(榊マリコ)おはようございまーす!ちょっとちょっとちょっと!部外者は立ち入り禁止ですよ。
京都府警から来ました榊マリコです。
京都府警?
(一ノ瀬)先輩!このように科学捜査の進歩によって今までにわからなかった犯人を特定したり犯人でないのに疑いをかけられた人たちの無罪を証明したり出来るようになったんですよ。
そして科学を進歩させていくためには普段の生活の中で「なぜなんだろう?」「どうしてなのかな?」って常に疑問を持つ事が大切ね。
皆さんもそういった疑問を感じた事があるでしょう?どうだ?疑問のある人は榊先生に質問!は〜い!はいはーい!あ〜つよし。
UFOは本当にいるんですか?え?それは絶対おるで。
俺見たもん!嘘〜!俺も火の玉やったら見た事あるな。
先生コックリさんは信じますか?この写真に写っているのは霊ですよね?
(一ノ瀬)こらこらもう…。
1人ずつ質問するように!科学なんかで説明つかへんよな。
そのほうが面白いしな。
先生怪獣って本当にいるんですか?おるわけないやん!
(児童)なんでやねん!この部屋にも1頭おるやんか!
(児童たちが口々に話す声)静かに!これはカメラのストラップが写り込んだものね。
それからUFOの9割は飛行機や人工衛星を見間違えたもの。
残りの1割は空気中のプラズマが正体。
コックリさんは無意識のうちに動く筋肉が潜在意識によって動かされただけの事。
みんなが怖がっている怪談や怪奇現象のほとんどは科学でちゃんと説明がつくの。
わかった?そこまで言わなくても…。
(校内放送)「皆さん下校の時刻になりました」小学生にはちょっと難しかったかしら。
いやまあ…。
でも助かりましたよ先輩に来てもらって。
年に1回は特別講師を呼んでるんですがなかなか見つからなくて…。
でも大学時代一ノ瀬君とそんなに話したっけ?2年間同じ法医学同好会だったじゃないですか…。
ああ!そうだったっけ?あ…ひどいな〜。
ごめん。
あっじゃあさまた授業やってあげてもいいから…ね。
あいやそんな…。
(雷鳴)あ…雨。
(奥田奈々美)朝来たら置いてあったんですこれが。
(森村茂)肉まん?
(榎戸輝男)先週はハンバーガーで…。
(小清水司)その前がたこ焼き。
よく交通事故で人が死んだ場所にお供え物のように花や食べ物置いておくでしょ?あんな感じで法医科の前に。
だけど誰がなんのために置くんですか?それがわかんないから不気味なんですよ。
そういえばこの間3つの子供を残して両親が心中した事件ありましたよね。
(榎戸)ああっ!あの子1週間も飲まず食わずで部屋に放っておかれたんだよな。
(奈々美)亡くなったご両親が息子さんを心配して…。
(小清水)1人残された息子のために何か食べ物を渡してくれと…。
そんな…。
まさか。
(雷鳴)ああああーっ!そんなバカな事あるわけないでしょ?そうだよね〜。
へへ。
怪談話するには季節外れだよ。
季節の問題じゃありません!科学捜査の最前線にいる我々がそんな非科学的な事に驚いててどうするんですか?全く小学生と同じレベルなんだから。
それじゃあマリコさんお化けとか信じないんですか?当たり前でしょう?じゃあUFOは?
(城丸準子)いい加減にしてよ。
後ろめたいからそんな事するんでしょう?
(倉橋拓也)え?大の男がね女の足もんで恥ずかしくないの?いつも喜んでるのに…。
やっぱり後ろめたいのよね?まだマリコさんに気持ちが残ってるから。
何を言い出すんだよ急に。
知ってるのよ。
マリコさんが泊まりの時いつも差し入れし続けてるの。
マリコさんもまだ気持ち残ってるんじゃないかな。
(倉橋)ふふ…まさか。
じゃなかったら私の指輪はめてみたりする?私たちしばらく距離置いたほうがいいんじゃないかな?えっ?ゆっくり考えて。
私をとるのかマリコさんをとるのか。
そんなのは考えなくたって決まってる…。
私が考えたいの。
距離を置いてじっくり。
あのさ準子…。
(携帯電話)少し考えすぎなんじゃないの?
(携帯電話)はい城丸。
え?
(吉田大輔)ご苦労さまです。
(準子)被害者の身元は?はい。
えーっと…第1発見者の事務員の方の話によりますと守衛の大橋洋次さんだと思われます。
「思われます」って何よ?まずは現場のほうに。
さあ…。
遺体はもう運ばれたんですか?
(木場俊介)あそこだ。
はっ!
