HERO #11−1【久利生の活躍をおさらいして映画を見に行こう!】 2015.07.22


言ってましたよね。
本当に、すでにこれだけの費用を払わなくてはならないという状況にあるわけですからね。
本当におもてなしといって
(舞子)はぁー。
(牛丸)暑い。
ハァーッ。
(美鈴)ふぅ。
(芝山)よし!
(遠藤)よし!
(江上)あおいであおいで。
アッチー!?
(牛丸)ふぅ。
(遠藤)イテッ!?
(江上)ふぅ。
イテッ!?
(一同)暑いな!はぁ…。
暑い!
(美鈴)さっきの被疑者しおらしいんだけど嘘っぽいんだよね。
事件現場見てこようかな?
(石坂)現場を見に行くんですか?ほかの仕事は?大丈夫か?今日も午前さまになっちゃうぞ。
でも気になるんじゃしかたないよな。
(美鈴)そうね。
雨宮。
…はいないんだった。
バカンスのときぐらい仕事を忘れさしてやりましょうよ。
パーッと行ってシャーッと帰ってくれば?
(牛丸)どいつもこいつも久利生みたいになっちまって。
(石坂)久利生?
(末次)石坂さんが来る前にいた問題検事ですよ。
(芝山)非常識なヤツでさ。
(江上)俺たちさんざんかきまわされたもんな。
(遠藤)これがまたお出かけ好きなんだな。
(美鈴)仕事片づかなくてしょっちゅう午前さま。
(牛丸)今ごろ何やってんだか?あのバカ。

(オープニングテーマ)
(鍋島)それはどういうことでしょうか?被疑者を不起訴にした彼の判断が結果的には正しかったわけでしょ。
(高城)確かに彼には何の落ち度もありません。
しかし…。
(遠藤)んなこと言いだしたらさ今年一体誰がやんのよ?わたし嫌だなぁ。
(末次)僕もだよ。
忙しいし文句ばっかり言われるしさ。
(美鈴)ねえ。
今年やめにしない?
(久利生)何でよ?城西支部の唯一の公式行事じゃん。
幹事やるぐらいだったらさ中止のほうがいいよ。
よし。
じゃあさ今年は中止にしよう。
何でだっつうの。
だから花見は日本人の心でしょ。
(鍋島)マスコミを騒がせたということだけでそこまで問題にするのはいかがなものでしょう?
(高城)そう言われましても。
何とか久利生の処分撤回していただけませんか?じゃあさ久利生が幹事ね。
俺?一番熱意があるんですもんね。
じゃあ久利生君で決まりね。
(遠藤)満開の桜が見れる穴場お願いしますよ。
場所取りよろしくな。
(末次)幹事になったら副幹事指名できますから。
そうなの?俺やる。
副幹事発表します。
おめでとう。
雨宮。
えっ?
(江上)頑張ろうな。
えっ?貸して。
全部任せて。
全部。
(鍋島)ふぅ…。
残念でした。
(久利生)「成功させよう。
2002年ワールドカップ」事件があったのは三日前。
ここでサッカー日本代表の試合があった日です。
日本代表ね。
でもなやっぱワールドカップっつったらカメルーンでしょ。
カメルーン?すごいんだよ。
エムボマとか。
俺絶対チケットゲットしよう。
お前行く?興味ありません。
じゃあねカメルーンの選手の名前11人全部言えたらお前連れてってやるよ。
興味ないっつってんでしょ。
芝生触ってきていい?ダメだって!こら!あっ!久利生さん!
(舞子)被疑者桐山茂。
タケマ建設の総務部長です。
彼はこのスタジアムの警備員咲坂勇次さんを刃渡り15センチのナイフで刺して逃走。
この先の国道沿いで巡回中の警官に緊急逮捕されました。
咲坂さんが倒れてたのってどの辺ですか?
(加瀬沢)この辺だよ。
見つけたときはもうダメだったけどね。
刺されたときの様子誰も見てないんですか?
