(花咲舞)うわ〜。
こんなオシャレなお店久しぶりだよ〜!
(亜紀)テンション上がるよね〜!うんうん!
(友梨)舞今日は思いっ切り飲んでいいからね。
な〜んでも聞くから。
えっ?何で彼氏にフラれちゃったのかとか。
いやフラれてないから別れただけだから。
そのへん含めてゆっくり聞こうか。
記憶をなくしても暴れても今日は許す。
亜紀…友梨…。
持つべきものは女友達だね!お互いさまじゃん。
よし!今日は飲もう!
(柴崎)・え〜っと…・
(柴崎)イカリング牛すじの煮込みメガ盛り空揚げもうまそうだな〜。
(相馬健)給料日後なんですからここはド〜ンと奮発しちゃいましょうよ。
うん。
うちの奥さんもきっと許してくれるうんよし。
思い切って全部頼んじゃえ!はい!舞の職場今も上司と2人っきりなの?あぁ相変わらずだよ。
よくやってられるよね〜。
私絶対無理!息詰まっちゃう!いやそんなことないよ気を使わなくていいしいても気にならない感じだもん。
何か長年連れ添った夫婦みたいだね。
何それ。
そうだ舞その人いいんじゃない?次の彼氏候補!ちょっとやめてよ!縁起でもない相馬さんおじさんだよ。
いくつだっけ?15歳くらい上?全然イケる!む…むしろ圏内!ま…マジっすか。
お疲れさま〜。
お疲れさまです。
(振動音)んっ?
(振動音)
(柴崎)辛島部長からだ。
(振動音)あぁ…お疲れさまです。
(振動音)
(舞:亜紀:友梨)カンパ〜イ!
(振動音)んっ?あっ。
(振動音)ごめんちょっと先飲んでて。
(振動音)はい花咲です。
臨店。
あぁ月曜日ですか?違う緊急臨店今からすぐにだ!えっちょ…今すぐにですか!?ああ。
でも〜…。
(友梨)おいしい〜。
(亜紀)おいしい。
あぁ…。
俺だって非常に残念だよ。
悪いけどよろしく頼むよ。
はい…。
はぁ…六本木支店で現金が紛失した。
現金!?現金紛失って…幾らですか?300万だ。
300万…。
営業課長の神田です。
支店長は今出張先から至急戻って来ているところでえ〜それまでは私が指揮を執りますので。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
営業フロアの者は全員残しています。
(神田)支店長が不在の時にこんなとんでもないことが起きてしまうなんて…。
では早速ですが現金の紛失が発覚してからの経緯を教えていただけますか?はい。
計算が合わないのが発覚したのは午後3時半ぐらいでした。
えっ!さ…300万足りない?
(良子)はい何度計算しても合いません誰の窓ですか?枡野さんです
(理江)申し訳ありません!枡野君〜!あぁ…伝票オートキャッシャーの装てんミス考えられるところは全部チェックして!
(行員達)はい引き出しやゴミ箱の中も!とにかくこのフロアの中全て調べてください!
(行員達)はい
(神田)え〜誰かゴミ集積所も確認して来て!
(行員)はいあ〜…あっ!防犯カメラの映像をチェックしよう!そこまで全部やったんですが見つかりませんでした。
そうですか。
(神田)あの実は言いづらいんですが今日は週末の給料日で忙しかったものですから普段と違って現金の管理が徹底できていなかったところがありまして。
というと?
(恭子)あの…。
テラー同士でオープン出納機の暗証番号を教え合って現金を出してたんです。
(恭子の声)少しでも効率を上げるために。
ここ置いとくね
(理江)あっすいませんそうだったんですか…。
それでお金の流れがつかみづらくなってるんですね?はい申し訳ありません!私はやってません。
だからそういう規則違反はやめなさいっていつも言ってたでしょ?