(西大路恵)これじゃあ検視も何もあったもんじゃないわ。
(準子)他の部分は?燃えたとしか考えられんだろう。
そんな…。
焼身自殺事故殺人どの線も考えられるな。
火元はわかりました?
(恵)それもまだ特定出来てないわ。
ここで燃えたんなら何かに火が燃え移ってるはずですよね?確かに…。
でも他で燃えたものをこんな形のまま運んでくるのは不可能に近いわ。
いずれにせよ骨まで粉々になるなんてよほど長時間燃え続けないと無理ね。
「ハアーッ!」
(テレビの音楽)
(ドアを叩く音)
(ドアを叩く音)どなたです?
(倉橋)俺だ。
お前の元亭主だ。
(倉橋)おい開けろ。
なんの用?
(倉橋)いいから開けろって。
(解錠音)ちーっす。
何よ?こんな時間に。
いいだろ?ちょっとさ〜。
う…お酒臭い。
ダメよ。
なんだよ〜。
ちょっと…うっ。
ちょっと!人の部屋の前で何を…!
(トイレの洗浄音)ビールないのか?うちは居酒屋じゃありません。
嫌だったら帰って。
なんの用?色気ねえなあ。
これが女の一人暮らしの部屋か?だったら帰って。
そりゃああなたはきれい好きで年中掃除ばっかりしてましたよね。
無理してたんだよ。
今じゃうちだってこんなもんだよ。
フフ…準子の奴に言われちゃったよ。
まだ君に気持ちが残ってるんじゃないかってね。
それから君のほうにもまだ残ってんじゃないかって…。
そんな事あるわけないよな?そ…そうよね。
冗談じゃないわ。
全く…若い女の子の考えてる事ってのはわかんないよ。
やっぱり年が離れすぎてんのかもな…。
もしかしたらさ京都府警でこうしてまた出会ったのも何かの運命かもしれないよな?なんていうの…その…焼けぼっくいに火がついちゃったりして…。
(いびき)
(ため息)
(いびき)時間が経ち過ぎた。
拓也!
(ため息)
(お経)
(森村)しかし残ったのがひざから下だけとはねえ。
(小清水)ああ…『X‐ファイル』みてえだな。
ほら人体自然発火ってやつ。
あれかね?それこそ幽霊の仕業だったりしてな。
どうせ幽霊になるんだったら足はいらねえってか?うまいねえ。
ヘヘヘヘ…。
そうだ!地球外生命体の仕業という可能性も…。
おはようございます。
(森村)いや科学的じゃなかったねこういう話は。
榊君。
君がこの間行った小学校でね焼死体が…。
え?それがさ足しか残ってないんだよ。
火元も確認出来なくて困ってるのよ。
これ現場写真。
(小清水)西大路先生が言うには事件性は少ないんじゃないかってさ。
あの西大路先生がそう言うんですからね。
ねえ…。
だったらそうじゃないですか?おかしいな。
いつもだったらつっかかってくるのにな。
何?それ。
アロマテラピー用のロウソク。
城丸さんからもらったんです。
いい香りがしてストレス解消になるんですよ。
(奈々美)マリコさんもどうですか?
(電話)はい。
マリコさんお客さんです。
一ノ瀬君。
(奈々美)大学の後輩らしいんですけど結構いい感じなんですよね。
へえ…。
疑われてる?ええ。
あの夜どこで何してたかってしつこく聞かれて。
部屋で1人でいた事なんて証明出来ませんよね?そうよね。
あっこのせいもあるんですよ。
実験の時にビーカーを割っちゃって怪我しただけなのにやけどじゃないかって言われて。
包帯まで取って見せましたよ。
そう…。
先輩僕はねこの事件何か特別な状況の中で起こった事故だと思ってるんですよ。
特別な状況って?大橋さん血圧が高いらしくてよく薬を飲んでました。
だからあの夜突然倒れた大橋さんに何かの火が燃え移って…。
その何かの火って何?そこまでは…。
だから先輩に科学的な証明をしてもらいたいんです。
そんな事言われてもね…。
リラッ〜クス…リラッ〜クス…。
(ギター)
(ギター)
(ギター)う〜ん…!もう!
(ギター)
(自転車のベル)ごめんねー!
(児童たちのはしゃぐ声)あっ科学のおばちゃんや!おばちゃんちゃうわ!