(見城)南側のゲートでサポーターが騒いでるっていうんで俺たちはみんなそっちに。
咲坂さんは行かなかったんですか。
あの人はいつも知らんぷりですよ。
もう楽ばっかりしたがるなまけ者でさ。
嘘つきだし人から金借りて返さないし。
ろくな死に方しないんじゃないかなとは思ってたよ。
まあ死んだ人のことあんまり悪く言うのよくないけどさ。
もうかなり言ってます。
(加瀬沢)えっ?
(見城)加瀬沢さん。
(加瀬沢)まただよ。
咲坂さんとこの坊主。
おい。
ダメダメダメ。
(良太)父ちゃんがグラウンドに入れてくれるって約束したんだ。
思いきりボールけらしてくれるって。
(加瀬沢)ねっ?もういいかげんなことばかり言う人なんだから。
ここは中へ入れないんだから。
ちょっと。
ちょっとごめんなさい。
話さしてもらっていいですか?オッス!一人で来たの?お母さんは?子供扱いすんな!言われてやんの。
(良太)お兄ちゃんたち刑事?「刑事」じゃなくて「検事」…って言ってもわかんないか。
父ちゃん殺した犯人は?えっ…。
ああ…。
もうね警察には捕まってるから俺たちが取り調べている…。
理由をちゃんと犯人に聞いて裁判っていうのにかけるから。
わかんないよね?帰ろ。
送ってってあげるから。
キャッ!?子供扱いすんな!何?あの子。
「もみ逃げ」だろ。
俺呼ばれました?イチゴ買ってきたんだ。
うまいぞ!はっ?そんなに食って大丈夫ですか?糖尿。
お前に転勤の内示が出た。
十日後に石垣支部だ。
ふーん。
いい所じゃないですか。
あれだけマスコミでバッシングされたら上としても何らかのケジメをつけなきゃいかんのだ。
まあしょうがないっすよね。
ウチら公務員ですから。
お前が抱えてる仕事誰かに引き継がせなきゃな。
いや。
終わらせますよ。
あと十日あるんですから。
うん。
うまいこれ。
やっぱり王道は上野公園かな?今度の日曜日さ一緒に下見に行こうよ。
意味あるんですか?まだ桜咲いてませんよ。
甘いな。
花ってのは…。
ごちそうさまでした。
部長何の話だったんですか?今イチゴごちそうになって石垣の海はきれいだなって話を。
石垣?雨宮。
お前行ったことある?
(江上)俺ない。
南の島でしょ。
わたし日焼けするとすぐ赤くなって痛くなっちゃうんですよ。
あの日はサポーターの人たちが騒ぎ出しちゃったんですよね?桐山さんもエキサイトしちゃったんですか?まあサッカーの試合ってなると普通の会社員の人でも目の色変えちゃうときあるらしいですけど。
さすがにこれは似合わないんじゃないですか?そもそも何でこんな物騒な物持ち歩いてたんですか?桐山さん。
はなから咲坂さんを刺すつもりだったとか?完全黙秘ですか。
(庄野)見落とすとこだったな。
(城島)玄関が小さすぎるんですよ。
(城島)特捜だ。
(井戸)ああ!?
(城島)特捜だ。
(庄野)特捜部の庄野です。
城島です。
牛丸部長いらっしゃいますか?特捜?あっ!お前芝山。
久しぶりだな。
城島…。
(牛丸)桐山茂ですか?こちらで取り調べているはずです。
ええ。
今久利生が。
久利生?ああ。
処分の決まった検事ですね。
あの警備員殺しをなぜ特捜が?それは申し上げられません。
しかし古くさい建物だなここは。
今日は何の用で来たんだ?お前たちは知らなくていいんだよ。
芝山さんあいつと知り合い?大学の同級生だって。
でもお前がこの城西支部にいたとは知らなかったな。
特捜にいるとさ下のほうの人事わかんなくてさ。
「下のほう」?
(城島)下のほうも大変なんだろうな。
ケンカ売ってんの?あいつは。
東京地検特捜部か。
いいな。
検察の花形だもんな。
ここはここで結構忙しくてな。
こそ泥だの人殺しだのレベルの低い連中相手にしてるんだろ?そこへいくと特捜はすごいぞ。
芝山。
権力のど真ん中に切りこんでいくだいご味。
ここにいたんじゃわかんないだろうな。
何かすごいむかついてきた。
遅い。
芝山よりダメ。
(城島)おっ。
終わったか?
