気づいてないのはアナタだけ?臭すぎる「チチガ」の正体と対策法

2015/07/13

運動時や夏の暑い日など、自分の体臭について気になったことはありませんか?

脇の下が臭ってしまう「ワキガ」というのはご存じの方も多いでしょうが、胸の乳首も同じように臭うとしたら、これは女性にとって放ってはおけない問題ですよね。

誰でも自分から「嫌なニオイ」というものが発せられていたら、ショックに感じるものだと思います。

そこで「チチガ」の原因と治療法を、今回はご紹介したいと思います。

ニオイを改善して積極的な毎日を過ごしましょう。

知っておきたい!チチガとは一体どういったもの?

まず「チチガ」がどういったものであるのか、ということをご紹介したいと思います。

「チチガ」は「裾(すそ)ワキガ」の一種

皆さんも「ワキガ」という言葉は、何度も聞いたことがあると思います。実はこの「ワキガ」が発生するのは脇の下だけではないのです。

その他のデリケートな部分にも発生するものなのです。それが「チチガ」です。別名「乳輪ワキガ」ともいいます。

デリケートゾーンにある汗腺の一種である、アポクリン腺が原因となる「裾ワキガ」に含まれるものが、「チチガ」と呼ばれています。

胸の周囲や乳輪付近から、ワキガに似た臭いが出るという特徴があります。

乳輪や乳首、胸のみではなく、その周りの部分から発せられる臭いについても「チチガ」と言います。

アポクリン腺とエクリン腺はどう違うの?

汗を出す元となる汗腺には、「アポクリン腺」と「エクリン腺」という2種類が存在します。

まずエクリン腺というのは、身体中の狭い範囲に多数存在する汗腺です。役割としては、体温を調節してくれています。

エクリン腺から出る汗の大部分は水分であり、残りの僅かな部分に塩分やアンモニアが含まれているのです。

もうひとつのアポクリン腺の場合は、ワキの下やデリケートゾーン、それに耳の中や乳輪の周りに存在するものです。

汗の色は白っぽく、粘り気があります。タンパク質や糖質、脂質にアンモニア、鉄分などが含まれています。

私は大丈夫!?「チチガ」のセルフチェックをしよう

臭いというのは繊細な問題です。ですので、セルフチェックができると、早めに対策を取ることができるでしょう。

下の項目を参考にしてみてください。

  • 酷いワキガではありませんか?
  • 耳垢に湿り気はないすか?
  • 下着に黄色いシミが付いていませんか?
  • 味に苦みを感じませんか?
  • 下着は湿っていませんか?

以上の項目に、いくつか当てはまるようでしたら、もしかしたら「チチガ」である可能性があります。

家族や友達に臭うと言われてしまったり、自分で自覚があるなら対策を取る必要がありますね。早目に治療をするようにしましょう。

「チチガ」とはどんな臭い?

チチガの臭いや味というのは、生のたまねぎのような感じで苦みがあります。鼻や喉に刺激のある味と臭いです。

しかしチチガである本人は気付きにくく、パートナーはチチガが原因で去ってしまうということもあるのです。

パートナーとしても「原因をはっきりと言いにくい」ということもあるということもあります。

どうしてなるの?「チチガ」の原因とは

やはり気になるのは、どうして「チチガ」になるのかということなのではないでしょうか。その謎について探っていきましょう。

「アポクリン腺」によって「チチガ」が発生する

乳輪付近にはアポクリン腺という汗腺があります。このアポクリン腺が元となり、チチガが発生するのです。

アポクリン腺には、汗の他にもタンパク質が含まれています。分泌されたものが、胸の周辺に常にいる菌と結びつくことで、臭いが発生します。

アポクリン腺がどれくらいあるのかというのは、個人によって違いますし、親からの遺伝によっても変わってきます。

また、妊娠したり出産後に臭いが気になりだすなど、ホルモンとも関係があります。その場合はアポクリン腺が、ホルモンと影響し合って臭っていると考えられます。

「チチガ」は親から遺伝するの?

