明るい生活に、明るい光を。
電球にテレビ。
炊飯器から原子力産業まで。
日本のものづくりをけん引してきた東芝。
組織的ともいわれる一連の会計処理。
一体、何が起きていたのでしょうか。
こんばんは。
ニュースウオッチ9です。
東芝で発覚した会計処理問題。
歴代3人の社長が、辞任を表明する事態となりました。
第三者委員会の報告書で、経営トップの組織的な関与があったと断定された一連の会計処理。
背景には、経営トップがチャレンジと称して、利益などの目標達成を強く迫っていた実態がありました。
400人を超える報道陣などが集まった記者会見場。
きょう付けでの辞任を表明した田中久雄社長。
前の社長の佐々木則夫副会長。
それに、元社長の西田厚聰相談役も、きょう付けで辞任することに。
歴代の3人の社長がそろって退くことになった東芝。
第三者委員会の報告書では、経営トップがチャレンジと称して、毎月の定例会議の場で、利益などの目標の達成を強く迫り、過大な目標でも達成するよう、厳しく求めていたとしています。
その一方で。
第三者委員会は、パソコンなど幅広い事業で会計処理の問題が見つかり、平成21年3月期以降の利益について、合わせて1518億円の下方修正が必要だと指摘しました。
過大な目標達成をチャレンジと称して経営トップが求めてきたとしたら、サラリーマンの皆さんは、どう感じるんでしょうか。
日本を代表する電機メーカー、東芝。
世界シェアトップの原子力をはじめとした、エネルギー関連事業などが経営の柱です。
創業140年の歴史があり、昭和初期には、国産初の電気冷蔵庫や電気洗濯機を開発しました。
歴代の経営者からは、日本の財界をリードする人材を数多く輩出。
メザシの土光さんとして親しまれ、行政改革に尽力した土光敏夫氏などがいます。
平成12年には、外部の目で経営を監督する仕組みを導入。
社外取締役も増員し、経営の透明性を高める取り組みのトップランナーと評価されてきました。
歴代3人の社長が辞任することになった東芝の会計処理の問題は、どのように行われてきたのでしょうか。
三條リポーターです。
今回、第三者委員会は、経営トップらを含めた組織的な関与があり、意図的に見かけ上の利益のかさ上げをする目的で行われたと指摘しました。
この見かけ上の利益のかさ上げとは、どういうことなのか。
一つの例がこちら、押し込みです。
パソコンの部品の取り引きで、決算前に行われていたと指摘されています。
東芝では、パソコンの生産にあたって、一部の部品を本社が調達します。
その調達した部品を、パソコンを組み立てる委託先や子会社に供給するんですけれども、このとき、高いときでは仕入れ値の8倍という、通常よりも極めて高い価格で販売していたということです。
こうした取り引きを決算前にいわば押し込み、見かけ上の利益をかさ上げしたと指摘されています。
パソコン事業における利益のかさ上げが最も多く、594億円に上っています。
そして決算が終わったあと、完成品は高く売った部品の分も含めて買い戻し、差額を相殺していました。
では、いつどのくらいの利益のかさ上げが行われてきたのか。
こちらの年表で見ていきます。
こちらは第三者委員会が修正を指摘した、年度別の利益のかさ上げ額と、辞任を表明した、歴代3社長の在任期間を示したものです。
額が大きいのは、この西田社長から佐々木社長に代わった平成21年度の400億円。
そして、佐々木社長時代の平成24年度、858億円です。
平成21年度といいますと、この前の年に起きた、リーマンショックの影響が残っていました。
また平成24年度は、テレビやパソコンの販売不振などに直面していた時期なんです。
では、歴代の社長は、どのように問題の会計処理に関与したのか。
第三者委員会の報告や、取材に応じた東芝の元幹部などの証言で見ていきます。
第三者委員会の報告書で、3人のトップがそろって関与したとされたのが、パソコン事業です。