(久利生)誰?おい。
桐山の身柄は特捜で預かる。
特捜?あれ?何で殺人事件なのに特捜が来てんの?答える必要はない。
はっ?でもさ特捜部が首つっこむっつったら公職選挙法違反でしょ。
汚職脱税横領。
あと何だっけ?
(遠藤)背任。
(庄野)我々の捜査内容はいっさい秘密だ。
身柄取られちゃったら警備員殺しどうなるんです?そうそうそう。
もうね取り調べ始めちゃってんですよ。
あのな。
俺たちはでかい事件抱えてるんだぞ。
はっ?何すか?じゃあ殺人はちっちゃいっていうんですか?
(牛丸)おい。
久利生。
(庄野)君が久利生君か。
検事バッジは?バッジ…。
あった。
はい。
なるほど。
処分を受けるはずだ。
石垣支部へ行ってもその元気で頑張ってくれ。
わかった。
桐山の取り調べここでやろう。
はい。
芝山。
お前の部屋…?お前の部屋しばらく借りるぞ。
(芝山)俺の部屋!?ちょっと!何だあれ!石垣支部って何のことですか?もしかして転勤ですか?十日後とか言ってたかな?聞いてませんよ。
そんなこと。
何でお前に報告しなきゃいけないの?あのバッシング記事ですね。
辞令です。
辞令。
普通お前公務員だったらあんだろ。
そういうこと。
どこが普通なんですか。
部長に聞いてきます。
ちょっと待て。
ちょっと待てよ。
仕事しようぜ。
なっ?俺もう時間ねえんだよ。
(良太)離せ!
(警備員)ここは入れないんだよ!
(良太)離せって!もう!
(警備員)ダメだよ。
ダメだって!良太君!?
(城島)何で人なんか殺したんだ?えっ?あの警備員何の関係もない一般市民だろ。
う〜ん。
まあいい。
まずは本題だ。
金の流れから聞こうか。
特捜は甘くないよ。
俺たちはここの連中とは違うんだ。
咲坂良太君です。
家出してきたみたいです。
あいつ。
久利生を訪ねてきたのかい?いやいや。
雨宮目当てじゃないんですか。
こいつの胸触ってましたから。
胸を!?あのガキ!
(遠藤)子供のくせによくここがわかったな。
子供扱いすんな!チビ!ハハハ。
…ってお前よりでけえじゃねえかよ!
(末次)遠藤君。
相手は子供なんだから。
人の話聞いてんのか?ハゲ!どこがハゲてんのか言ってみなさい!
(美鈴)末次さん!もう。
はい。
良太君。
ココアどうぞ。
甘いの嫌いなんだよ。
おばさん。
おばさん!?
(牛丸)まあまあ。
将来糖尿になったら最悪だし。
何!?部長。
相手は子供なんですから。
おさえておさえて。
(良太)ナイスヘッド!お前な!
(一同)ちょっとちょっと!やめろ!やめろ!夜まで迎えに来られないそうです。
母親は?3年前に亡くなったそうです。
(騒ぎ声)何やってんだよ。
お前何やったんだよ?おい!
(井戸)ちょっとちょっと!待ってください!
(男)特捜部です。
捜査資料はどこへ置きますか?
(城島)おっ!それねそっちの部屋に入れて。
(美鈴)ちょっと。
わたしの部屋!
(城島)ああ。
資料置き場に使わせてもらうよ。
特捜部以外立入禁止。
何なのよもう!ちょっと!男ばっかじゃねえかよ。
ホントに。
俺らが帰ってくるまでこの部屋から出んなよ。
(良太)どっか行くの?ん…?仕事。
ちょっと今一緒にいてやれないから。
なっ?いろよ。
戦車あるし。
出ちゃダメだよ。
(橋本)ああ。
咲坂さんね。
ウチにいたけど欠勤が多いんでさやめてもらったよ。
人から恨まれるようなことってありました?
