今日のおやつは、トップス風チョコレートケーキ。
私にとってトップスのチョコレートケーキは、都会のケーキのイメージです。
そして私たち姉妹にとっては争いの元であるケーキ。
まずは天板で大きくスポンジを焼いて3等分。
生チョコクリームとローストしたクルミをたっぷりのせ、生地を重ねていきます。
生チョコクリームを塗りたくって完成。
何か・・残念なチョコレートケーキだ・・。
5mくらい離れて見ると、なんとなーくトップス風チョコレートケーキに見えるような見えないような・・。
ごちそうさまでした。
私が中学生の時、出張帰りの叔母がお土産で買ってきてくれたのが「トップスのチョコレートケーキ」でした。
保冷剤たっぷりで。
初めて見る美味しそうなチョコケーキ。
そしてお土産を貰ったとき、家には私ひとり。
食べました。
全部。
牛乳パックより大きいぐらいのサイズのケーキを一人で全部食べてしまったんです。
もちろん最初はそんなつもりはなかったのですが、あまりの美味しさにパクパク食べ、気づいたら無くなっていました。
帰宅してそのことを知った姉たちは怒り狂いました。
髪を掴み合い、ほっぺをつねり合い・・・大喧嘩に。
今でもそのことを根に持っている姉たちは、ケーキを食べるたびにこの話題を出してきます。
なのでこのケーキは「ごめんなさいのケーキ」。
私しか食べていないので、何となく記憶にある味を再現しています。
覚えているのは、胡桃がどこかに入っていたのと葡萄の柄だけですが・・。
このケーキを姉たちがご機嫌で食べ終わり、思い出話が始まるたびに、何故かいつも険悪な雰囲気になる不思議なケーキでもあります。
もうそんな些細なこと忘れようよ~と言いたいところなのですが、もし逆の立場だったら私は一生恨みます。
なので何も言えない・・。
あれ以来食べていないトップスのチョコレートケーキ。
いつかまた思いっきり1本食いしたいな。