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【プロ野球】楽天19点 球団新 2イニング連続打者一巡2015年7月23日 紙面から
◇楽天19−6日本ハム楽天が今季両リーグ最多の19得点で大勝して4連勝を飾った。1回に伊志嶺の3ランなどで5点を先制し、2回にウィーラーの2ランなどで7点、3回にも5点を奪った。塩見は7イニング3失点で5月4日以来の3勝目。日本ハムは4連敗。 イヌワシ打線が歴史的な大爆発だ。創設11年目の楽天が、球団史上最多の19得点をたたき出した。今季はチーム打率も本塁打も得点もリーグ最低で、前日まで2ケタ得点が一度もなかった貧打線が突然の変貌。両リーグ今季最多の大量得点に、大久保監督は「できすぎ」とほおが緩みっぱなしだった。 点火したのは、捕手登録ながら打力を買われて今季初めて左翼で先発した伊志嶺だった。1回、2点を先制し、なお2死一、三塁で右翼席へ2号3ラン。「少しバットの先だったので、まさか入るとは。打てて良かったです」と笑顔を浮かべた。 勢いづいた打線は止まらない。2回はウィーラーの2ランなど6安打3四球で7得点、3回は4安打3四球で5得点。2イニング連続で打者一巡の猛攻を繰り広げ、これまでの球団記録だった2005年9月2日のオリックス戦の18得点に迫った。 新記録は、個人記録到達が間近なベテラン松井稼がもたらした。6回2死二、三塁で右翼フェンス直撃の2点打。この日3本目の適時打で国内通算2000安打まで5本に迫り、「みんなでつないで、どんどん前(の打者)が出てくれたので、流れで打たせてもらった」とクールに話した。 大久保監督は「ファンには80試合以上ストレスをかけてきたけど、お返しができるような試合だった」と大満足。4連勝で借金を4に減らし、伊志嶺は「とにかく借金を返すことを考えて、1日1日、必死に頑張っていきます」。大混戦のセ・リーグと違い、貯金のあるパ・リーグのAクラスとはまだ差があるが、今後に弾みがつく大勝になった。 (小林孝一郎) ▽楽天・塩見(7イニング3失点で5月4日以来の3勝目)「序盤から味方打線が得点を重ねてくれて心強かった。4回以降は点差を忘れて自分の投球をしようと心掛け、緩急を使って投げられた」 PR情報
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