(橋本)恨みを買うような人じゃないよ。
いい人だったんですか?面倒なことがあるとすぐ逃げちゃってさ。
まあ恨みを買うほどの人づきあいはなかったな。
ふーん。
なるほどね。
チキショー。
俺の部屋なのに。
使わせてあげてんのに何でにらむのよ。
落ち着かねえなぁ。
もう。
(美鈴)こっちのほうがいいや!
(芝山)おっいいね。
汚ねえな。
良太。
俺たち仕事するからさお前ここ片づけろ。
何こんなに散らかしてんの?あれ?おじちゃんとおばちゃん同じニオイがする。
えっ?えっ?どうして?ねえ?どうして?危険よ。
この子。
かかわりあわないほうがいいな。
もしかして不倫?火遊び?逃げろ!
(美鈴)行くわよ。
(遠藤)ちょっとどうしたんですか?ちょっと!お前さ今「火遊び」とか言ってなかった?出てけ。
チビ!だからお前よりでけえっつってんじゃねえかよ!
(芝山)いいんだよ。
立てよ!いいからよー。
背中と背中合わせればわかるだろ!男の大きさってホントは心の大きさも含めて…。
ヒゲ出てきちゃったよ。
だから何でここに来るんだよ?うっとうしいな。
ほかに行くとこないんだからしょうがないでしょ。
(遠藤)末次。
足踏んだ。
(末次)あっ。
ごめんなさい。
もう。
ホントむかつくわね。
あの子。
完全におちょくられてるよな。
国家権力なめてるんすよ。
子供相手にムキになんなよ。
みんな。
あの子雨宮君の胸触ったんでしょ。
あのガキ!
(一同)うるさいな!もう!
(男)咲坂とは半年この仕事やってたけど桐山って名前は聞かなかったな。
誰かとトラブッてたってことはあります?
(男)トラブルなんてなかったんじゃないの。
こずるくてヘラヘラしてるヤツだったから。
子供のやることは大目に見てもらえると思ってんのよ。
人が気にしてること面と向かってさ。
許せないよね。
何であの子が一人であの部屋占領してるわけ?しつけがなってないんだよ。
あんなのが俺の娘に手出したらただじゃおかねえ!
(美鈴)追い出してくる!
(美鈴)ちょっとあんた!もう。
すっかりくつろいじゃって。
考えてみたら良太がいちばんかわいそうなのよね。
両親がいなくなっちゃったんだもんな。
雨宮の胸触ったぐらい大目に見てやるか。
そもそもあんたのもんじゃないけどね。
何か重苦しくなっちゃいましたね。
(江上)息苦しい!空気がうまい。
(久利生)ただいま。
帰りました。
(舞子)何ですか?雨宮。
花見どうする?下見に行こうよ。
そんなにお花見が大事なんですか?幹事と副幹事だよ。
今度の日曜日。
天気もいいらしいよ。
春は紫外線強いんです。
わたし日焼けすると顔がすぐ赤くなって。
痛くなるんでしょ。
それって言い訳なんだ。
勤務時間中に花見の話か?そうですよ。
花見は日本人の心です。
ここの連中は全員ふざけてますよ。
あれ?もう取り調べ終わったんすか?じゃあ次ウチらの番ですよね。
まだ桐山を取り調べるのか?しゃべってくれるまで何度でも。
あれ?ひょっとしてもうそっちでしゃべっちゃいました?特捜でも黙秘。
ヘヘッ。
お互い頑張りましょう。
ねっ。
雨宮行くよ。
(江上)あー。
おいしい空気!ここは。
困ったな。
どんなに調べてもあなたと咲坂さんの接点が見えてこないんですよ。
桐山さん。
何の理由もなく咲坂さんのこと刺したんですか?それともホントはほかの誰かを狙ってたとか。
あっ。
でもそうか。
だとしたら当の本人が名乗り出てくるはずだもんね。
(舞子)これはないと思った。
じゃあすいません。
俺ヒラメください。
わたしトリ貝を。
(バーテン)あいよ。
うまい?でも本物じゃない。
そういうこと言うな。
お前。
ぜいたくよ。
本物のお寿司は回ってるもん。
タマゴ。
お前さあんだけネタがあんだから。
