女性たちの永遠の憧れウエディングドレス。
全身にちりばめられた数十万個のスパンコール。
幾重にも連なるフリル。
女性らしいラインを強調するシルエットにデコルテを彩る繊細なレース刺繍。
(司会)桂由美。
今年で活動50周年。
桂のドレスを身につけた花嫁は実に70万人に上る。
360度どこから見ても美しく完璧なデザインは魔法のドレスと呼ばれる。
桂は半世紀にわたりブライダル界をけん引してきた。
桂は海外にも積極的に進出。
2003年からは13年連続でパリコレクションにも参加している。
世界で活躍する桂がじっくり話したいと語る相手はこの方。
(ドラムロール)どんだけ〜!非常にこう…私の方がもうちょっと控えめだけど。
でも…あっ私イケメン探したい〜!おねえキャラでバラエティーを中心に大暴れ!そうだよね〜。
最近はなんとドラマにも進出している。
上がる〜!
(拍手)料理研究家の新見正之さん。
新見でございます。
よろしく。
現在放送中のドラマ「美女と男子」ではテレビや雑誌で活躍する料理研究家を演じている。
Lはルックス。
見た目が大事でございますよ。
Oはおいしい。
ここだけ日本語。
ホホホホホ!受ける。
ちょっと置いといて。
IKKOはもともとトップヘアメイクアーティスト。
こっち向き。
IKKOの女優メイクというフレーズが生まれるほど仕上がりの美しさには定評があり数々の女優たちから信頼を集めてきた。
桂から指名を受けたIKKOは大喜び!桂先生のドレスのすばらしさって…まあ一口に私が言うのもちょっとおこがましいですけど。
だから私は着眼点というものを。
美学に対する着眼点というものをしっかりと今日先生から聞き出していけたらいいなと思います。
すてきですよね。
という訳で桂のアトリエ兼ショールームに突撃〜!見て下さい。
すいません。
こんにちは。
あっすてき。
これは何ですか?すいません。
これは何?今年ですね桂由美の…かわいいですね。
何かね。
あら!先生お久しぶりです〜。
本当にお久しぶり。
うれしいわ先生。
「何年?」って言ったらね2005年ですってねゆっくり話したのはね。
10年近く前に対談させて頂いて。
擦れ違ってはいるんだけど。
そうですね。
一度ゆっくりなんて話ばっかりで。
ひたすら美を追求してきた2人が欠点をカバーし美しく見せるマル秘テクを大公開!腕は出てるんですけれども…すごいすごい。
幸せそうに見せる小顔に見せる裏技とは…。
チークっていうのは絶対私はどんなに流行が変わっても花嫁さんっていうのはやっぱりグラデーションでふわ〜っと桃のようになっていく事がすごい重要。
ここを結局感じさせないために…今や何にもないですね仕事以外は。
もうずっと仕事?そしてIKKOが思わずこぼした涙。
その衝撃の理由とは…。
やっぱすごいわ先生。
そうですか。
こちらに並んでいるのは最近人気のレンタルドレスの数々。
お花がこのトレーンの所にブワ〜ッとやったのはまたやっぱり効果の意味があるんでしょう?何か。
ブーケ前に持ってるじゃないですか。
手も前に…顔もある。
もう今鳥肌が立ってきたけど正面は結構見るけど自分では。
正面で選ぶけど後ろ姿が大事だったっていうね。
すごいわ。
チャペルウエディングではほとんどの時間参列者の視線は花嫁の後ろ姿に集まる。
そのため桂はバックスタイルのデザインを真っ先に考えるという。
後ろで結んだリボンが優雅に広がるデザイン。
最高級のシルクサテンの生地に大小さまざまの真珠が縫い付けられている。
現在ではおよそ6割の人がチャペル式を選ぶ。
後ろ姿の美しさは重要なポイントなのだ。
そうするとできちゃった婚とかねいろいろあるじゃないですか。
うちは特別にねいわゆる…みんないかにも私はおなか大きいんですって結婚式の時に思われたくないって皆さん。
だから…これっていわゆるエンパイアドレスっていうんですけど実際の人間のウエストラインってここなんですね。
…でここで絞らないで高く絞る訳。
そしたらここのとこ目立たないじゃないですか。
だけど明らかにこれは…あれなんですね。
胸の下でアンダーバストの所で絞りを入れるといいっていう。
何かポイントを入れるといい。