西田氏は、リーマンショックがあった平成20年、決算をまとめる前の月に開かれた定例会議の場などで、パソコン部門に対して、50億円の営業利益の上積みを、チャレンジとして求めました。
当時の状況について、子会社の元社長は、こう証言しています。
西田さんのころから数字を細かく気にするようになったと思う。
社内の雰囲気は、明らかに変わってしまった。
要求は、後任の佐々木氏のころに加速します。
平成24年9月の会議では、業績を報告した部下に、全くだめ、やり直しなどと発言。
またパソコン部門に対して、決算がまとまる直前に、3日で営業利益を120億円改善するよう強く求めました。
会議では厳しく叱責され、利益を出せとか、抽象的な指示を受けて、とても嫌な思いをさせられる。
だめならまた報告書を書き直さなくてはならないので、いつも綿密にリハーサルを繰り返して臨んでいた。
そして、2年前に社長に就任した田中氏。
利益のかさ上げを認識していましたが、問題の会計処理をやめることはありませんでした。
就任直後にNHKの取材に応じた際には、社員と一日中、メールでやり取りしていると話していました。
しかし、社内では、こう受け止められていたといいます。
メールは確かにものすごい数だった。
メールの内容は、なんでできないんだとか、とても直接的。
田中氏は、去年の経営方針説明会で、有言実行への決意を語っていました。
第三者委員会の報告書によりますと、田中氏らは、メールや電話などで、経費の計上を先延ばししたり、経費を圧縮したりできないかを指示。
黒字化を達成できない事業については、完全撤退を考えざるをえない。
これは決して脅しではないなどと述べて、収益を改善させるよう、繰り返し指示していたとしています。
経営トップが関与する形で、利益至上主義ともいえる状況が長期にわたって続いたと指摘したのです。
さらに報告書は、問題の背景に、上司の意向に逆らうことができない企業風土もあったと指摘しています。
東芝の社風について、元幹部は。
事なかれ主義がまかり通り過ぎている。
よくも悪くも、伸び伸びと新規事業に取り組むという、かつての社風がなくなった。
締めつけが厳しいから、こんなことになったのかと思う。
企業経営に詳しい専門家は、こう指摘しています。
東芝の第三者委員会の調査結果を受けて、証券取引等監視委員会は、利益の下方修正が大きい年度の決算などが、有価証券報告書の虚偽記載に当たるという見方を強め、課徴金を科すよう、金融庁に勧告する検討を本格的に始めました。
どう信頼回復を図っていくのか。
東芝は、田中社長と佐々木副会長を含む、合わせて8人の取締役がきょう付けで辞任して、全体の半分の取締役が退き、経営陣を大幅に刷新することになりました。
後任の社長は暫定的に、室町正志会長が兼任することを決めました。
東芝は、来月中旬までに新たな経営陣を公表し、9月下旬に改めて株主総会を開き、新たな取締役の体制などについて、承認を受けることにしています。
東芝の経営は、透明性が高い仕組みを先駆けて取り入れたと評価されてきましたが、経営を監督する外部の人間には、会計の専門家はおらず、形を作っただけだったということになります。
東芝は今後、取締役のうち、社外取締役を半分以上に増やして、チェック体制を強化するとしていますが、信頼回復に向けた道のりは険しいといわざるをえません。
さあ、続いては、日ざしが照りつけていますね。
きょうも各地で暑くなりましたね。
そうでしたね。
35度以上の猛烈な暑さになった所もあり、熱中症の症状を訴えて、搬送される人が相次ぎました。
この時期、特に注意が必要なのが、紫外線です。
今月から来月にかけて、最も多くなるんです。
このように、日傘を差したり、日焼け止めを使ったりするなど、十分な対策が必要です。
東京都心の最高気温は34度9分。
ことし最も暑くなりました。
時刻、午後3時過ぎ。
日ざしが非常に強いです。
広い範囲で気温が上がり、東日本や東北南部では、35度以上の猛烈な暑さに。