俺がどうせ金払うんだからトロとか食えよ。
タマゴ。
(バーテン)あいよ。
良太君。
おじさんの所帰りたくないの?誰かお父さんの悪口言う人がいるの?しかたないよ。
父ちゃんホントにいいかげんだったんだ。
サイフ拾っても警察に届けないし。
このボールだってきっと盗んできたんだ。
刑事さん。
検事。
どうして父ちゃんは殺されたんだよ?いいから食えよ。
(遠藤)伸びすぎちゃうっていうの?あっ?おい。
ん…?どうした?久利生さんに時間をください。
えっ?久利生さんは良太君のお父さんが誰かの巻き添えで殺されたんじゃないかって思ってます。
何言ってんだ。
でも目撃者はいないし被疑者は特捜がおさえてるしやっと取り調べの時間をもらっても黙秘されるし。
部長。
久利生さんの処分を撤回してください。
雨宮君。
処分?久利生さんには何の落ち度もないはずです。
バッシング報道の責任を取って飛ばされるなんておかしいです。
正式な手続きを踏んで決まった人事だ。
検事が転勤するのは当たり前のことじゃないか。
でも早すぎます。
これはどうしようもないんだ。
転勤はしかたないですよ。
公務員っすからね。
おとなしくしてりゃよかったのにな。
久利生もバカだよな。
どうする?特捜の城島とかかわりあうの嫌なんだよな。
でも友達だったんでしょ?友達じゃないよ。
大学のときあいつに彼女取られたし。
(一同)えっ?
(美鈴)情けない。
まあでも雨宮も一生懸命になってますよ。
それが気に入らないんですよ。
皆さん。
これは久利生さんの最後の仕事ですよ。
ごめんください。
(叔父)良太。
お前。
ちゃんと歯磨けよ。
子供扱いすんな!ったく。
かわいくねえなあいつ。
ホントに。
じゃあすいません。
よろしくお願いします。
(叔父)ウチにはもう3人子供いるんだから一人くらい増えたって同じだ。
じゃあ失礼します。
どうも。
検事さん。
ちょっと気味の悪いことがありましてね。
何ですか?葬式で500万の香典を置いてった人がいたんですよ。
500万?誰ですか?それが香典袋に名前も書いてなくて。
ああ…。
何か気味が悪いよ。
芝山がおごってくれるなんてさ。
(芝山)ハハハ。
お前さ何の件で桐山調べてんの?おい。
特捜の捜査内容を酒の肴にできるかよ。
ハハハ。
民自党の幹部議員がどうのこうのって上司と話してたろ?聞いたのか?聞こえちゃったんだよ。
民自党の幹部っていったら台場敬一だろ。
谷六郎だろ。
それとあと三枝輝一郎か。
誰かがからんだ事件なのか?いいかげんにしろよ。
冗談冗談。
冗談だよ。
(遠藤)お待たせしました。
今日はハイグレードなナイスガイをお連れしてまいりました。
タケマ建設の金森さんと永島さんです。
(美鈴)どうも。
遠藤さんちょっと。
(遠藤)はい。
よく見つけてきたわね。
男ナンパしたのなんか初めてですよ。
そんなことより桐山!そうそうそう。
はじめまして。
中村美鈴23歳です!「23」!?あれ?「あれ」って?何?「何」って?
(江上)チキショー。
特捜の連中捜査資料見せないつもりかよ。
(末次)まだ開かないんですか?代わりましょ。
(江上)いいよ。
ヘタクソだなもう。
代わりましょって。
うるせえんだよ!ああそうですか!じゃあ独りでやってなさいよ!朝までずっと!どうもすいませんでした。
あっ。
鍋島さん。
(鍋島)ああ。
どうも。
いいっすか?すいません。
すまなかったね。
久利生君。
はっ?何とか君の処分を撤回させようとしたんですがね。
ああ。
いや。
関係ないっすよ。
どこに行っても検事は検事ですから。
失礼します。
同じことやるだけです。
(鍋島)うむ。
それ何を飲んでるんですか?ひれ酒。
「ひれ酒」?じゃあ俺もひれ酒もらおうかな?いいっすか?