そこに人の目がいくじゃないですか。
ここいかない。
人の目の錯覚を利用するんですか?そういう事なんですね。
あの…ここで。
わ〜っすご〜い!こちらはオートクチュールの部屋。
更に豪華なドレスが…。
先生ちょっといいですか?前すいません。
すご〜い見て見て!もうお花だけだったら分かるんですけどだけどそこにまたラインの違う葉っぱですかね?はい。
葉っぱを。
土台はオーガンジーで上がこの模様が見える素材をもう一個重ねて。
だから遠くから見てもね。
うんすごいきれい!先生。
単純じゃないでしょう。
普通は大体こういうのってボンボンボンボンって花並べるだけですよね。
先生のドレスってやっぱり…これが最近少ないですよねドレスにね。
遠くから見たらきれいだけど近くから見ると安っぽいなとかね。
あれ嫌でしょう?うちは婚礼ウエディングでしょ。
どうしてもそれは両方やらなきゃ…。
両方ありますもんね。
すばらしいわ。
ビーズ刺繍なのね。
本当にこれをよ〜く見て頂くと。
全部手刺繍ですからねこれね。
これがユミラインっていうんですね。
これが先生のユミライン。
という事で何か考えようと思って。
何かもう少しエレガントな感じを出したいと思って。
あの感じを出したくてこのユミラインっていうのが…。
誰もやってなかったので。
桂由美の名を一躍世界に知らしめたユミライン。
日本人ならではの着物からの発想でほっそりした大人っぽいシルエットを生み出した。
中でもこれは4万5,000個のビーズが縫い付けられた豪華版。
実はこのビーズにはすごい秘密が隠されている。
うわ〜すてき!すばらしい!でしょう?すごい浮き上がってくる…。
そうそうそう。
白がこうなる訳よ。
これは何でですか?先生。
あのね貯蓄の蓄という字に光。
ビーズを作る時にその液を入れるでしょ。
それで作っておくと明かりが照ってる時は白なんですが…すごいですね。
私これ初めて見ました。
もう近くで見ると本当に幻想的に。
より幻想的に見えてきますよね。
それで何かこうこの本当に薄〜いこのラベンダーのような色がまたすごいきれいですよね。
何かホタルを何か幻想的なね…。
そう。
ビーズもね同じに当てたら全部が紫になっちゃう訳ですよ。
だからこういうふうにブルーっぽいのだとか…。
全部替えたんですね。
そうそうそう。
そこがすごい!桂が日本初のブライダル専門店をオープンさせたのは東京オリンピックの年。
洋装で結婚式を挙げる人は僅か3%だった。
以来半世紀。
桂は時代時代のビッグカップルたちの婚礼衣装を手がけてきた。
当時珍しかったヘッドドレスがその後大流行した。
5億円披露宴と話題をさらった…本真珠をちりばめたドレス。
マトンスリーブと呼ばれる大きな袖が特徴だ。
シルクオーガンジーに1万個の真珠を手刺繍した。
デコルテを美しく見せるV字カットは大ブームとなった。
先生って芸能人の方を本当に今までたくさんやられてきたと思うんで…。
花嫁さんってやっぱり…座ってるでしょ。
座ってるからここから上しか見えないから…。
さっき言ったとおり式の間は後ろ姿が大事。
どこから見ても…。
私360度こう何て言うの…正面はいいけど…どういう結婚式やるかという事によっても…。
あっ「結婚式をどういう結婚式あなたなさる?」というのによって…。
それによってね例えば…そうすると先生ね例えばちなみに今おっしゃった海辺ではどういう…。
結婚する方多いじゃないですかハワイとかで。
その時はどういう素材がいいんですか?それはね…。
あ〜石田純一さん!ね〜。
アメリカですけど…。
まあサテンでもいい訳ですけどね。
もちろん季節によって…。
この方はこういうのでという事だったけど…屋外のウエディングでは光沢感のある素材が映える。
一方外光が入らないホテルの宴会場などではクリスタルガラスやスパンコールなどの輝きが美しさを引き立てる。
海老蔵さん。
うわ〜豪華ね。
すごいですね!これで登場してからいわゆる高砂っていうんですけど…30メートルすごい!そうすると…ダイアナ妃の時は7メーターだった。
あっすごい!でも相当長い。