(恭子:理江)すいませんでした。
過払いということはないんですか?あぁ…。
100万円以上の現金払いをしたお客様には連絡したんですが皆さん多くもらってないとおっしゃってますし。
それに防犯カメラの映像で見る限り枡野君が100万円の束を多く渡している様子もありませんでしたので。
課長よくご覧になったんですか?見ましたよちゃんと。
あの…過払いではないんじゃないでしょうか?んっ?過払いはテラーのミスです。
100万円の束1束であれば多く渡してしまうミスもあり得なくはありません。
ですが3束も間違えて渡してしまうというのは普通あり得ないんじゃないかと。
じゃあ誰かが故意に現金を隠したとでもおっしゃるんですか?いやそういうわけでは…。
まさか…。
横領…?その可能性も考えなければなりませんね。
(ざわめき)
(神田)はぁ…。
相馬さんどうすればいいでしょうか?私物検査をしたほうがいいかもしれません。
私物検査?私物検査って…。
私達もですか?はい。
皆さん不満があるのは分かりますですがこのまま300万円が見つからないままですとこの営業フロアにいる行員全員が本部の査問委員会に呼ばれることになります。
(ざわめき)やりましょう!みんな!私物検査だ。
まずはこのフロア次にロッカールーム。
ここに持ち込んだカバンの中身全部デスクの上に出してくれるか?はい!さぁ!皆さんの視線が痛いです…。
こういう時に敵役になるのも俺達臨店の役割だ。
問題ありませんありがとうございました。
男性はこれで以上ですね。
ありがとうございます。
え〜じゃあ伊沢良子さん。
何で私までこんなこと。
すいません失礼します。
特に問題ないようですね。
当たり前でしょ。
ありがとうございました。
吉川恭子さん。
はい。
よろしくお願いします。
失礼します。
問題ないですねありがとうございました。
いえ。
枡野理江さん。
はい。
花咲さん特によ〜く見てくださいね。
失礼します。
んっ?すいませんこれ中見てもいいですか?へっ?でも…。
見られちゃまずいものでも入ってるの?いいですか?はい。
失礼します。
あっ。
あなたたばこ吸ってんの?すみません。
(良子)紛らわしいわね!はい問題ないですありがとうございました。
(真藤毅)現金紛失?
(児玉)はい今臨店班が六本木支店へ行ってるそうなんですがまだ見つかっておりません。
300万か…。
六本木支店の支店長は誰だ?久保寺です。
久保寺?堂島専務の派閥で。
なるほど。
堂島専務もお気の毒…ですね。
就任早々足を引っ張られるようなことが起きて。
そうだなぁ…。
(堂島)これからは君の好きなようにさせるわけにはいかないぞこれで終了です。
皆さんご協力ありがとうございました。
はぁ…早く犯人が名乗り出てくれないと支店の空気が悪くなっちゃうわよね。
んっ?いや〜困ったな〜。
見つかったら見つかったで犯人がこの支店にいるってことになるし300万が見つからないのも困るし…。
お察しします。
(久保寺)神田課長。
(神田)あっ支店長。
本部臨店班の相馬です。
あ〜どうも支店長の久保寺です。
どうだ?見つかったか?いえまだ…。
そうか…。
これは大変なことになったな。
あの…枡野さんを犯人扱いするような言い方はおかしいんじゃないでしょうか?責任が彼女にあるのは事実です!このまま見つからなかったら何の関係もない私達までずっと疑われ続けるの。
枡野さんのせいでね。
それがどんなに屈辱的なことなのか本部の方には分からないでしょうけれど。
やってもいない横領の疑いを掛けられる屈辱は枡野さんも同じだと思います。
テラーが自分の窓にどれだけ責任を持ってやっているかは私にも分かります。
元テラーですから。
(久保寺)これだけ捜しても現金が見つからない以上仕方がない。
今日のところは解散とする。
みんなご苦労だった。
(行員達)お疲れさまでした。
君達もご苦労さまでした。
またまいります。
よろしく頼みます。
はい。
いろいろありがとうございました。
いえ。
しかしこのままでは行員達の間に疑心暗鬼が広がって余計空気が悪くなりそうですね。
(神田)はい。
でもとにかく現金の行方はハッキリさせないと。
はぁ…胃が痛いですよ。
大丈夫ですか?