(舞子)おはようございます。
(久利生)ウッス!ゆうべ特捜の城島に探り入れてみたんだよ。
えっ?あいつらが調べてるのは民自党の代議士だぞ。
誰なんですか?しつこく聞いたら怒って帰っちゃった。
以上。
(芝山)おはよう。
(遠藤・美鈴)おはようございます。
昨日タケマ建設の人と合コンしたの。
えっ?合コン?2時間ごとに4組呼んで終わったの3時。
(美鈴)でも誰一人桐山のこと知らないのよね。
収穫ゼロ。
どういうことだろ?
(芝山)さあ?
(井戸)おはようございます。
(一同)おはようございます。
(美鈴・芝山)あれ?シーッ!シーッ!シーッ!
(遠藤)ねえねえ?
(末次)うわ〜!?
(一同)ハハハ!
(江上)寒い!
(遠藤)徹夜ですか?
(江上)カギ開かないんだよ。
(芝山)カギ?
(江上)寒い!
(庄野たち)おはよう。
開いてるよ。
チキショー!徹夜したのに!何でみんな手伝ってくれたんだろ?何で誰も知らねえんだ?桐山ってさタケマ建設の総務部長やってんでしょ。
なのに何でタケマの社員が桐山のこと誰も知らないの?おかしくない?よっぽど影の薄いヤツだったのか。
人に知られちゃまずい仕事を担当してたとか。
ちょっと行こう。
芝山さん芝山さん。
ねえ?民自党の代議士で建設関係に強い人って誰?
(芝山)建設省出身の三枝輝一郎かな?三枝?三枝輝一郎。
(末次)えっ?
(遠藤)どうしたの?
(末次)いや。
ほら。
こいつですよ。
この人?
(芝山)うん。
うわ!?次の総理大臣の候補だ。
タケマ建設とこの人がやばい関係だったんですか?やばい関係って?桐山が窓口になってお金が流れてたんじゃないかなと思って。
えっ!?ワイロってこと?それで特捜が動いてたの?タケマ建設がこの三枝にお金を渡して甘い汁を吸っていたとするでしょ。
でも三枝が何らかの理由でタケマ建設を切っちゃったとしたら責任取んなきゃいけないのって誰?担当の桐山。
でしょ?じゃああいつがホントに殺そうとしてたのは。
こいつ?どうかな?だって特捜が調べてるのがこの三枝かどうかわかんないじゃない。
俺が確かめてやるよ。
確かめるって?どうやって?
(一同)芝さん!ちょっと!ねえねえ!お前たちのターゲットってさ三枝輝一郎だろ。
何を言ってるんだ?こいつは。
さあ?やっぱり三枝輝一郎だぞ。
何でですか?あいつが嘘ついたりなごまかしたりしてるときはああやってまばたきが多くなるんだよ。
お前いいかげんなこと言うなよ。
(芝山)そら。
ごまかしてんだろ。
お前が俺の彼女取ったときもなそうやってパシパシまばたきしてたんだよ。
ホントだ!面白い!すげえ!く…来るなよ。
おい。
(一同)ハハハ!
(庄野)やめろ!城島!すいませんすいません。
あっ…。
良太君のお父さんはたまたまここに居合わせて巻き込まれた。
だと思うんだけどね。
それを証明するためには事件のあった日三枝輝一郎がここにいたことを証明しなくてはならないんですよね。
大変?…っていうかムリ。
何で?4万人がここにいたんですよ。
ふーん。
あれ何だ?あれ。
VIPルームか。
(久利生)事件のあった日なんですけどVIPルームって誰か使ってませんでした?民自党の三枝輝一郎。
(女)その日は誰も使ってませんけど。
誰も使ってない!?日本代表の試合ですよ。
(女)記録には残ってませんけど。
(加瀬沢)三枝が来てたら目立つだろうが。
たぶんねお忍びで来てたと思うんですよ。
(加瀬沢)じゃあ俺たちだってわかんねえよ。
なあ?じゃあ悪いな。
悪い。
行くよ。
(舞子)VIPルームにいないんじゃ確かめようがないですよ。
4万人ですよ。
4万人。
なあ?ああいう店ってさコーヒーのデリバリーとかやんねえかな?