だから要は会場が広い分だけやっぱり後ろ姿をきれいに見せるためにはそのトレーンの長さがやっぱりとても会場の長さに対して重要になってくるという。
トレーンが長かったという発想が。
それでまた…広い会場で映えるロングトレーンは挨拶回りなどで動く事を考えて取り外す事ができるようになっている。
次はこちら。
あっ東MAXさん。
東さん。
安めぐみさん。
きれいね〜。
安めぐみさんってやっぱり小柄でかわいいんですよね。
だから本当にウエディングドレスもねドームラインっていうんですけどかわいい感じでしょ。
この時の白って今までの白と違ってどんな素材の白を使ったんだろうと一瞬思ったんですよ。
フワ〜ッと素材感が柔らかく見えて何かここの浮き上がった出てる所が何か妖精のように見えたんですよね今。
それってどういう素材感のテクニックと縫製のテクニックを使ってこの白がこういうふうに見えてるんだろうって私ちょっとこれはびっくりしたんです。
あのねこれにねもうそれこそ…これにスパンコールついてるんですか?ええ。
だからその…。
日本というのはそういうとこがすばらしい国なんだけど…そんなの1粒ずつつけてたらもうそれこそ…そりゃそうですよね。
お色直しはピンクのドレス。
2,000個の花が手刺繍されている。
普通はウエディングドレスをちょっとエレガントにしてお色直しをかわいくするとかパッと変えるんですけどこの時はどうしてもそういうのしか…。
またそういうのが似合うのねこの人。
私ね…。
そしたらそのお色直しがまだテレビの放映終わらないうちに方々から電話がかかってきて「あれは私たちも借りられるんですかね?」とか。
きれいね〜。
桂のウエディングドレスは早い時期から海外でも注目された。
1985年公開のハリウッド映画…ヒロインのキャスリーン・ターナーが着ているドレスは桂のデザインだ。
ああこれはねタックスリーブ。
映画の時の?先生の?「ナイルの宝石」で。
うわ〜すごい!美しいですもんね。
キャスリーン・ターナーなんですねこれ。
このバラの花があるでしょ?この中心の所で…。
あ〜分かる分かる先生!だからこの透け感がね。
平らな真っ平らなこういうレースよりはちょっとふっくらポイントをさせた方が美しく見えるって事でしょ。
本当にクラシックできれい。
こちら。
あ〜水森さん!「紅白」!去年の「紅白歌合戦」で大きな話題を呼んだ水森かおりの巨大ドレス。
テーマの「紅白」に合わせて白いドレスから赤いドレスに早変わりする。
このドレスも桂がデザインしたものだ。
なかなかちょっと予定がなくて。
でもいつか…ちなみにこの日の衣装も桂由美デザインだそうです。
何かもう桂先生のドレスを着ただけで何かすごくこう…すごく自分に自信が出てくるような…これは何個ぐらい…。
あっこれ和紙ですか?和紙なの。
こっちはね。
だからこれとこれと並行して作って…。
だって…アハハハハ…。
私「お願いだからもうちょっと早く頼んでくれませんかね」って言ってるんだけど…。
ウエディングドレスをやってるからこういう事ができた…。
普通できないですよね。
すばらしいわ〜。
あら?これは先生…。
何か…。
どなたでしょうか?先生。
なんとこちらは桂自身の結婚披露宴の写真。
かわいい!年取って結婚したから結婚式をやらなくて披露宴だけだったのでねこのころこういう白い襟をつけたり袖をつけるのはやっててなるべく痩せて見えるようにこれ黒じゃなくて…すてき!そんなの…。
先生かわいいのよね!私10年前にお会いした時も思ったんですけど…何かちょっと桂先生ってすごい怖いんじゃないかなって…。
どっかの社長さんが万年少女ってあだ名付けて…。
あんまりにも完璧すぎるとちょっとこう「うわ〜すごい!」というふうにはなるんですけどちょっと「うわ〜すごい!」ってなりやすいんだけど「すごい!」がちょっと前に行く。
それは本当にこの前も思ったんですけど先生の中にどこかガーリッシュな…万年少女っておっしゃいましたけどそのおちゃめな部分があるから完成し尽くされた重いものでもちょっとやわらかさが絶対どこかに布地の縫い方一つにしても選び方にしてもやっぱり…新聞記事が…大成功って書いてくれたんだけどその時に「ほどよいロマンチシズム」という言葉でね私も「確かにそうだな」と思ってるんですよ。
