MERS影響も上半期の航空旅客数13.4%増=韓国

【世宗聯合ニュース】韓国の今年上半期の航空旅客数は4350万人で、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの影響を受けたものの前年同期比13.4%増加した。韓国国土交通部が23日発表した。

 内訳は、国内線が約1320万人、国際線が約3030万人で、前年同期に比べそれぞれ13%以上増加した。

 同部は航空会社の運行拡大や中国と東南アジアからの観光客増加、ウォン高や割安な航空券を利用し海外を訪問する韓国人が増えたためと分析した。

 中国線は18.6%増、東南アジア線は13.3%増、欧州線は11.6%増、日本線は11.3%増とほとんどの路線で航空旅客数が増えた。

 MERSの影響を受けなければ、さらに増加していたとみられる。

 6月の航空旅客数は約599万5000人で前年同月比10.0%減少した。

 国内線は約196万人で5.5%減、国際線は約403万5000人で12.1%減だった。

 同部はMERSの感染が終息に向かっているため国内線は7月第3週から再び増加に転じたとした。

 また、国際線も6月第4週の22.2%減から7月第3週は15.7%減に減少幅が鈍化したと説明した。

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