きょうも各地で、熱中症と見られる症状を訴える人が相次ぎました。
夏の高校野球の舞台でも。
神宮球場では、観戦していた60代の男性と、高校生2人が、熱中症と見られる症状で病院に運ばれました。
このうち60代の男性が、一時、意識不明の重体になりました。
強い日ざし、気温の上昇とともに気になるのが、紫外線です。
気象庁によりますと、日本では紫外線の量は、7月から8月にかけて最も多くなります。
気象庁が発表している紫外線の強さを予測する情報です。
正午の時点では、広い範囲で非常に強いとなっています。
東京・新宿区。
子どもたちが集まる児童館です。
ここでは、きょうから、こうした紫外線対策を始めています。
こちらの施設では、屋外での水遊びが大好きな子どもたちのために、農業用の日よけシートで庭の大部分を覆いました。
保護者も、子どもが小さいうちから、紫外線への対策には気を配っているといいます。
日焼け止めクリームも持ち歩く人も。
この紫外線。
地上に降り注ぐのは、UVAとUVBの2種類があります。
このうちUVBは、直接肌に当たることで、赤く焼けるなど、日焼けを起こすもととなります。
一方のUVA。
皮膚の奥深くまで届き、長い時間かけて、染みやしわの原因になるとされているのです。
じわじわと影響を与えるUVA。
ガラスを通り抜ける性質もあるということです。
紫外線から身を守るために頼りになるのが、日焼け止めです。
ただ、化粧品メーカーでは、使い方しだいでは、十分効果を発揮しないこともあるといいます。
いつものように、少しずつ手に取って顔に塗っていくと。
しかし。
こんな感じで、ふだんやってます。
いいですね、ちゃんと塗られてるとは思うんですけれども、今、手の動いた所しか…。
そして、腕に塗る場合は、手に取るのではなく。
紫外線にも注意が必要な季節がしばらく続きます。
私はご覧のように、色白ですから。
えっ?
まあ、色黒いほうなんでね、あんまり日焼けは気にしてはいないんですけれども、ちょっと考え直したほうがいいかもしれないですね。
日々の取材で、こんがりしてるのかもしれませんけど。
きっとそうです。
私は無意識に、あのらせんの塗り方してましたね。
そうですか。
やっぱり女性のほうが、日焼け対策は意識高いのかな。
男性にはちょっとなじみがない方もいるかもしれませんね。
専門家によりますと、大人よりも皮膚が薄い子どもが紫外線を必要以上に浴び続けると、抵抗力が弱くなったり、将来、皮膚がんになったりする危険性もあるということなんですね。
子どものころから意識して、気をつけることが大切です。
次です。
54年ぶりの国交回復です。
アメリカとキューバが、双方の首都で大使館を再開しました。
歴史の転換点には大きな期待が寄せられる一方、不安の声も上がっています。
キューバで親しまれているサルサ。
踊っているのは、東京に住むキューバ人の夫婦です。
この2人にとって、特別な出来事がありました。
54年間断絶していた、キューバとアメリカの国交が回復し、双方の大使館が業務を再開したのです。
キューバのロドリゲス外相は、アメリカのケリー国務長官と会談。
ワシントンでの様子は、キューバ国内でも放送されました。
キューバの首都ハバナにある、アメリカのかつての利益代表部も、大使館として業務を開始。
早速、アメリカへの渡航ビザを求める人たちの行列が出来ました。
キューバとアメリカの国交回復。
日本にも思わぬ影響を与えています。
東京都内にあるキューバ専門の旅行代理店です。
数か月ほど前から、キューバに行きたいという問い合わせが増えているのです。
何を求めてキューバに行くのでしょうか。
かつてアメリカと国交があったことをしのばせる名所もあるそうです。
サルサを踊っていたキューバ人夫婦。
10年ほど前に来日し、ダンススクールで教えています。
家族と友人の多くが、現地で生活しています。
気になるのは、これからのキューバ。