それじゃあちょっと結婚式じゃないんでまあ今「大人カワイイ」って言葉があるけどまあそんな事なんですけどね。
だからどっかに甘ったるくなり過ぎない程度に…。
アハハハ…。
「よしましょうよ」って先生…。
突然ですがここでウエディングドレスお悩み相談室〜!これから結婚する人も後悔を感じている人も100人中65人が挙げた悩みが…。
そういうの聞いてみたかったですね。
先生どうですかね?まあいささか飽きてはきてるけどまだ定番なんですよね。
気になる二の腕をカバーするコツ。
モデルを使ってお見せします!隠し方もいろいろありますけれどこういうふうにプラスアルファでつけてあげる。
全然違った感じに。
腕は出てるんですけれども…確かに印象が変わります。
レースタイプの袖は上品な印象。
光沢のあるVラインの襟をつけるとクラシックな印象に。
ケープで二の腕をすっぽり覆うという手もあります。
どれが一番似合うかあとは体形や好みとのご相談です。
続いて多かったのが小顔に見せたいという声。
これはないだろうなというちょっと…何か怪しいって…。
何かはつけたかったの。
だからそれだったら全部オールバックではなくてちょっと…あとはこの辺にちょっと何か違うものをやるとかという工夫があってもよかったかも分かんないですよね。
大体お嫁さんって…まあ花のつけ方ももう顔がむき出しになるように今はつけてますから。
私もそうですけど…要はトップだけに高さが出るんじゃなくてここの鉢のちょっと上の辺りを少し膨らませるっていう事ですね。
この辺りですよね。
そうですそうです。
ここを張らせる。
それから同時に…そこはシェーディングされますもんね。
ええええ。
確かに!右の方が顔が小さく見えますね。
それから…ここを張らせるような大きいティアラをつけた方がいい訳。
そうすれば視線がやっぱりティアラに行きますよね。
行っちゃいますよね。
やっぱりどうしてもここ小さいと顔が目立っちゃう…。
目立っちゃう。
う〜ん。
確かに大きいティアラの方が顔が小さく見えます。
桂は時間が許す限りショールームに顔を出して接客をしている。
ブーケを持つ高さまで細かくアドバイス。
どうしても緊張するとこう上がってきちゃうんだけどせっかくの…。
ちょうどその位置になってるとちょうどいいんですよね。
一方こちらの女性はお色直し用のドレスを試着中。
少しキラキラ…。
あっいいですね。
披露宴が進んだところで行うお色直しは少し派手かなと思うくらいがちょうどいいのだという。
私できるだけ…今日こうやってお話しさせて頂いてて私の中で思った事はね本当に…私も本当に…何でもね。
出た!聞いた先生。
私それすごい残ってるもん頭に。
そう思う!本当に。
ねえ先生もう一回おっしゃってそれ。
そういう事が思えるような人だとブライダルに向いてるんですよ。
どうしてかというと…そうなんですよ。
でしょ?そう!そう!それだけ…一日24時間あったとしたら先生はどこからどこまでがプライベートでどこからどこまでが仕事でっていうのはあるんですか?そうですけども…もうず〜っと仕事?時間が足りない?24時間でも足りない?そのくらいもうずっとですか?ハハハハハ!しょうがないから翌日の事考えちゃうと寝ないと。
もう24時間のうちにお風呂に入る事と食べる事と寝る事だけはちゃんとやっとかないと駄目だけどそれ以外は…。
一致しているからですよね。
だからそれがもう嫌じゃなく義務的でも何でもなくって気が付いたらもう時間配分がそういうふうになったっていう感じですよね。
一番あれなのはお医者さんが「あなた何にも悪いとこないけど内臓脂肪がちょっと多すぎる。
あと5キロ減らしなさいよね」って言われてるんですけどね。
だからプールが一番いいよって。
あれでしょ?もうず〜っとやってたら運動する時間がなかったんでしょ。
そうそう…。
プールはそうなんだけど…あっそうですか。
何とかって言うから…あっあっ…もうちょっと入っていたいな運動したいなと思っててもアイデアが浮かんじゃうからもう浮かんだらもう忘れないうちにすぐ出て…。
