【東京五輪】開幕まであと5年 朝原さん、Qちゃんらがカウントダウンイベント
2015年7月24日12時51分 スポーツ報知
2020年東京五輪開幕まであと5年となった24日午前、東京・台場のシンボルプロムナード公園で都主催のカウントダウンイベントが行われ、応募参加した小学生約200人が、北京五輪の男子四百メートルリレー銅メダリストの朝原宣治さん(43)らリレー選手と交流した。
同時に東日本大震災の復興支援を目的に、青森から東京まで15日間かけてたすきをつなぐ「未来(あした)への道 1000キロ縦断リレー」がスタート。台場の会場は中継で青森のスタート地点とつながり、子どもたちが声援を送った。青森の会場からは「アンバサダー」を務めるシドニー五輪金メダリストの高橋尚子さん(43)が「心を一つにするよう笑顔で頑張ろう!」とメッセージを送った。
縦断リレーには1400人以上が参加。被災した、岩手、宮城、福島の東北3県を経て、8月7日にゴールとなるシンボルプロムナード公園に到着する予定だ。
朝原さんは30日に宮城県松島町を走る予定。この日は、参加した小学生たちにアンダーハンドパスの技術を伝授した。北京五輪で獲得した銅メダルと、アンカーだった朝原さんが宙に投げて行方不明になった末、発見されたという本番で使われたバトンを披露。「五輪ではなく、運動会レベルでリレーをするときは投げないでくださいね」などと笑いを誘っていた。