国交回復を歓迎する一方、祖国がどう変わっていくのか、不安もあるといいます。
長い断絶から抜け出した国交回復。
次の焦点は、経済制裁の解除です。
しかしアメリカ国内では、キューバが人権問題を改善するまで、制裁を解除すべきでないという意見も、根強く残っています。
また、制裁の解除に必要なアメリカ議会の承認についても、議会で多数を占める野党・共和党が、反対の声を上げています。
さらに、国交回復の会見の場で、キューバ側からこんな要求も。
関係正常化に向け、残された壁を乗り越えることはできるのか。
アメリカのケリー国務長官は、来月、国務長官として70年ぶりにキューバを訪問し、取り組みを強化していく方針です。
国交回復したとはいっても、経済制裁の解除など、まだ課題は多いということですね。
そうですね、課題はありますね。
それでもね、ワシントン、アメリカの首都のワシントンで、キューバの大使館が再開をして、そこにキューバの旗が翻るっていうのは、長年、アメリカの外交を見てきた者にとってはね、なかなか感慨深いところがあるんですよね。
そのアメリカのオバマ政権ですけれども、軍事政権に対して、経済制裁を科してきたミャンマーと関係修復に乗り出したり、先週には国交を断絶しているイランと、外交交渉を通して、核開発問題で合意に達したりしているわけですよね。
このように、とかく弱腰と批判されるオバマ外交ですけれども、圧力一辺倒ではなく、敵対する国とも対話をいとわないとする外交路線が、ここにきて身を結ぶ形になっていることは、注目に値すると思います。
続いてトゥデーズウオッチです。
臓器の売買を禁じた臓器移植法違反などの疑いで、暴力団幹部らが逮捕されました。
暴力団幹部は、路上生活者に200万円の報酬で、腎臓の提供を持ちかけたということです。
逮捕されたのは、暴力団幹部の吉田昭容疑者と、路上生活をしていた44歳の男の2人です。
警視庁の調べによりますと、吉田容疑者は、知り合いだった路上生活者の男に、200万円の報酬で、臓器移植のための腎臓を提供するよう持ちかけて約束し、親族間の移植のように装うため、腎臓の提供先の元暴力団員と、偽の養子縁組みを行ったとして、臓器移植法違反などの疑いが持たれています。
調べに対し吉田容疑者ら2人は、容疑を認めているということです。
きょう、閣議で報告されたことしの防衛白書。
中国が海洋進出を活発化させていることについて、強い懸念が示されました。
ことしの防衛白書は、海洋を巡る動向という新たな項目を設け、中国が南シナ海の南沙諸島、英語名・スプラトリー諸島で、埋め立ての開発活動を急速かつ大規模に推進していることなどを取り上げています。
また中国が南シナ海や東シナ海で海洋進出を活発化させていることについて、高圧的ともいえる対応を継続させ、みずからの一方的な主張を妥協なく実現しようとする姿勢を示していると指摘し、強い懸念を示しています。
ポイントはこちら、厳しさを強調。
防衛白書は、海洋国家の日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増していることを強調しています。
中でも中国の南シナ海や、東シナ海での海洋進出を巡っては、その動向を図解や写真も載せて詳しく取り上げています。
政府は安全保障関連法案への国民の理解を広げるため、参議院での審議を通じて、こうした安全保障環境の厳しさを踏まえ、抑止力を高める必要性を繰り返し訴えていくものと見られます。
二足歩行をする人型ロボット、ASIMO。
その技術を応用したのが。
こちらが、ホンダが開発をした歩行支援のロボットです。
実際に装着してみますけれども、非常に足運びが軽くなったように感じます。
筋力が低下した高齢者や、病気で歩行が困難になった人などが、医師の指導の下で歩く訓練を行う際に使用することを想定していて、ことし11月から、国内の医療機関向けにリース販売を始める計画です。
次は、参議院の選挙制度改革についてです。