そうそう。
ハハハハハッ!すごい先生。
新しい素材に出会うと創作意欲が刺激されるという桂。
こちらは和紙のドレス。
ダイナミックな造形は張りのある越前和紙で生み出されたものだ。
暗闇で光るドレス。
発光の秘密はなんと生地そのものに織り込まれたLEDだ。
こちらはなんと世界初のロボット花嫁。
偶然テレビでヒューマノイドロボットのニュースを見かけた桂がかわいいからドレスを着せたいと思いついたらしい。
桂は先々代のローマ法王ヨハネ・パウロ2世の祭服をデザインした事も。
それがこちら!法王が1993年復活祭のミサで着用したものだ。
あ〜これはもう思い出のなんですけど。
先生あのローマ法王の衣装もお作りになられたんですか?という事はドレスの生地ですよね。
でこれってリヨンの絹織物に匹敵するって。
私「これは立派よ」って。
ここまでできたらね。
だから…もっと…私だけが使うんじゃなくて…もうそのころは経済的にもう何て言うか世界に羽ばたくほどの余裕もなくて何かほかに…先生先生先生!この織物はローマ法王にちょっと着てもらったらいいんじゃないかなって。
だけどコネクションはないでしょ?コネクションはなくて先生…。
イタリアの国の人ってみんなすごいなと思ったんだけど熱心なクリスチャンがいてそれで彼に話したら「法王庁に話してみますよ」とか言って。
このローマ法王様ってポーランドの人なんだけどもともと演劇やってたんです。
若い時にね。
だから…分かんないけどじゃあちょっとっていう…。
朝ね。
あっ!衣装着て頂いてローマ法王様がもうあっお出になってるって。
間もなく日本の人から…また反射してきれいですもんね。
すばらしいわ。
だけど先生のその一つ一つの「あっこれ着てもらいたいな」とかっていうところの発想が…。
ハハハハハッ!あっすごい大胆ですごい…すごいですけど。
運がよかったとも言えるんですよね。
その人が途中で切れちゃってとてもそんな事は無理だとか何とか言っちゃえば…。
まあそこで終わりますもんね。
その人も一生懸命私の言った事に…。
また情熱が伝わってくるのね。
先生のね。
そうだと思いますよ。
そこが一番重要ですよね。
今の言葉は多くの今日視聴者の方々に勇気を与えたと思いますよ。
そう。
絶対先生。
ああ〜すばらしい!いや…。
先生すばらしい。
もう一回言って先生。
先生もう一回。
先生ここのカメラにもう一回言って下さい本当に。
今の…。
すばらしい〜!後半は舞台をスイッチ。
IKKOのヘアメイクは時代を彩る顔を作り出してきた。
とりわけ高い評価を受けたのが和装のヘアメイク。
伝説の和髪師と呼ばれた。
さりげない中にも風情と色香が漂うスタイル。
サイドのたわむような毛流れがポイントだ。
正面はあくまで奥ゆかしく横顔の重なり合う毛束やボリュームに個性をにじませる。
女優の檀ふみはIKKOの技術に絶大な信頼を寄せる一人。
日本全国の着物の産地を巡る連載で5年間撮影を共にした。
何て言うのかな…言葉があるんですね江戸時代から。
だから…
(檀)着物はいろいろどこでも作れたりするけれどももう…赤坂の芸者さんにお会いした時にまだ若くてきれいな芸者さんだったけれども「檀さん私写真を拝見してその写真を持って美容師さんのとこに行ってこれ作ってくれって言ってるんです」って。
でも途中まで頑張るんですけど絶対無理だって言われちゃうんですっていう相談を受けた事がありまして。
黒いドレスにお召し替えした桂由美。
IKKOのアトリエに初めて足を踏み入れる。
あっ先生。
こんにちは。
いらっしゃいませ。
どうぞどうぞ。
このまま先生どうぞ。
何か…IKKOさんワールドって聞いてうわ〜。
本当。
ありがとうございます。
室内に生けられた花は桂へのリスペクトを込めてIKKOが用意したもの。
靴はもう本当にね何かあの洋服だった頃はもう本当に靴を取っ替え引っ替え買ってて履いてて。
今でも着物が多くなってもいいブランドだけは履く履かないは別として。
特に最近着物が多くなったので。
布地のサテンなのね?サテンなんですね。
最近一番履くのがこの靴はよく履くんです。
ああそうですか。
きれいね。
なるほど。