(理江)あっはい。
花咲さんさっきはかばってくれてありがとうございました。
あっいえ余計なこと言っちゃったみたいで。
私お客さんが多い時間パニクっちゃっててその時現金の処理がきちんとできていたかどうかミスを犯していないかと言われたら自信ないです。
でも盗むなんてことは絶対してません。
はい。
お先に失礼します。
お疲れさまでした。
う〜ん!う〜ん!300万円見つかりますかね?どうだろうなぁ。
相馬さんは誰かが横領したと思いますか?いやそうは思いたくはないけれどもその可能性も否定できないだろう。
うん…。
現金事故っていうのは後からお金が見つかったとしても犯人が見つかるとは限らないってところが厄介なんだよな。
「現金その場限り」が銀行の原則ですからね。
うん現場を押さえるしかない。
ということは真相は分からないかも…。
はぁ…。
はぁ…。
(花咲幸三)何だよ2人して辛気くさいなぁ。
大変なんだよいろいろと。
何があったんだ?それがね六本木支店で…。
言えるわけないでしょ守秘義務ってもんがあるんだから。
すいません。
あっそう。
あっチョコレート…。
おっ。
お父さんあれ1個ちょうだい甘いもん食べたかったんだ。
そうだな僕も1個もらっていいですか?残念全部食べちゃいました。
あらかつお節ですか?うんちょうどいい大きさなんだよ。
紛らわしいなぁもう…。
箱と中身が一緒とは限らないってことだよ。
はぁ…。
あぁそうだ!甘いもん食べたかった〜。
じゃあ俺は帰りにコンビニでも寄って帰るとするかな。
相馬さん。
んっ?六本木支店どうしますか?「どうしますか?」ってやれることはもうみんなやっちまったしな。
どうするかな…。
でもこのままじゃ枡野さんかわいそうですよ。
それはそうなんだけどな。
あの支店から現金はいつなくなったんでしょうね。
んっ?300万円がなくなったってことはその瞬間があるんですよね?うんその瞬間は必ずあるな。
防犯カメラの映像見てみたいんですけど…。
いやいや…神田課長はもう見たって言ってたぞ。
元テラーの目で見たらもしかしたら見落としてる何かを発見できるかもしれません。
(神田)これが金曜日の伝票です。
ありがとうございます。
本当に全部見返すんですか?はい時系列に照らし合わせて確認したいんです。
こんなにあるのか…。
あの私も手伝いますので。
あぁありがとうございます。
わ〜吉川さんは仕事が丁寧で正確で速いですね。
倍速で見てるみたいです。
(神田)はい吉川君には何を任せても安心なんですよ。
んっ?何かありましたか?あっ。
手続きを終えて帰られた方がもう一度いらして吉川さんから何か受け取ってるんです。
んっ?
(神田)えっ?これです。
まさか…。
いやこれポケットティッシュですね。
えっ?はっ?ホントだ。
何だよ…。
すいません。
あ〜そうだ!このお客様ノベルティーの時計が欲しいって相当粘ってたんですよね。
あの置き時計ですか?ええ。
え〜っと…。
これです。
あぁ…。
(神田)他のお客様がもらってるのを見掛けたらしくて。
ありますよねそういうクレームこれです。
ふ〜んこりゃ確かに簡単にあげられるランクのノベルティーじゃないなぁ。
(神田)はい。
一応時計は100万円以上の定期預金口座開設のお客様に…ってことになってるんで。
このお客様は通帳の繰り越しにいらしただけですもんね。
しかしここまでしつこくされたら普通あげちゃうだろうに。
よくポケットティッシュだけで満足してもらえたなぁ。
吉川さん真面目な方なんですね。
(神田)う〜ん真面目というかとにかく几帳面だから。
分かる気がします。
んっ?えっ?