自民党はきょう、いわゆる合区を2か所で行うなどとする法案の提出に向けて議論を行いましたが、反対意見が相次ぎ、了承を見送りました。
自民党が開いた党の選挙制度調査会などの合同会議。
いわゆる合区を、鳥取県と島根県、徳島県と高知県の2か所で行うなどして、選挙区の定数を10増10減する改革案を示し、法案の提出に向けて理解を求めました。
これに対し出席者からは、反対意見が相次ぎました。
結局、きょうの法案の了承は見送られ、あす、改めて議論することになりました。
計画が見直されることになった新国立競技場。
仕切り直しに向けて動きだしました。
整備計画を策定するための関係閣僚会議の初会合が開かれ、安倍総理大臣は、整備費の抑制を重視しながら、計画の取りまとめを急ぐよう指示しました。
きょう初会合が行われた関係閣僚会議。
遠藤オリンピック・パラリンピック担当大臣が議長を、菅官房長官と下村文部科学大臣が副議長を務めます。
そして杉田官房副長官を室長とする、整備計画再検討推進室を設けることを確認しました。
整備計画を取りまとめる時期については。
東京都の舛添知事は、計画作りに参画しながら建設費の負担を検討していく考えを示したうえで。
一方、こちらも対応を迫られています。
羽田空港です。
外国人旅行者が急増する中、オリンピック・パラリンピックに向けて、国際線の発着枠をどう拡大するのか。
国土交通省が検討しているのが、新たな飛行ルートです。
こちらは、羽田空港上空に南からの風が吹いている場合の、従来のルートです。
騒音への配慮などから、主に東京湾上空を飛行します。
一方、新たな飛行ルートでは、午後3時から午後7時まで、東京都心の上空を、従来より低い高度で通過します。
中野区、新宿区、渋谷区などの上空では、およそ900メートル。
品川区の上空では、およそ450メートルとなっています。
450メートルといえば。
東京タワーよりは高いものの、東京スカイツリーよりも低い高さを飛ぶことになります。
また、北からの風が吹いている場合は、別のルートを想定しています。
国土交通省は新たなルートで、国際線の発着枠を年間9万回から、12万9000回に増やせるとしています。
国土交通省はきょうから、住民への説明会を始めました。
江戸川区の会場では、担当者が、朝と午後の時間帯に、1200メートル以上の高さで飛行すること。
それに、屋外での騒音は、幹線道路沿いの車の音に相当することなどを説明しました。
説明会は、ことしの9月中旬まで、東京23区などで開かれ、国土交通省は、来年夏までに防音などの対策をまとめることにしています。
次です。
静岡県西伊豆町で、家族連れが電気柵で感電し、男性2人が死亡した事故で、新たな事実です。
警察の調べで、電気柵には、漏電した場合に電気の供給を止める装置が設置されていなかったことが分かりました。
おととい、電気柵で2組の家族など7人が感電した事故。
尾崎匡友さんと岩村知広さんの2人が死亡し、5人が重軽傷を負いました。
岩村さんと家族ぐるみでつきあいがあるという男性は。
なぜ、2人が死亡する事故が起きたのか。
その詳しい状況です。
警察によりますと、電気柵の電線の一部が切れ、およそ1.2メートルにわたって水につかっていたということです。
その近くには、尾崎さんと長男、それに岩村さんの長男が倒れていました。
水につかった電線から漏電。
助けようと川に入ったほかの人たちも、次々に感電したと見られています。
専門家は。
さらに警察の調べで、この電気柵には、漏電した場合に電気の供給を止める装置が設置されていなかったことが分かりました。
法律では、人が容易に立ち入る場所に電気柵を設置する場合には、こうした装置をつけることとされていて、警察は、安全対策に問題がなかったか調べています。
今回の事故を受けて、各地で点検などが行われています。
熊本市西区では、区役所の担当者が電気柵の設置状況などを確認。
すると、夏草が伸びて電線にかかっている所が。