17センチ…?そうですね17センチぐらい。
壁一面に貼られているのは最新モードのメイクの写真。
ボードに貼って自分の頭から脳裏からもう絶対目からは魂が美容という魂が離れないようにしときたいなと思うんですね。
最近和装で過ごす事が多くなったというIKKO。
ここに並んでいるのは着物や帯のコレクションのごく一部なんだとか。
先ほどのお召し物もすてきだったんですけどやっぱり…これとこれもそろえてらっしゃる。
さすが。
だけど先生は今日この前と…。
私さっき普通にふだん着てるもの着てたんですけどお着物でいらしたからだから…すごい〜。
いやものすごいだから楽な…いやいや本当に黒って難しいじゃないですか。
ここの本当に黒のぼかしだったりとかっていうのがすごいすてきだな〜って思って。
ハハハハハハ!もう本当に私…。
いろんな有名な方のヘアスタイルやメイクもおやりになってらっしゃると思うんですけど和装と洋装のヘアメイクの違いっていうのはどんなふうになさって…。
あのそうですねとにかく和装っていうのは正面から見るヘアスタイルはそんなに特徴的でなくてもいいっていう。
ただ見せ場は1か所。
横向いた時後ろ向いた時に流れがきれいに誰にもできないような流れを1か所作る事が私の目標だったような気がします。
IKKOの和装ヘアは雑誌で特集が組まれるほど。
実に上品でさりげないスタイルに見えますが…。
この頭ですとね本当に普通にス〜ッと引いたようなバランスなんですけどシルエットだけはきれいにしてポイントはこのちょっと流れが一本こう強く出た所と。
あと…そういうちょっと「行方不明」という当時の頭を現代調にアレンジしたのがこのヘアスタイルの特徴かな。
この画竜点睛はここのかんざしをうってるこの流れのシンプルさにあるような気がするんです。
見せ場が1か所。
それとこちらの髪形が和装の中での女優の好む女優ヘアっていう髪が技の中の髪形だったんですね。
流れだけで折り返しを入れるっていうこの横からきたラインとこのふくらみが女優ヘアっていう着物の。
だけどその中で私は後ろの流れが…この一つのポイントで毛流れが集まってきて一つのループを作っていく。
この流れが私にとっては…オーソドックスな作品ですけどもこういう作品が私の主流だったような気がするんです。
本当にエレガントですね。
うちの…ああそうですか。
もう絶対重要ですよね。
先生そうですよね。
どうやって出来てるのってみんなが…。
どうやって作ってるのっていうこの流れはどうやったらこういう流れが出るのっていう何で落ちてこないんだろうとかっていうところだけが私のやっぱり目標だったような気がするんです。
それで大先輩たちはこれを1時間で作ってるんだったら私は30分で作んないと先輩方にかなっていかない追いついていかないなと思いやっぱ先輩が何分30分30分って言ってるんだったら私は10分とかっていう何か私にしかできない何かっていうのが30代の若い私にはとても必要だったような気がするんです。
IKKO本名豊田一幸は1962年福岡の炭鉱町で生まれた。
美容師の母と3人の姉妹に囲まれ小学校にあがるまで自分は女の子だと思って育ったという。
成長するにつれ心は女の子体は男の子という現実に傷つき苦しむようになる。
幼い頃からきれいなものが好きだったIKKO。
女性を美しくする仕事に就きたいと美容師を目指し…私何かこんなに…。
そうでしょうね。
美容の世界はね。
当時まだ厳しかったですからね。
5年は絶対我慢してどんな事があっても必死にかじりついてでも我慢しろって言われて上京したんですけどまあこんなにごはんを食べる時に私は今まで夕方になると座ってればやっぱりそれなりにごはんが食べれないっていう事はなかったですから。
あの…当日行った時に住み込みで。
それで言われた事が何か…それが初めての洗礼だったような気がするんですね私にとっては。
何かう〜ん私は雑誌の世界に飛び込んだのがちょっと遅かったんですね。
27歳の時でしたので。
それまでずっと上京しました19歳から27歳まで美容室でしたのでそこの中での感覚だけだと何かやっぱり…よりも…27歳の時に。