(神田)また何か?あっちょっと気になっただけなんですけど…。
吉川さんこちらのお客様にあの時計差し上げてるんですよ。
時計?はい。
15万円を引き出しに来ただけのお客様なんですけど…。
えっ?さっきはあんなに断ってたのにな。
吉川君らしくないなぁどうしちゃったんだろう?知り合いだからあげちゃったとか。
いや〜吉川君はそういうことしないと思うんですけどねぇ。
う〜ん…。
あっ!紛らわしいなぁもう…箱と中身が一緒とは限らないってことだよ中身が違ったのかも…。
中身?あっちょっといいですか?この箱見てください。
100万円の束3つ入りそうじゃないですか?確かにちょうどいい大きさだな。
あ〜!ちょっと待ってください!吉川君がここに300万を入れて渡したんじゃないかって言ってるんですか?まさかお客様とグルになってそんなことするはずが…。
でもこの箱に入れて渡せば誰にも気付かれずに現金を持ち出すことはできますよね。
そうだな。
いやそんな…。
そもそも窓口に呼ばれるのは番号順だからこのお客様が必ずしも吉川君の窓口に来るとは限らないわけだし…。
いやできますよ。
えっ?
(舞の声)吉川さんぐらいベテランのテラーであれば特定の番号のお客様が自分の窓口に来るように処理時間を調整することはできます。
でもできたとしても…。
吉川君がそんなことするはず…。
そのお客様は?あぁ…。
有限会社ブランダージュの馬場浩一さんです。
どんな方なんですか?麻布で輸入雑貨店を開いてる方なんですけど詳しいことは…。
あっ!融資の取引があります。
ブランダージュとの取引は3年前から融資残高は1000万ですか。
(木山)はい実は今追加融資を申し込まれていて結論は明日出ることになってるんですが恐らく断ることになるかと。
業績が良くないのか?このところ赤字が続いていて。
赤字…。
(振動音)すいません。
えっ馬場社長が?分かりましたすぐ行きます。
すいません馬場さんが来られたようで失礼します。
(神田)ありがとう。
(木山)お待たせいたしました。
(馬場)追加融資の件どうなったかと思いまして。
申し訳ありません稟議が難航しておりまして。
ちょっ…借りられないと困ります。
何とかお願いしますよ木山さん。
はい。
とにかくいい返事待ってますから。
神田課長。
これ失礼します。
えっ?おい…。
(ドアの開閉音)馬場様!はい。
よろしければこちらを。
えっ?当行で人気のノベルティーです。
いつもお世話になっておりますので。
あっでももしかしてこちらもう既にお持ちですか?いや持ってないけど。
そうですかではお使いください。
ありがとう。
今後ともよろしくお願いいたします。
(馬場)どうも。
はぁ…。
(相馬の声)まったくお前はいきなり何してくれてんだよ。
まぁでもこれで馬場社長があの時計を見たことがない…っていうことが分かりましたよね。
確かにな。
(相馬の声)吉川さんが馬場社長に渡した箱の中身はやっぱり時計じゃなかったってわけだ。
吉川君は非常に真面目な努力家でお客様の信頼も厚いテラーなんです。
信じたくないなぁ…。
吉川さんの人柄を聞くと私達の推論が間違っているような気がします。
う〜ん…真面目な人間ほど一度たがが外れると歯止めが利かなくなるってことあるからなぁ。
う〜ん…。
あっ。
んっ?相馬さん。
うん。
後つけましょう。
んっ?いや何もそこまでしなくても…。
何か分かるかもしれないじゃないですか。
あっ空車!えっ…ちょっとおい!すいません乗ります!花咲!相馬さん早く!…ったく!運転手さん前のタクシー追ってください。
刑事か!なぁ落ちるのか?この領収書。
相馬さん早く早く。
1230円…。
よっ。
押すなってバカ!あのお店ってブランダージュ?あぁ…。
あぁお待たせ行こうか。
うん。
あっ。
あっこっち?
(馬場)うん。
随分親しそうですね。
昨日今日って仲じゃなさそうだな。
えっ?吉川君と馬場社長が?はいお付き合いされていると思います。
こちら吉川さんの口座の入出金記録です。
入行以来家賃や光熱費実家への仕送り定期預金に生命保険几帳面なほど毎月決まったお金の流れが続いていました。
ですが1年ほど前から引き出しが増えて残高がどんどん減って行って定期預金も解約されてます。
個人信用調査にかけたところ吉川さんは1000万近くの借金に追われています。
恐らく全て馬場社長に渡しているんじゃないかと…。
吉川君がこんなことになっていたとは…。
全く気が付きませんでした。
300万をノベルティーに見せ掛けて渡すとはな…。
しかし証拠がないんじゃどうすることもできないし本人に聞いたところで認めないだろう。
はい…。
(ノック)失礼します。
どうした?木山。
先ほどブランダージュの馬場社長に追加融資の稟議が下りなかったことを伝えに行って来たんですが相当危なそうです。
本当か?
