのすごいですよね。
すごいです。
至る所に残ってますね。
一応アメリカ兵っていうことなのかしらね。
アメリカ兵なんです。
だけどその町にアメリカ軍が私たちを救ったっていって町じゅうに写真が貼ってあるんですけど全部日系…日本人の顔なんですよ。
そうなのね…。
だからアメリカ軍…アメリカ兵自体は将校が何人か入っただけですね。
あとは全部日本人が当時いたと思いますそこに。
しかもその頃だったらもう最前線…。
最前線。
そこが陥落したことでドイツ軍はドイツに撤退するんですね。
それで戦争は終わりますから。
最後のまあ…最後その戦争を締めたのが実は日本の血を引く日系の兵士…。
そんなことを知ってる人ってあんまりいないもんね。
調べたらいっぱい出てくるんですよ。
このことをやっぱり本にしたりしなきゃいけないなと思いましたですね。
まあ芥川賞作家でいらっしゃるしたくさん小説書いていらっしゃるんだけどもこれほどまあなんていうかしらね…たくさん…どれも精魂傾けて書いていらっしゃるでしょうけどこれは相当…。
そうですねはい。
これは自分が小説家になって今日までの中でやっぱりこう…偉そうなことは言えないですけど代表作になれるような作品を書く…。
このタイミングだからこそ書かないと子供に対してもやっぱり顔向けできないと思って。
それがましてやフランスに住んでいらしてねそういう調べることもそういうところに行くこともそう大変じゃないところにいらっしゃるっていう…。
ちょうどその日系人っていうのはちょうど2世なんですよ。
うちの息子もフランスで生まれて2世になるわけで。
彼が今日仏で戦争があれば同じ気持ちで出兵しなきゃいけない。
彼はもしかしたら軍隊に入るかもしれないしフランス軍ありますからね。
その時どんな思いでどこの国で戦ってあんな正義感がある子をどういうふうに戦争と向き合うんだろうと思いながら…。
戦争に反対した人たちいっぱいいるんですよ。
国のことをとても愛しても戦争は嫌だっていう人はいっぱい存在するわけです。
そういうことをこの本の中では書きたかったですね。
仁成さんはよく「じんせい」さんって皆さん仰ったりもするけど「ひとなり」さんが本当は正しい読み方?はい。
本名です。
さんは今タイタンっていうところに所属していらっしゃいましてですね。
太田光さんの奥様がやっていらっしゃる会社なんですけど。
とても面白い会社で色んな…私が大好きな「ダメよ〜ダメダメ」。
これ奥さんね。
この方が社長なんでね。
何?奥様の洋服も借りたの?それ。
これね太田光さんの服なんですよ。
僕衣装を持ってないからテレビに出る時全部光さんの服なんです。
そうなの?そう。
彼はいっぱい持ってるから気にしない…わからないんですよ着てても。
内緒なんですこれ。
そうか。
奥さんがそういうの…。
こんな…おかしいね。
いやーいい人ですよ。
いい人ですよね。
才能のある人で。
それでそのタイタンの社長の光代さんのところにお入りになって。
はい。
色んなことをね。
なんていうの?面倒くさいことあるじゃないですか。
こういうところにお出になるのやなんか。
そういうのは全部奥様が?もう全部助けてもらいました。
光代さんがやってくださって。
助かりますねそれは。
恩返しをしなきゃいけないですね。
タイタンのでも…恩返しの一つでタイタンの社歌っていう…。
そうそうそう。
それが恩返し。
タイタンの音楽家だから。
僕ね校歌さえも頼まれたことないのにね「さん社歌作って」って言われて「えっ!」って…。
作りました。
タイタンの社歌作ってですね…エレキテル連合とかみんな入ってるの。
太田さん…光さんも歌って。
これ光さんが歌ってるんですここは。
このあとがいい…。
いいね。
「悲しみを笑い飛ばせ」。
「笑い飛ばせ」。
みんなコメディアンの方たちばかりなんでつらい時代だからこそ悲しみは笑い飛ばそうよっていう歌なんですね。
いい歌ですねなかなか。
ありがとうございます。
じゃあこれがタイタンの社歌ということになって…。
小さな恩返しをさせていただきました。
それまで音楽家は…こういう音楽家いなかった…あそこタイタンに。
いないと思いますね。
そうですよねうん。
お笑い…私エレキテル連合なんか大好きなんですよ。
「ダメよ〜ダメダメ」大好きなんだけど…。
ものすごく大好きなのね。
特に「ダメよ〜ダメダメ」のおじさんのほうが感心しちゃうの。
あんなにいっぱい描いちゃってるのにおじさんに見えるっていうのはね天才的だと思いますよ。
あんなに描いちゃったら普通何だかわかんなくなっちゃうでしょ?でも本当久しぶりにお会いしてね。
お元気でよかった。
ありがとうございました。
またメル友で。
はい。
頑張ります。
どうもありがとう。
頑張ってください。
いつも拝見してますよ。
どうぞ。
2015/07/23(木) 12:00〜12:30
ABCテレビ1
徹子の部屋 辻仁成[字]
〜パリで1人子育ての日々〜辻仁成さんが今日のゲストです。
詳細情報
◇ゲスト
パリ在住の芥川賞作家・辻仁成さんがゲスト。
◇番組内容
昨年離婚し、現在は1人で11歳の息子の子育てに奔走中。元々料理は好きだったという辻さんが腕によりをかけて作る食事は息子にも好評!だが、少し太らせてしまったので今は野菜が多めのメニューを心がけているという。
また、最新作は第二次世界大戦を戦った日系アメリカ兵の小説のため、ハワイやフランスなど当時の戦場を取材した辻さん。この取材旅行には息子も同行、戦争について息子と話し合う機会ができて良かったと語る。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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