(店主)届けたよ。
貴賓室にコーヒーとサンドイッチ。
ホントですか?
(店主)二人で持ってったよな?
(店員)うん。
男の人二人いました。
この人でしたか?三枝輝一郎?違うな。
違う?こいつじゃなかった。
その人ですよ。
(久利生・舞子)えっ!?違う。
…じゃなくてこの隣の人。
この人?諸星敬介?民自党の若手でしょ。
どうなってんの?この人でした?すげえな!これ。
(舞子)久利生さん!ん…?こら!これ欲しい。
重い!?持ってみ。
これ。
あの。
諸星先生っていつもこんなスイートルーム事務所に使ってんすか?
(森脇)国会が忙しい時期だけです。
諸星は今日は予算委員会に。
いつもご一緒じゃないんですか?第一秘書がおりますから。
私はスケジュール管理を。
あっ。
先生ってサッカー好きですよね?こないだも日本代表の試合見に行ってません?いいえ。
諸星はサッカーには興味ないと思いますが。
警備員が刺殺される事件のあった日です。
何のことですか?検事さんは何をお調べになってるんでしょう?ちょっとごめんなさい。
はい。
もしもし。
(江上)江上だけど。
興味深い事実を見つけたんで久利生選手に教えてあげるよ。
咲坂勇次の葬式のとき500万の香典を包んで持ってきたヤツがいるんだ。
いや。
それはもう…。
これ証言取んのに苦労したんだぞ。
いや。
あのだから…。
今ちょっととりこみ中なんですよ。
で…その女の人相なんだけど。
女!?顔はね…。
ちょっと。
早く。
早く!何だこれ?ヘタクソ!江上さん。
その女の人って顔は細面で髪の毛がセミロングぐらい。
ちょっと何?で…口もとにホクロがあって。
赤いフレームの眼鏡してません?何で知ってんだよ?今ね目の前にいるんですよ。
えっ?江上さん。
ありがとう。
(不通音)どういたしまして。
お手柄ですね。
江上さん。
さすがエース。
まあね。
何だ何だ何だ。
行ってるじゃないですか。
森脇さん。
咲坂さんのお葬式に500万の香典持って。
いただきます。
(諸星)あの金はわたしが持たしたんだよ。
(森脇)先生…。
いらっしゃったんですか。
(諸星)亡くなられた方への誠意を示したつもりだったんだが。
はじめまして。
東京地検の久利生です。
衆議院議員の諸星敬介です。
あの…。
あの日はスタジアムのほうにいらしたんですよね?試合が終わって外に出たらナイフを持った男がわたしにかけよってきた。
たまたま近くにいた警備員がその男を止めようとして刺された。
秘書たちがわたしを車に押しこんでその場を去った。
一瞬の出来事だった。
警備員の咲坂さんが亡くなったことは?あとで知ったよ。
あなたを守って死んだんですよね。
今のお話を法廷で証言してもらってもいいですか?