着物の魅力を感じ始めたってのは何歳ぐらい?20代ぐらいから?20代そうですね頭から。
流行を追いかけていくのが…それよりも得意なのはやっぱりず〜っと…女優って言われる人たちが大好きでそのためには私絶対に…当時は着物着てる方いっぱいいましたのであっあとは和装の雑誌をやっていく事かな〜と思って。
それで…IKKOは30歳で独立。
会社を設立する。
多くの女優やモデルから引っ張りだこのカリスマヘアメイクアーティストとして名をはせた。
もうねIKKOさんのご一行が着物の撮影に現れる時は…じゅうたんは敷いてあるわ照明はすばらしいちょっとアンティークの照明はあるわ何かとてもこう…心が休まるような音楽はかかっているわアロマはこう漂ってくるわある時は「やっぱりおしぼりも温かい方がいいですよね」って言っておしぼり製造機を持ってらした事がありました。
とにかくサロンドIKKOが出来上がります。
(檀)多分ご本人が女優だったらどんなふうにしてほしいかという事を全部なさってらっしゃると思います。
すごいです。
本当に…例えばこうやってこういうふうにしてこういうふうにする時にこの辺にしわがいっぱい出来るんですよ。
でこの位置っていうのを「IKKOさん大丈夫ですか?大丈夫ですか?」。
IKKOさんが「オッケーです。
もうちょっとこっちです。
こうです」って全部きれいな位置をIKKOさんにお頼りすれば全部教えてくれましたから。
(檀)ここといえばそこもスコンとおできになるという方で。
どういう所作やポージングが美しく見えるか。
IKKOは間近で見る女優やモデルの立ち振る舞いから多くを学んだ。
まずは立ち方でしょうかIKKOさん。
そうですね。
立ち方ってとても大切ですよね。
立つ時に必ず普通にこう立たないで少し腰を入れて…。
えっ!?ちょっと待って今こう引かれましたねこう…。
そう。
ちょっとIKKOさん今…。
こうでしょ?こう普通に立ってますね。
それを少し腰を入れて…。
どうしてもここが開きやすくなってしまいますでしょ?モモのとこですか?そう。
ここはね絶対開かないように歩く事が大切ですね。
あ〜美脚が見えてしまった!いいですか?すてき!必ずここを少しこう寄せるように普通にこうやって歩けば大丈夫です。
えっ!?どうしてそんな…。
ここをあんまり開かない。
これが大切。
今度は脚を組む場合。
例えばガバッと組まないでゆっくり相手の目を見て…見てる時にスッと次のポーズ。
お〜!それでここにつけちゃ駄目!えっ?ふくらはぎが太く見えるから。
押されて。
あっ…。
つけても潰されないように気を付ける。
体を少し横にやってもう一回ねじる。
く〜…ありがとうございます。
ポーズね。
IKKOさんのあのポーズ。
なかなか普通の人できないですよ。
そうですか?だけどですねこれは私裏方やらせて頂いてよかったなと思うのは昔多くの大女優さんたちがやっぱりカメラ前でこうポーズを組んでやってたのを「はあ〜きれいだなあのポーズ」って思ったものをず〜っと帰って「きれいだなきれいだな」と思ったんですよ。
ある時に浴衣の撮影の時にね縁側で昔松尾嘉代さんっていう女優さんがこう斜め座りしてこうやって手をついてた時間が1時間あったんです。
撮ってる時間が。
それで私は…1時間ず〜っと。
何でなんだろうと思ったら「手をついてしまうとここに力が入ってしまうから私は駄目なの」って言ってこの…ねっそれがプロですよね。
プロですよね。
何かやっぱり所作とかそういったものというのはやっぱり巡り会った時にその所作を自分のものにしないといけないから。
高橋惠子さんがこうだったんです。
先生。
こうやって楽屋を出ていって舞台に上がるまでの時にスッとこうなっていく瞬間というのがあるんですよね。
こう出ていってスッとこう…。
これでスッと歩いていく瞬間があってその一つ一つが…もうそれができるようになるまで何十回も何百回も何年でも見て何か私のものにしたいと思ったんですよね。
バラエティーでこんな事やってますけど何かきれいに見せてって言われた時にはやっぱり階段を上る時もやっぱり上り方があるようにという何かやっぱり…最近おなかが出てきたんでこっち側にちょっとこう前に手をやって片方は少しこう落として指だけ1本…人さし指はこう落としてるとちょっと指がきれいに見えるんじゃないかなって。