(木山)はい。
白水銀行に申し込んでいた分も断られたようでして。
このままだと今月持たないかもしれません。
ブランダージュの決済日は?月末です。
となると月末には不渡りが出てしまうんじゃ…。
その可能性は高いと思います。
馬場社長は何と言ってたんだ?
(木山の声)相当憤慨してました。
東京第一銀行はうちを見殺しにするつもりか!そうか…。
(木山)取り急ぎご報告をと失礼します。
うんありがとう。
(ドアの開閉音)久保寺支店長もしかしたらあの2人また同じことをやるかもしれません。
えっ?
(神田)ですが一度うまく行ったからといってこんな短期間にまたそんな危ない橋を渡るとは…。
しかしこのまま何もしなければ会社は倒産するんです。
あり得ないことじゃないでしょ。
(久保寺)そうだな…。
吉川さんは前回窓口がパニック状態になる繁忙日を狙って横領を実行してます。
もしもう一度やるとすればまた繁忙日を狙うんじゃないでしょうか。
ということは…31日。
31日に金が入ればブランダージュは倒産を免れます。
もしその現場を押さえられれば証拠になるってことですね。
「現金その場限り」。
その瞬間を捕まえるしかありません。
はぁ…。
(ノック)舞お風呂先に入るぞ。
どうぞ。
どうした?暗い顔しちゃって。
ねぇお父さんさお母さんのためだったら何だってできた?何だよ急に。
何となく…。
そうだなあいつが死んだ時は後悔したよ。
もっとできることあったんじゃないか何でもしてあげればよかったなって。
例えばそれが犯罪だとしても?そりゃまた極端な話だな。
ただ守りたいって気持ちがあれば一線を越えてもおかしくはない。
それを実行に移すかどうかは別として。
そっか…。
はぁ…。
先入るぞ。
うん。
何て顔してんだよ。
どうせ「これ以上吉川さんに罪を重ねてもらいたくないんです」…とか思ってんだろ。
でもな彼女は既に罪を犯してる。
銀行員として一番やっちゃいけないことをな。
その罪は問われなきゃいけない彼女のためにも。
それが今日に懸かってんだ。
はい。
今日は31日の金曜日です。
相当な混雑が予想されるので本部から事務応援に来てもらいました。
花咲です今日一日よろしくお願いいたします。
(行員達)お願いします。
ということで今日も一日よろしく。
(行員達)はい。
花咲君よろしくね。
はい。
300万はどうなったの?一応仮払金処理ということに。
あっそうとにかく足引っ張らないでちょうだい。
はいよろしくお願いします。
お願いします。
(理江)よろしくお願いします。
吉川さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さてと…。
来るかな?いらっしゃいませ。
おはよう。
いらっしゃいませ。
(行員達)いらっしゃいませ。
お待たせしました。
ありがとうございました。
(男性)どうも。
はぁ…。
(呼び出し音)
(音声案内)115番のカードを…。
お願いします。
(行員)はい。
来た〜。
(神田)ありがとうございました。
吉川さんぐらいベテランのテラーであれば特定の番号のお客様が自分の窓口に来るように処理時間を調整することはできますお引き出しでいらっしゃいますね。
ありがとうございました。
佐田様。
50万円のお引き出しご確認ください。
ありがとうございました。
(呼び出し音)
(神田)ありがとうございました。
(音声案内)384番のカードを…。
(呼び出し音)
(音声案内)385番のカードをお持ちのお客様4番の窓口までお越しください。
いらっしゃいませ。
(馬場)お願いします。
お引き出しでいらっしゃいますね。
こちらの番号札でお待ちください。
よろしく。
有限会社ブランダージュ様。
20万円のお引き出しご確認ください。
確かに。
よろしかったらこちらをお持ちください。
ありがとう。
何すんだよ!馬場様こちらの時計は先日お渡ししているようですので本日は別の品をお渡ししたいと思います。
えっ?申し訳ございませんがこちらはお返しいただけますか?恐れ入りますがあちらまでご一緒願えますか?