(諸星)それはできない。
わたしがサッカーを楽しむためにあそこにいたと思うかい?証言をするとなるとVIPルームに誰と一緒にいたかを詮索されることになる。
事件に関係のないことはお聞きしません。
お嬢さん。
政治の世界にはあなたのように心優しい人はいないんですよ。
あなたたちにもわかるでしょ?今の権力者たちに任しておいたらこの国に将来はない。
検事さん。
わたしはねヤツらをひきずりおろそうと思ってるんですよ。
そのために今大切なことは何だと思いますか?タイミングですよ。
どんなに強いカードを持っていてもそれを出すタイミングを間違えたら何にもならない。
今はそのときではないということをわかってもらいたい。
遺族のためにはいずれ何でもするつもりでいる。
しかし今わたしが考えなければならないことはこの国の将来のことだ。
先生って「ニューリーダー」って呼ばれてんですよね?全然「ニュー」じゃないっすよ。
殺された咲坂さんには子供がいるんですけどね。
その子が何でオヤジが殺されたのか知りたがってんですよ。
そりゃそうですよね。
自分のオヤジが理由もなく殺されたなんて納得いかないっすもんね。
俺思うんですけどあなたがまずやらなきゃいけないことは500万の香典を持ってかせることじゃないんじゃないっすか?その子に父親のことを語ってやることじゃないんですか?申し訳ないって頭を下げることじゃないんですかね?んなこともわかってねえのに国の将来語ってんじゃねえよ!失礼します。

(森脇)非常識な検事ですね。
(諸星)異端児はたたかれる。
かつての俺と一緒だ。
(森脇)あの検事は何もわかっていません。
俺は政治の話をしあいつは人間の話をした。
あいつは何も間違ったこと言ってない。
もう少しで三枝輝一郎になるとこだった。
君は何の資格持ってるんだっけ?秘書検定一級を。
ほかには?英検簿記ワープロフラワーアレンジメント一級船舶。
それから…。
(諸星)ハハハ!それだけ持ってれば食いっぱぐれはないな。
申し訳ないが俺は勝負に出る。
先生…。
(城島)いいかげんにしろよ。
えっ?三枝との関係を話せよ。
桐山。
はい。
城島です。
あっ。
副部長。

(副部長)バカヤロー!今すぐテレビをつけてみろ!えっ?テレビ?はい。
はいはい。
(リポーター)「民自党のニューリーダー諸星敬介氏が同じ民自党の次期総裁候補三枝輝一郎氏の受託収賄を告発しました」ええっ!?何!?・
(副部長)諸星を動かしたのは城西支部の久利生だそうだ。
お前たちは一体何をやってたんだ!
(諸星)「このようにタケマ建設から流れた多額のワイロが三枝氏の選挙資金として…」
(遠藤)どうも。
ご苦労さんです。
特捜が追ってたのはこれだったんだな。
大変な騒ぎになってますよ。
一緒にテレビ見ます?何でそんな顔してんだよ。
城島。
(城島)あっ…。
「もはや何かが起こってからでは遅いんです」
(記者)「同じ政党の議員を告発したというのは前代未聞なんですが?」
(諸星)「この国の政治を変えるためにはしかたがありません」
(記者)「あなた自身も厳しい立場に立たされるのでは」
(記者)「総裁選まで待ったほうがよかったんじゃないんですか?」
(諸星)「この国はもう政治家のかけひきで時間をつぶしてる場合ではないんです。
2015/07/22(水) 14:55〜15:50
関西テレビ1
HERO #11−1[再][字]【久利生の活躍をおさらいして映画を見に行こう!】

「最後の事件 前編」

詳細情報
番組内容
 キャスター暴行事件で、結果的に世間を騒がした久利生(木村拓哉)に対するバッシングが高まり、地検の上層部は、久利生に異動転勤の処分をだす。しかし久利生は、そんなことは一向に気にかけず、舞子(松たか子)とともにサッカースタジアムで刺殺された警備員の事件に取り組むのだった。
 被疑者は逮捕されているが完全黙秘。なぜ警備員を殺したのか話そうとしない。
番組内容2
国会議員や高級官僚の事件を専門にする東京地検特捜部の検事が被疑者を調べるとやってきて、久利生の捜査はなかなか進まない。
 殺された警備員には、息子の良太(今野雅人)がいた。母親はすでに亡く、一人残された良太のためにも、事件の真相を明らかにしようとする久利生。ねばり強く関係者、現場を回り、久利生と舞子は、事件当日、スタジアムに、ある政治家がいた事実をつかむ。
出演者
木村拓哉 
松たか子 
大塚寧々 
阿部寛 
勝村政信 
小日向文世 
八嶋智人 
正名僕蔵 
田中要次 
篠井英介 
小木茂光 
今野雅人 
角野卓造 
児玉清 ほか
原作・脚本
【脚本】
福田靖
監督・演出
【演出】
鈴木雅之
【プロデュース】
石原隆 
和田行 
【協力プロデュース】
東海林秀文
音楽
服部隆之
【主題歌】
「Can You Keep A Secret?」宇多田ヒカル(東芝EMI)

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32724(0x7FD4)
TransportStreamID:32724(0x7FD4)
ServiceID:2080(0x0820)
EventID:31042(0x7942)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: