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安保法案 参院審議前に賛成派・反対派が集会7月24日 20時59分
安全保障関連法案の審議が来週から参議院で始まるのを前に、国会周辺では法案に賛成する人たちと反対する人たちがそれぞれ集会を開きました。
このうち、法案に賛成する人たちの集会には主催者の発表でおよそ1500人が参加し、「日本の安全保障政策は穴だらけだ」とか「平和安全法制を推進すべきだ」などと訴えました。参加した70歳の男性は「日本は経済大国なのだからアメリカとともに世界の平和に積極的に貢献すべきだ。憲法には実行力がなく国民を守るためには安全保障関連法が必要だ」と話しました。また、19歳の男子大学生は「中国や北朝鮮など、日本を取り巻く環境が変化し、平和が脅かされる今、万全の備えが大切だ」と話しました。
また、法案に反対する学生グループなども24日夜、集会を開き、国会周辺でプラカードを掲げながらラップ調のリズムに乗せて「戦争法案、絶対反対」とか「憲法を守れ」などと訴えました。初めて集会に参加したという19歳の女性は「これまで政治には興味がありませんでしたが、友人がSNSで反対の声を挙げているのを知り参加しました。私たちの子どもの世代が戦争に行くようなことになってはならないと思います」と話しました。また25歳の大学院生は「解釈で集団的自衛権を認めるのは立憲主義を無視している。必要があるなら憲法改正の手続きを踏むべきだ」と話しました。
また、法案に反対する学生グループなども24日夜、集会を開き、国会周辺でプラカードを掲げながらラップ調のリズムに乗せて「戦争法案、絶対反対」とか「憲法を守れ」などと訴えました。初めて集会に参加したという19歳の女性は「これまで政治には興味がありませんでしたが、友人がSNSで反対の声を挙げているのを知り参加しました。私たちの子どもの世代が戦争に行くようなことになってはならないと思います」と話しました。また25歳の大学院生は「解釈で集団的自衛権を認めるのは立憲主義を無視している。必要があるなら憲法改正の手続きを踏むべきだ」と話しました。