(ドアの開閉音)申し訳ありません席を外します。
吉川さんあなた…。
もうすぐ警察の方がいらっしゃいます。
(久保寺)馬場社長。
その前に全てお話ししていただけませんか?失礼だとは思ったんですけど…。
全部調べさせてもらいました吉川さんのこと。
お金…。
全部馬場さんに渡していたんですよね?どうしてですか?何でそこまで…。
銀行のお金にまで手を出すなんて…。
断れなかったんですか?私が好きでしたことです。
頼まれたわけじゃない。
私には分かりません。
どうしてそこまでできるのか。
だって…。
結婚するの彼と。
私…彼と出会えて初めて今まで1人で頑張って来てよかったって思えたの。
通帳のご確認お願いしますありがとう
(恭子の声)彼は退屈で何の色もなかった私の毎日に色を付けてくれた。
行こうかはい
(馬場)はぁ…
(恭子の声)だから彼のためだったら私にできることは何でもしたいと思った。
(恭子の声)たとえそれが銀行員としてテラーとして…。
こちらお持ちくださいありがとう絶対にやってはいけないことだとしても。
でも今…。
心のどこかで…ほっとしてる。
これでやっと終われるって。
いつかこうなること分かってたけど…。
自分では終われなかったから。
ごめんなさい。
彼は何も悪くありません。
今回のことは全部私が1人で考えて実行しました。
花咲。
何ですか?馬場社長のこと調べてもらった。
えっ?吉川さんだまされてるぞ。
だから俺は何も知らないよ。
なのに何で警察行かなきゃいけないの?横領の共犯として事情を。
はぁ?あいつが勝手にやったんだよ?金が入ってたなんて知らなかったし。
だが24日にも300万手に入れてるじゃないですか。
何言ってんのか全然分かんないんですけど。
(足音)痛って!あなたは最低です!!お前何すんだよ!!この銀行は客に手上げんのか!?花咲君落ち着いて。
吉川さんのしたことは犯罪です。
でも彼女は今までずっと真面目に生きて来たんです。
なのに全部なくしちゃったんですよ。
あなたがこんなに最低な男だって知らないで。
吉川さんの口座はもうゼロに近いし借金だってしてます。
今回のことで仕事だって…。
チッはぁ…。
だからそれを何で俺のせいにされなきゃいけないの?意味が分かんないんだけど。
あなたはお金をくれとか横領しろとは言わなかったかもしれません。
ですが彼女がそうするように仕向けましたよね。
あのさ俺達は愛し合ってるんだ。
あいつが好きで俺に貢いでたの何が悪い?犯罪ですか?あいつは金で愛情を買ったようなもんだ。
これってフェアなんじゃないの?お言葉を返すようですが…。
彼女は愛情をお金で買ったつもりはありません。
彼女は…吉川さんはあなたを好きになっただけです。
あなたとの未来を夢見てあなたの力になりたくて無理を重ねたんです。
やり方は間違っていたけど。
でもあなたは違いますよね。
吉川さんをだましてたんですよね!うるさいな。
偽物の愛情でお金を手に入れるために。
うるさい!黙れ!!黙りません!あのさあいつがだまされたとか言ってるわけ?言ってないよね。
だってだましてないんだから!馬場社長吉川さんだけじゃありませんよね?はぁ?岡田圭子さん。
服部真奈美さん。
宇野亜耶さん。
随分たくさんの女性からお金をもらってるようですね。
皆さんあなたと結婚するつもりだとお話しされてるそうですよ。
これって詐欺ですよね?この件についても警察で取り調べを受けることになると思いますよ。
法律があなたをどう裁くのか私には分かりません。
ですが…。
私はあなたを許しません。
絶対に!はぁ…。
(ノック)
(ドアが開く音)麻布東署の者ですが。
お待ちしてました。
馬場浩一さんですね?
(刑事)ご同行願えますか?触るなよ!
(記者)専務ひと言!