農林水産省など関係省庁は、電気柵を扱う業者や周辺の住民に対して、安全対策の周知を徹底することにしています。
ニュースを続けます。
大気の状態が不安定になり、鹿児島県で局地的に猛烈な雨が降っています。
おとといから断続的に雨が激しく降り、48時間に降った雨の量は、所によって平年の7月1か月分の2倍から3倍近くに達しています。
九州南部ではあすの未明にかけて非常に激しい雨が降り、このあとしばらく、局地的に猛烈な雨が降るおそれがあり、気象庁は、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や、川の増水にも警戒するよう呼びかけています。
続いて気象情報は井田さんです。
こんばんは。
ニュースでもお伝えしていますように、鹿児島県では土砂災害に対する危険性が非常に高くなっている所があります。
2時間前からの雨雲の様子を見ると、鹿児島県では種子島や屋久島にかけて、西日本から次々と活発な雨雲が流れ込んでいます。
あすにかけても非常に激しい雨の降りやすい状況は続きます。
地盤が非常に緩んでいますので、土砂災害や川の氾濫、そして低い土地では浸水に厳重に警戒をしてください。
あすにかけての天気図を見ると、あすもきょうと同じような気圧配置となります。
高気圧の中心は東の海上、前線は北海道に北上していきます。
台風12号は、西へと進むでしょう。
高気圧や台風周辺の湿った空気が、きょう以上に流れ込んできそうです。
あすは西日本であめの範囲が広がって、九州から近畿地方で雨となりそうです。
九州や四国を中心に、非常に激しい雨が降りそうです。
また前線の進む北海道でも、非常に激しい雨の降る所がありそうです。
東北、関東では猛暑が続きますが、山沿いを中心に午後は雷雨がありそうです。
では、時間ごとに見ていきましょう。
朝の6時から9時です。
西日本と北海道で雨で、局地的に非常に激しい雨となりそうです。
午後になると、東北や関東甲信、内陸でも雨の所がありそうです。
夜にかけて不安定です。
局地的に激しい雨となるでしょう。
台風の情報を見ていきましょう。
現在は中心の気圧が960ヘクトパスカルです。
中心付近の最大風速40メートル、強い勢力となっています。
時速20キロの速さで、このあともあまり速度を上げることなく、強い勢力を維持した状態で、金曜日ごろ沖縄に近づきそうです。
あさって以降、沖縄では波が高くなりますので、注意をしてください。
各地の天気と気温を詳しく見ていきましょう。
雨の範囲が広がってきそうです。
西日本、そして北海道で雨の所が多く、特に九州や北海道では、雨の量が多くなりそうです。
また東北や関東甲信では猛暑が続きますが、山沿いは不安定です。
午後は雷雨の所がありそうです。
あすも各地で土砂災害や川の増水、低い所では浸水にお気をつけください。
気象情報でした。
スポーツは佐々木さんです。
こんばんは。
気になる相撲、後ほどお伝えします。
まずはサッカー女子のなでしこジャパン。
来月中国で開かれる、東アジアカップのメンバーは、新戦力発掘のため、フレッシュな顔ぶれになりました。
黄色の枠は、ワールドカップの経験がない選手。
田中美南選手は現在、なでしこリーグで8得点。
得点ランキング2位です。
田中選手は21歳。
持ち味は、ディフェンスの裏を突く動きです。
佐々木監督も、結果を要求したいと、期待を寄せるフォワードです。
ミッドフィールダーは9人。
柴田華絵選手は初代表です。
猶本光選手ときょうかわ舞選手は攻撃力が評価されました。
猶本選手の持ち味は、正確なパス。
みずから攻め上がって、決定的なチャンスを作り出します。
一方、京川選手は、スピードと決定力が魅力です。
今シーズンはリーグ戦で、6ゴールを決めています。
ディフェンダー、20歳の村松智子選手が初めて代表に選ばれました。
ゴールキーパー、武仲れい選手と、山下あやか選手は初めての代表です。
○○なでしこって付けるとしたら、どんな?