(一ノ瀬)先輩!ねえ一ノ瀬君一つ聞きたいんだけど…。
なんでも。
守衛の大橋さんってたばこ吸う人?ええ…確か。
やっぱりそうだわ。
何かわかったんですか?人体ロウソク化現象よ。
人体ロウソク化現象…?ロウソクが燃える原理っていうのは熱で溶けたロウが芯に染みるから燃え続けるのよね?ええ。
それと同じ事が人間の体にも言えるのよ。
人間の体の脂肪をロウ衣服をロウソクの芯だと考えるとわかりやすいわね。
衣服に火がつくと熱で体の中の脂肪が溶けて衣服に染み込みゆっくりと時間をかけて燃え続けるのよ。
じゃあたばこがその火元になったってわけですね。
その可能性が高いわ。
でもそんな火で骨まで灰になりますかね?これを見て。
部屋の中は何も燃えてないのに熱に弱いプラスチック製品だけが変形している。
これは低温火災が起こった時にだけ見られる現象なの。
密閉された部屋で火災が起こり酸素量が16パーセント以下になると炎が弱まり低温でくすぶるような火に変わるの。
他に火が燃え移らずに体だけが焼けたのはそのせいね。
足だけが燃え残ったのはちょうどその時点で燃焼ガスが室内の酸素の量を上回ったためだと考えられるわ。
恐らくたばこを吸っている時に大橋さんを突然死が襲った。
そして倒れた大橋さんの衣服にたばこの火が燃え移り人体ロウソク化現象によってじわじわと燃え続け数時間後には骨まで灰になった。
(一ノ瀬)なるほど。
これは怪奇現象なんかじゃない。
かなり偶然が重なってはいるけど科学で説明のつく事故に違いないわ。
やっぱり事故だったんですね。
さすが先輩です!足だけ死体事件はこれで解決。
一ノ瀬君の疑いも晴れるわね。
はい。
先輩ありがとうございました。
助かりました!
(2人)ハハハハ…。
あっ先輩。
早く科捜研の皆さんにお知らせしたほうが…。
あっそうね!ええ。
あっ!あっ…。
先輩急いだほうが…。
そうね。
知らせてくる!ごめんねー!うわっ!あっイタッ!もうなんだよ!?
(奈々美)さすが西大路先生ですよね。
(榎戸)人体ロウソク化現象ですか。
そいつは気がつかなかったな。
(小清水)うん。
まあ確かに低温火災という事で全て説明がつきますね。
(森村)これにて一件落着だね。
急いで刑事課に連絡しないと。
まだ早いですよ。
もう一度現場の灰を分析してたばこが火元であるって事を立証しないとね。
あっそうでした。
(榎戸)なんか西大路先生ここの所長みたいですな。
まあ。
(一同の笑い声)
(奈々美)あっマリコさん。
(榎戸)遅かったね。
(小清水)今日も重役出勤ですかい?いいんじゃない?彼女ここの重役みたいなものなんでしょ?さすが西大路先生。
うまい事おっしゃる。
はいここで笑う。
(一同の笑い声)あれ?あの女…いつかロウソク垂らしてやる。
(扉が開く音)
(店員)はいいらっしゃい!よっ。
ビールね。
(店員)はいよ。
(ため息)変死体事件も解決で祝杯ですか?ん?うん。
現場の灰の中からたばこの燃えかすが発見されたそうだ。
そう。
珍しいな。
食欲ないのか?私にも心はありますから。
ハハハハ…。
ロウソク化なんたらとかいうそうだがそういう事ってそう簡単に起こる事なのか?じゃあ事故じゃないっていうんですか?それで科学的に説明がつくかもしれんがそれは単に説明がつくというだけでそれが真実であるかどうかは別の話だ。
そんな事件は…山ほどあったな。
ごく身近にも。
身近って…亡くなった奥さんの事?身近であればあるほど見えなくなる事もある。
灯台下暗しってやつだ。
(せき払い)あの事件もまだ終わっちゃいない。
え?ん?あんたの嫌いな勘だ。
ハハハハハ…。
ああ一ノ瀬君?いえ。
えっ今夜?うん。
そりゃ別にないけど…。
わかりました!では7時に伺います。
よろしく。
お疲れさまでした!お疲れ!いってらっしゃい!頑張って。
1つ年下なんだってな。
ああ!そんなんじゃありません!少しでも潤ってくれるといいんだけどね。
ちょっとここ高そうじゃない?
(一ノ瀬)大丈夫です。
おごります。
先輩に事件解決してもらったお礼です。
ああ〜!言えてる!
(一ノ瀬)怖いんですよ。
(2人の笑い声)大学の時はこんなにしゃべった事なかったよね。
そりゃあ…。
先輩僕なんかから見れば高嶺の花でしたから。
嘘〜!どこがよ。
頭いいし美人だし。
そんな…!なんか男を寄せつけないようなバリア感じちゃって。
そうだったかな?そうですよ。
じゃあ今はすっかりバリア感じなくなったんだ。
そうじゃなくてあの…。
いいのよ無理しなくて。
そうじゃなくて…人づてに聞いたんです。
先輩が離婚されたって。
すいません。
謝る事ないわよ事実だもん。
先輩いや…マリコさん。
ん?僕と付き合ってもらえませんか?え?そそんな…からかわないでよ。
本気です。
あの頃からずっと…好きでした。
急にそんな事言われたってあの…。
ト…トイレ行ってきます。
(恵の笑い声)あら…奇遇ね。
(篠田正幸)どなた?
(恵)あっこちら科捜研の…。
榊マリコです。
そうそう榊さん。
とても頭のきれる女性よ。
夫の篠田です。
恵がお世話になっています。
篠田って…。
うち夫婦別姓なの。
車回してくるから。
じゃお先に。
結婚なさってたんですね。
あえて言う必要もないでしょ?仕事をする上で結婚してるかしてないかなんて関係ないんだから。
そりゃあそうですけど…。
そちらもデート?そりゃあ私だってデートぐらいしますよ。
そうよね。
たまには生きた人間相手にしなきゃ。
じゃ頑張ってね。
マリコさんさっき言った事本気ですから。
それはわかったから。
じゃあ付き合ってもらえます?え…あの…少し考えさせて。
じゃあまた会ってもらえますね。
それも少し考えさせて。
じゃあ帰ります。
送ってもらわなくていいから。
(お経)おはよう。
おっ。
ちょっといいか?え?話したい事がある。
(小清水)例の守衛の遺体が履いていた靴だ。
ほらおかしな溶け方してるだろ?火事の熱で溶けた感じじゃないわね。
うん。
火は襟の部分から下へじわじわと燃えていきひざ下で止まった。
だとしたら靴は燃えるわけがない。
たしかに。
で何かの薬品に浸けた場合こうなるんじゃないかと思って色々と試しに実験してみたら塩酸の時にちょうどこんなふうになった。
塩酸?なんでそんなものが?そう思うだろ?確かに西大路先生の推理どおりかもしれないけど被害者が自然死したかどうかの証明はされていない。
殺された可能性もあるって事ね?ああ。
いやなんかみんな解決したつもりでいるからちょっと言い出しにくくてね。
でも塩酸なんてどこにでもあるもんじゃ…。
あるわ。
学校なら。
あのね一ノ瀬君の気持ちはとっても嬉しいんだけど…私まだ誰かと付き合うとかなかなかそういう気になれなくて。
フフ…一度失敗してるし。
そんな事全然気にしてません。
でも私は気になるのよ。
その代わりって言ったらなんだけど…デートじゃダメ?え?もっと一ノ瀬君の事知らないと返事は出来ない。
デート?今度の日曜日。
場所は一ノ瀬君が決めて。
約束する。
だから今日はもう…ね?わかりました。
きっとですよ。
まさか…まさかね。
(準子)そのまさかかもよ。
なんであなたがこんなところにいるのよ。
上司命令。
木場さんが?教師全員のアリバイをあたったけど彼だけがどうもはっきりしないのよね。
灯台下暗しってこの事…。
じゃあ一ノ瀬君が守衛さんを殺したっていうの?彼…相当の科学オタクね。
人体ロウソク化現象も知っていたかもしれない。
彼が証拠となる死体を消すために人体ロウソク化現象に見せかけた…。
あくまでも仮説です。
だから証明したいの。
(吉田)ご協力お願いします。
私が?科学者としてでなく女としてのマリコさんの力を貸してほしいの。
ああ〜いい気持ち。
あ…写真撮りましょうか。
…ったく結構その気じゃない。
あの…一つお願いしてもいいでしょうか?なんです?前々から思っていたんですが…。
だから何?スカートの丈あと5センチ長くしてもらえないでしょうか。
考えとく。
ありがとうございます。
(シャッター音)かわいいなあ。
じゃあ今度は立ってもらって目線を外して向こうのほう見てもらえますか?ちょっと斜めな感じで…手もこういう感じで。
え?あ…嫌ならいいんですが。
こう?あ…。
(一ノ瀬)もうちょっとにっこり。
素晴らしい!
