眠るように死にたい。
誰もが願う理想の最期だと思います。死にたいと思った時の自殺方法として睡眠薬神話は根強いです。辛いことが続いた時、果てしない絶望が延々と連なる時、将来に展望が見えない時、誰しもがもう二度と目覚めたくないとさえ思ってします。
私事ですが毎日起きて、職を探し、書類と面接で落とされる。そんな日々が重なるともう生きているのが嫌になります。
睡眠薬での自殺は可能なのか。
結論から言うと、非常に難しいです。
ネットに落ちてるデータをもとにその可能性を検証していきたいと思います。前々回の記事も参考にしていただければ幸いです。
死にたいときに楽に死ねるのか~服薬自殺の考察~ - 死にたいさんの雑記帳
シリーズものです。
死にたいときに楽に死ぬ方法2~練炭自殺の考察 - 死にたいさんの雑記帳
死にたいときに楽に死ぬ方法4~リストカットと出血死による自殺~ - 死にたいさんの雑記帳
死にたいときに楽に死ぬ方法5~ヘリウムガスの自殺は安楽死なのか~ - 死にたいさんの雑記帳
代表的な睡眠薬
睡眠薬は大きく5つに分けられます。共通して言えるのは脳の活動を抑制し、眠りの状態に近づけること。
参考サイト様:睡眠薬の強さの比較。医師が教える睡眠薬の選び方 | せせらぎメンタルクリニック
では1つづつ見ていきましょうか。
- バルビツール系
代表例:ベゲタミンA、ベゲタミンB、ラボナ
初期型の睡眠薬であり、他と比べて強力。脳全体の神経を鎮める効果があります。基本的に医師から処方されるお薬です。
麻酔に使われたりするくらいだそうで、呼吸抑制の機能があります。上手くいけば眠るように逝くことができます。
…と、同時に筋肉も溶かします。これは地獄の苦しみだそうです。
参考元様:睡眠薬の致死量について :: とりこや|yaplog!(ヤプログ!)byGMOベゲタミンA,Bの違いは成分比。Bの方が強いらしい。
ネットで検索すると125錠が一つのボーダーになっているようです。
(それでも死ねる死ねないの怪しいラインですが)
参考元様:ベゲタミン
ラボナは我が国最強の睡眠薬と呼ばれていたほどですが、現在は規制の影響を受けて大量に手に入れることは難しい現状です。致死量は1~10g。
致死量のソースはこれしか見つかりませんた。
参考元様:致死量検索、ラボナ -
代表例:ハルシオン
副作用が抑えられた睡眠薬。自殺は不可能。
ベンゾジアゼピン系睡眠薬は浅い睡眠を増加させ、睡眠の質は悪化する事が多いです。
ハルシオンはかつて麻薬にも使われた超短期型睡眠薬(効くのが早い)タイプの睡眠薬です。アルコールとのODがしばしば耳にしますが、致死量飲むことは不可能だと思ってください。
(ハルシオンでの致死量は成人男性で180万錠、後遺症として薬物依存になりやすく廃人同然のリスクが伴う。) - 非ベンゾシアゼピン系
代表例:アモバン、マイスリー
非ベンゾシアゼピン系はベンゾジアゼピン系と同じく副作用を抑えた睡眠薬。前者と比較してノンレム睡眠(深い眠り)を増加させます。副作用が少なく、単体での自殺は不可能だといえます。
アモバンはハルシオンと並んで効くのが早いタイプの睡眠薬です。服用して10分~30分で効果が表れ、睡眠薬としての効果は抜群ですが、死には至りません。練炭や凍死などで併用しての仕様が妥当でしょうか。
特徴として回数を重ねるごとに効きにくくなります。チャンスは限られているのです。 - メラトニン受容体作動薬
-
オレキシン受容体拮抗薬
どちらも薬の力で眠らせるのではなく、体の眠くなる力を高めます。
イメージ的には漢方薬でしょうか。当然ODでの自殺は不可能。
効果の強さ
[1]バルビツール系>>[2]ベンゾジアゼピン系=[3]非ベンゾジアゼピン系>その他
だと言われています。
一番強いバルビツール系の睡眠薬ですが、すぐに処方されることは難しく、そこまで重篤な方であると睡眠薬に耐性が出来てしまうため、「睡眠薬で死ぬのは難しい」と言えるのかもしれません。
睡眠薬の後遺症
脳の機能をマヒさせると言う都合上、人工透析や半身不随のリスクは勿論、薬物なので依存症になったり、幻覚に苛まれる方もいらっしゃるそうです。
特に自殺以前からODを繰り返している方は薬にたいして耐性が出来ており、成功率がさらに下がるというデメリットもあります。チャンスは有限なのです…
眠るように逝くのが、如何に難しいのかを実感しています。
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