東アジアカップは、来月1日から中国で行われます。
1日は北朝鮮、4日は韓国、8日は中国と対戦する予定です。
さあ、大相撲名古屋場所は、きょうも波乱。
関脇の栃煌山がきのうの鶴竜に続いて、全勝の白鵬にも土を付けました。
栃煌山は、過去1勝28敗と、白鵬に圧倒されてきました。
横に投げる。
栃煌山の勝ち!白鵬に土が付きました。
全勝がいなくなりました!ことしの名古屋は混戦もようです。
体が勝手に動いたと、白鵬にまわしを取らせず、およそ3年ぶりの白星を手にしました。
これにはね、思わず声が出た方も多いんじゃないかと。
一瞬のことで驚きましたね。
そうですよね。
その白鵬関なんですが、きのう、逸ノ城に勝ったあと、相手の顔を手で押し上げる荒いしぐさがありましたけれども、審判部はきょう、師匠の宮城野親方を通じて、白鵬を注意しました。
白鵬はこれについて、きょう敗れた取組のあと、気持ちを抑えるところは抑えてやっていきたいと話しました。
そして、1敗の大関・照ノ富士は、自分より体の大きい魁聖との一番です。
新大関の照ノ富士はきのう、勝ち越しを決めました。
立ち合い。
狙いどおり、左の前まわしを取ります。
タイミングを待っていたと照ノ富士。
狙いすました上手投げで、自分より重い相手を転がしました。
1敗を守り、優勝争いのトップに並びました。
中入り後の勝敗です。
遠藤は一気の相撲で7勝目。
鏡桜が敗れ、平幕の1敗はいなくなりました。
大砂嵐は3連勝。
敗れた嘉風は連勝が5で止まり、きょうの勝ち越しはなりませんでした。
角番の大関・琴奨菊は敗れて、星が五分となりました。
横綱の鶴竜は、連敗はしませんでした。
突き放す鶴竜。
左をねじ込もうという宝富士。
突いて、いなす、鶴竜。
はたいた、はたき込み、鶴竜の勝ち。
9勝1敗。
鶴竜、連敗はしませんでした。
さあ、これで優勝争いは1敗に鶴竜、白鵬、照ノ富士、栃煌山の4人が並ぶ混戦となっています。
すごいですね。
いやいや、今場所もおもしろくなってきましたね。
すごいですよね。
さあ、そしてそのあすなんですけれども、白鵬と照ノ富士が1敗どうしで対戦するんですね。
照ノ富士は、大関になって初めての横綱戦、楽しみと話していました。
どんな取組になるんでしょうか。
楽しみですね。
続いて夏の高校野球です。
宮城大会の決勝が行われ、仙台育英高校が、2年ぶり25回目の甲子園出場を決めました。
仙台育英のエース、佐藤世那。
春のセンバツを経験しています。
変化球がさえ、古川工業に得点を与えません。
さらに5回、満塁のチャンスでその佐藤。
スタンドに運び、仙台育英はこの回、10点を奪いました。
エースが投打に活躍し、圧勝した仙台育英。
夏は2年ぶり25回目の甲子園です。
プロ野球はパ・リーグから。
首位ソフトバンクは、きょうが後半戦最初のゲーム。
不振で2軍落ちしていたエースが、およそ1か月ぶりに戻ってきました。
攝津、先月12日以来の1軍マウンドです。
得点を与えず6回、ランナー2塁のピンチ。
鈴木のこの当たり。
間に合って2アウト。
1塁3塁となって、4番清田。
最低限の仕事ができたと攝津。
先制点を許しません。
その裏、打線がチャンスを作り、4番内川。
攝津に勝ち星をつけたかったと、このタイムリー。
ついに均衡を破りました。
ソフトバンク、返ってきたエースの好投で、後半戦、白星スタートです。
ソフトバンクの工藤監督は、攝津について。
2軍でしっかり調整してきたことが、きょうにつながっている。
こういうピッチングを続けてほしいと、期待を寄せていました。
日本ハムは1点を追う5回、3番の田中。
甘いストレートを見逃しませんでした。
タイムリーヒットで同点に追いつきます。
しかし直後の6回、2塁3塁のピンチ。
先発の有原は、ランナーを背負ってからの粘りが課題です。
三振を奪って、2アウトまでこぎ着けます。
このあと、フォアボールを出し、満塁となって嶋との対戦。
しぶとく運ばれ、2点を勝ち越されました。
有原は課題を克服できず、マウンドを降りました。