(記者)コメントお願いします!このたびは当行で起きました現金盗難事件におきまして皆様にご心配をお掛けしましたこと大変遺憾に思っております。
本件においては警察および関係当局において調査中ですので私からのコメントは差し控えさせて…。
いや〜今回はお手柄だったね〜。
お手柄だったんでしょうか?新たな被害を防いで犯人逮捕に協力したんだ。
お手柄だろう!どうしたんだ?花咲君は。
あいつはあいつなりにいろいろと感じてるんでしょう。
そっか…。
花咲君にも繊細な一面があったんだな〜。
ええ…フフっ意外にも。
これはこれは堂島専務。
どうも。
このたびは災難でしたね。
堂島専務が目を掛けていらっしゃる支店長の下での不祥事。
とんだ就任祝いをもらったよ。
お察しします。
とはいえ大したことではない。
あの程度のことは不祥事のうちにも入らない。
しかし油断は禁物ではないかと。
銀行という所は何がきっかけで足元をすくわれるか分かりませんからね。
そうだな。
肝に銘じておくよ。
恐縮です。
ご苦労だったな。
では失礼します。
はぁ…。
・ハハハ…・・ハハハ…!・ハハハ…!・ハハハ…!・ハハハ…。
ハハハ…!はぁ…。
何だよ?またため息か?やめてくれよお客さん達におとうさんの料理がまずいと思われちゃうだろ。
ごめんなさい。
何だよ今日はやけに素直だね。
お父さん人を好きになるって何なのかなぁ?えっ?舞?お前もしかして恋してるのか?はっ?あっそうかそうか。
それでこの前あんな意味深なことを聞いて来たのか。
いや違う私は吉川さんって…。
ひょっとしてその相手ってのは五反田支店の松木さんか?融資課の松木です花咲さんホントにおいしそうに食べますね何言ってんの?だったらおとうさん大賛成だよ。
お父さん1回話聞こうか。
こんばんは。
(幸三)お〜いらっしゃい。
どうも。
相馬さん相馬さん。
聞いてくださいよ!何でしょう?舞の奴恋しちゃってるらしいんですよ!えっ恋!?違います違います!相手誰だよ?いやそれがね…。
黙って黙って黙って!知ってるんですか?分かった言わない言わない。
何だよもう。
知りたい?知りたい?知りたいですもちろん!2015/07/22(水) 22:00〜23:00
読売テレビ1
花咲舞が黙ってない #3[字][デ]
原作・池井戸潤、主演・杏。東京第一銀行臨店班の花咲舞が、ベテラン行員・相馬健とコンビを組み、銀行で起こる様々な事件を解決していく、痛快オフィスストーリー!
詳細情報
番組内容
六本木支店で300万円の現金が紛失する事件が発生し、舞(杏)と相馬(上川隆也)は緊急臨店を命じられる。営業課長・神田(正名僕蔵)によると、支店中をくまなく調べたが現金は見つからないという。やむを得ず行員たちの私物検査、ロッカーの検査までするが、それでも300万円は出てこない。舞と相馬は、もう一度防犯カメラの映像を調べることに。すると、テラーの恭子(内山理名)の動きに、不審な点がある事に気づく…。
出演者
杏
上川隆也
塚地武雅(ドランクドラゴン)
石橋凌
甲本雅裕
大杉漣
生瀬勝久
内山理名
正名僕蔵
袴田吉彦
宮地雅子
遠山俊也
原作・脚本
【原作】
「不祥事」(実業之日本社・講談社文庫)「銀行狐」(講談社文庫)池井戸潤
【脚本】
松田裕子
監督・演出
【演出】
鈴木勇馬
音楽
菅野祐悟
得田真裕
【主題歌】
「I am a HERO」福山雅治(アミューズ/ユニバーサルJ)
制作
【チーフプロデューサー】
伊藤響
【プロデューサー】
加藤正俊
柳内久仁子
【制作協力】
日テレアックスオン
【製作著作】
日本テレビ
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
ステレオ
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32725(0x7FD5)
TransportStreamID:32725(0x7FD5)
ServiceID:2088(0x0828)
EventID:60710(0xED26)