朴大統領、27日から5日間、官邸で静かに休暇

朴大統領、27日から5日間、官邸で静かに休暇

2015年07月25日10時26分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  朴槿恵(パク・クネ)大統領が27日から5日間、夏の休暇に入る。ただ、朴大統領は地方や外部に出ず、青瓦台(チョンワデ、大統領府)内の官邸で休養を取り、静かに国政を見守るという。

  閔庚旭(ミン・ギョンウク)青瓦台報道官は24日午前の記者会見で、「朴大統領が来週の月曜日(27日)から金曜日(31日)まで休暇を取る予定」と述べた。続いて「特にどこかへ行くことはないと聞いている」とし「しばらくの間、休息の時間を持ちながら、整理もして考えたりもするだろう」と伝えた。

  当初、青瓦台は朴大統領が弟の朴志晩(パク・ジマン)EG会長の子どもと一緒に時間を過ごしたり、内需沈滞や観光産業の不振に苦しむ地域を訪問することを考えていた。しかし国家情報院ハッキング波紋が広がり、中東呼吸器症候群(MERS)事態の余波もあるだけに、「静かな休暇」を選択したと、参謀は伝えた。

  朴大統領は就任初年度の夏の休暇には慶尚南道巨済(コジェ)の猪島(チョド)を訪れた。朴大統領は過去に猪島で父・朴正熙(パク・ジョンヒ)元大統領と夏休みを過ごしたことがある。しかしセウォル号惨事が発生した後に迎えた昨年の夏の休暇は青瓦台で過ごした。青瓦台の関係者は「朴大統領が休息を取りながら経済活性化案や労働改革などの4大改革推進案を構想するのではないだろうか」と話した。

  青瓦台秘書陣も来週から夏の休暇に入る予定だ。ただ、李丙ギ(イ・ビョンギ)大統領秘書室長は休暇の日程を決めず、最近任命された玄伎煥(ヒョン・ギファン)政務首席秘書官も休暇の計画がないという。
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