試合は楽天が小刻みな投手リレーでこのまま逃げ切り、3対1で勝ちました。
オリックスは1回、1点を先制し、なおも満塁で谷。
42歳のベテランが、2点タイムリー2ベース。
オリックスに復帰後、初のタイムリーで勢いづけます。
続く宮崎。
谷さんが打ったので、自分も流れに乗りたいと、連続タイムリー。
オリックスはこの回、一挙に4点を奪います。
先発は3連勝中の東明。
毎回ランナーを出しながらも、変化球を低めに集めるピッチング。
チーム打率リーグ2位の西武打線を、7回1失点に抑えました。
投打に勢いが出てきたオリックス、2連勝です。
オリックスの福良監督代行は、1回の谷選手について。
大きなヒットだった。
ベテランならではのプレーだね。
これからも一戦一戦大切に戦っていきたいとうれしそうでした。
続いてセ・リーグ。
DeNAは、後半戦黒星スタートで、2位に下がりました。
今夜もヤクルトとの対戦。
相性のいいベテランが先発しました。
41歳の三浦は、去年からヤクルトに5連勝中です。
きのう、17安打と勢いのある打線に、センター返しを徹底されました。
ヒット5本を集められ、いきなり4失点。
今夜も苦しい展開になります。
反撃は4回、4番筒香。
緩いカーブをうまく打てたと、2試合連続の2ランで追い上げます。
直後の5回、三浦は2塁3塁のピンチを招き、4番畠山。
反撃ムードを消してしまったと三浦。
DeNAは後半戦連敗スタートです。
敗れた中畑監督。
ファンに見せてはいけない姿を見せてしまったと、苦しい表情でした。
阪神の先発、メッセンジャー。
1回、いきなり満塁のピンチを招きます。
6番阿部。
ランナーを背負っても、得点を許しません。
2試合得点がない打線。
6回、チャンスを作り、5番マートン。
自分のスイングで捉えられたと、この当たりがタイムリーになりました。
27イニングぶりの得点で、メッセンジャーを援護します。
このリードに応え、メッセンジャーは8回を無失点。
5試合ぶりとなる6勝目を手にしました。
和田監督は、1回のピンチを抑えたことが大きかった。
2回以降はメッセンジャーらしいピッチングだったと、笑顔でした。
広島の先発、野村は、中日に4点を奪われ、4回。
バッターはきのうホームラン2本の平田。
甘いスライダーを運ばれました。
野村は4回途中、5失点でマウンドを降ります。
広島は1点差に迫った7回、1番田中。
三振しないよう心がけたと、低めのボールに食らいつきました。
これで同点とします。
なおも1塁3塁として、4番新井。
あと1本が出ず、試合は終盤に入りました。
(石野)いい知らせだ。
映画出演のオファーが来ている。
2015/07/21(火) 21:00〜22:00
NHK総合1・神戸
ニュースウオッチ9▽歴代3社長辞任 東芝の不正会計問題▽東京五輪へ新たな課題[二][字]
歴代3人の社長が辞任東芝のトップに何が…不正会計問題に迫る▽米とキューバが正式に国交回復・期待と不安▽新国立競技場と都心上空の新飛行ルート…東京五輪へ新たな課題
詳細情報
番組内容
【キャスター】河野憲治,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】佐々木彩,【気象キャスター】井田寛子
出演者
【キャスター】河野憲治,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】佐々木彩,【気象キャスター】井田寛子
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
スポーツ – スポーツニュース
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0+1/0モード(デュアルモノ)
日本語
英語
サンプリングレート : 48kHz
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