(シャッター音)
(一ノ瀬)マリコさんとこんなふうにデートするの夢だったんですよ。
一緒に撮った写真も1枚もないし。
一ノ瀬君さ前からそんなにカメラ好きだったっけ?ああ…こいつ買ってからです。
凝り出したのは。
そう…。
(車夫)はい到着です。
ご苦労さまでした。
どうも。
まだ治りきってなかったみたい。
待って。
もう…大丈夫です。
何かジュース買ってきます。
何やってんのよ。
早くホテルに誘うとかなんとかしなさいよ。
何言ってるのよ。
男はねベッドの上では本性見せるのよ。
私におとり捜査させる気?だって真実知りたくないの?私は私のやり方でやります。
あっそうですか。
ではお手並み拝見と致します。
(吉田)準子さん準子さん…!。
(準子)ん?あっきた。
はいはいいってらっしゃい。
どうかしたんですか?一ノ瀬君。
はい。
私…行きたいところがあるんだけどな。
学校なんかで何する気です?ちょっとね。
実験してみたい事もあるの。
さあ。
実験って…なんですか?一ノ瀬君さ…。
その手の怪我…ビーカーを割ったからじゃないんじゃない?え?ここで誰かと争わなかった?例えば守衛の大橋さんとか。
(大橋洋次)先生また金いる事出来たんや。
悪いけどまた頼むわ。
大橋さんの靴の底がね変な溶け方をしていたの。
まるでこぼれた塩酸をふんづけたみたいに。
あなたと大橋さんが何かの理由でここで格闘した。
うわーっ!その際に棚の塩酸のビンが落ちて割れた。
大橋さんの靴が踏みつけた。
何を…言うんですか?揉み合っているうちに大橋さんを何かで殺した。
そして死体を人体ロウソク化現象に見せかけて…。
いい加減にしてください!じゃあどうして塩酸の瓶だけ新しいの?それからこの写真立ての赤い染みは何?これって大橋さんの血なんじゃない?
(一ノ瀬)あっ…!
(大橋)100万で見逃したるって言うてるやろほら!
(大橋)うっ!あ…。
そしてあなたは大橋さんの死体を宿直室に運び人体ロウソク化現象を人為的に作り出し死体を燃やしたのね。
事故に見せかけると同時に殺害の証拠を死体から割り出せないように。
正直に言って。
調べてみればすぐにわかる事なのよ。
あ…あ…。
黙ってて…。
マリコさんさえ黙っててくれたら…。
(一ノ瀬)好きだ!ねだから…!いやーっ!もう!マリコさん!
(吉田)一ノ瀬!
(一ノ瀬)ああっ!ああっ!婦女暴行の現行犯で逮捕する!守衛殺しの件でも同行してもらうわよ。
どうして?なんでこんな事したのよ!科捜研にわざわざ来たのも事件を事故に見せかけるため?大体なんでこんなわかりやすい証拠捨てないのよ!
(一ノ瀬)マリコさんは覚えていない…いや知りもしなかったろうけど…卒業式の日ですよ。
これが最後のチャンスと思って。
でも声かけれなくて…。
だから偶然を装って…。
捨てれなかった。
それだけどうしても…。
(準子)マリコさんの推理どおりだった。
全て自白したわ。
写真についた血痕も大橋さんのものと一致したわ。
そう。
動機は?なぜ大橋さんを殺さなければいけなかったの?どうしても聞きたい?そりゃ気になるわよ。
彼ね学校内で女子生徒の写真盗み撮りしてたみたいなの。
え…?
(準子)体育の授業とか着替えとか。
そんな…。
それがだんだんエスカレートしてったみたいでね。
キャーッ!先生。
(準子)それをネタに大橋さんに脅されてたみたい。
(準子)どう?やっぱり聞かないほうがよかったでしょ?ねえもしも彼が犯罪者じゃなかったら…付き合ってた?え?まあそんな事聞いてもしょうがないか。
一ノ瀬君。
楽しかったわデート。
ああああ…。
あああ…!ああ…うう…!ああああ…!ああっ!あああっ!あああーっ!榊さんの事は私の指示の不行き届きでした。
処分なら私が受けます。
失礼します。
(準子)木場さん最近変なんです。
今回の事件も私たちに任せっきりだったし。
なんか別の事件を追ってるみたいで。
そっか…。
あっ!もう〜。
え〜!木場さん。
木場さん最初から一ノ瀬君を疑ってたんでしょ?灯台下暗しってその事だったのね。
奥さんが亡くなったのも何か事件と関係あるんですか?だってあの事件もまだ終わってないって。
聞いちゃ…いけなかったかな。
(せき払い)はい。
どうも。
金魚元気か?あ!ずっとエサやるの忘れてた!あ…。
どうも!2015/07/23(木) 09:55〜10:53
ABCテレビ1
科捜研の女[再][字]
「足だけの死体の謎!学校の怪談京都編!?」
詳細情報
出演者
沢口靖子・小林稔侍・渡辺いっけい・伊藤裕子 ほか
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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