見せるっていう何か技かなと思いますね。
よくそういう苦労をなさってらっしゃるけどまああれは大体…それを今やってらっしゃるのは現代版だなと思って拝見してて。
女性美の追求という点では同じような仕事をしてる訳ですけど人をきれいにする事は私なんかも自信がありますけど…IKKOさんみたいにいかないですよねなかなか。
カリスマ美容家として女性たちから熱烈な支持を集めるIKKO。
コンプレックスを乗り越え努力を続ける姿勢が共感を呼んできた。
これまで出したIKKO語録は数十万部のベストセラーとなっている。
いろんな格言の書いてあった本を拝見してあの中で私が社員にいつも言っている事とこれはおんなじ事をおっしゃってるなっていうのが一つあったんですけど「審美眼」と書いてあったでしょ?もう本当審美眼。
重要ですよね。
こういう世界に生きてなきゃ別ですけどやっぱり多少でもファッションとかね美容に関係してらっしゃるところで生きてる人たちはもう本当に…。
大切ですよね〜。
社員に言ってるんですよ今はね。
それは時代によると思うんですけど。
本当に一般の人たちの感度も高くなってきてるから…だから一歩先に行かなきゃいけないからね。
そうですよね先生ね。
ヘアメイクは外見だけを繕ったり飾ったりするものではない。
見た目と心は深く結び付いているとIKKOは言う。
口紅一つでも心が弱っている時はあえて赤を選んだり心が攻撃的になっている時は抑えた色目でバランスをとったりできる。
ヘアメイクは気分や心の有り様まで変えられる魔法なのだ。
私の今の夢はやっぱりまだロシアとかドイツの人と全然タッチしてないのね。
だからもう少し…IKKOさんの夢っていうのは何ですか?私はやっぱり60になった時にはこれを使うとIKKOさんのメッセージのこれを使うと…きれいになるっていうところではさんざん自己投資してますのでその自己投資していって…年齢じゃなくって女は努力すれば何歳になってもきれいになれるのっていうところを本当に実証しながら私はきれいになったり汚くなったりって私の中でもあると思いますけどそれを乗り越えながらやっぱりこう実績を積んで…そうですかね?うん。
ご成功をお祈りします。
ありがとうございます。
いやこちらこそもう…。
あっ先生に握手してもらいたい。
はいどうぞ。
先生どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
楽しかったです先生。
ええ私も。
やっぱりこのごろほらずっとお会いしてなかったから…あ〜とんでもないです。
ありがとうございました先生。
ありがとうございます。
どうぞ頑張って下さい。
ありがとうございます。
うれしい。
という事で締めはやっぱりあれですかね?桂先生最高!どんだけ〜!2015/07/23(木) 00:00〜01:00
NHKEテレ1大阪
SWITCHインタビュー 達人達(たち) アンコール「「桂由美×IKKO」[字][再]
ウエディング界のレジェンド桂由美が指名したのはカリスマ美容家IKKO。美を追求してきた2人が、欠点をカバーするデザインやヘアメイク、ポージングまで熱血指南!
詳細情報
番組内容
ブライダルデザイナーの第一人者として半世紀、数々の著名人のウエディングドレスを手がけてきた桂。話題のウエディングの舞台裏、「後ろ姿」にこだわる理由、年齢や体型をカバーするデザインの秘密まで明かしていく。一方バラエティーでオネエキャラ全開のIKKOはゴージャスな「女優メイク」とりわけ和装ヘアの達人として知られている。「誰にもまねできない」と言われる技の秘密とは?二人による二の腕・デカ顔悩み解決法も!
出演者
【出演】ブライダルファッションデザイナー…桂由美,美容家…IKKO,【語り】吉田羊,六角精児
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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