ここでチチガは遺伝するのか、ということについて考えていきましょう。

チチガの大きな種類であるワキガは、両親共にワキガである場合は、移る可能性が80%にも上ります。

また、父か母のどちらかがワキガである場合は、50%の確率で子どももワキガになります。

ですので、ワキガもチチガも遺伝性が高いことが言えるのです。

とは言え、皆がそうであるとは限りません。親がそうであるからといって、必ず遺伝するというわけでもないのです。

ちなみに、ワキガやチチガは他人に移るようなことはありません。

ワキガは生まれた時からの体質によるものなので、最初からそういった体質でない場合には、移るということはあり得ないのです。

なお、中高生くらいの思春期の時期にワキガは発生しやすいですが、いきなりなったとしても驚かないで下さい。

これはもともと持っていた体質(遺伝)によって、この時期にアポクリン腺が活発に働くので起こることなのです。

これで解決!「チチガ」の治療法を見てみよう

さて、ここで「チチガ」の治療法や、ご自身でできる対策法についてお話したいと思います。

身体への負担が少ない「電気凝固法」とは

「チチガ」の治療法として「電気凝固法」というものがあります。

この方法は、まず毛根より少し離れた場所に針を刺します。そして高周波の電流を流してあげることによって、アポクリン腺を固めてしまうというものです。

チチガを治療する方法として、切開による手術というものもありますが、乳輪周りの手術というのは、皮膚が壊死してしまう可能性もあります。

しかし、電気凝固法は身体への負担も少ないですし、安心して受けることができるのです。

短時間で施術が終わりますし、すぐに効果を感じることができます。回復までの時間があまりかからないというのもメリットです。

女性にとって胸は大切な場所ですので、傷跡が残らないというのも嬉しいですね。あるクリニックでは治療費は12万円となっています。

超音波を使った「ウルセラドライ法」とは

ワキガの治療として有効なのが「ウルセラドライ法」です。これは、乳輪周辺の「チチガ」にも使える超音波を用いた治療法です。

他の治療法は、臭いの元となる汗腺を取り除いてしまう方法で、メスを使って切るので危険性もあります。

しかし、ウルセラドライ法ではそういったことがないので、安心して施術が受けられます。メスを使わないので傷も残りません。

それに、回復までの予後を見ることも必要ない、というところもメリットです。この治療法においては、一回の治療で7割の臭いを防ぐことができます。

費用については30万円ほどがかかりますが、回数を重ねる毎に半額や、それ以下に減額となっていきます。

一般的には2回施術を受けると、臭いがほとんどわからないくらいになると言われます。中には3、4回は受けると言う方もいますので、個人差があります。

術後の過ごし方は、炎症を抑えるための薬を飲むことになります。

また、シャワーはその日のうちに浴びる事が可能です。シャワーを終えた後には軟膏を塗ります。

日常生活を送ることについて制限されるものはありませんが、術後1週間くらいに検診で来院することになります。

この治療を受けるにあたって、年齢制限はありませんが、未成年の方は保護者の同伴及び同意書が必要となります。

高周波を使った「ペアドライ法」とは

「ペアドライ法」は皮膚を傷付けずに、皮膚の下にある汗腺のみに照準を合わせることができる方法です。

高周波を当てることで、アポクリン腺やエクリン腺の汗を抑えることができます。

これによって汗腺は機能しなくなることから、ニオイの元を絶つことができるというわけです。

1回の治療を受けた後すぐに効果が出るので、治療を急ぐ方にも適しています。1回クリニックを訪れるのみですし、傷も残りません。

周囲に知られる恐れもありません。また、効果は永久的に続くので、何度も治療をするという費用と手間もかかりません。

60分の施術で18万円必要です。先述の「ウルセラドライ法」と、この「ペアドライ法」いうのは川崎中央クリニックの商標となっています。

「ペアドライ法」がどういったものか、川崎中央クリニックのホームページに記載があります。

ビューホットは照射針の深さが0.1mm単位で調整できますが、実際の治療では、照射針を皮下1mmの深さから0.5mm刻みで4~6段階に深度を変えて刺入し、深度により照射出力を変えながら治療をしていきます。

水平方向に照射漏れがすくなく効果の高い治療法です。

川崎中央クリニックでは、さらに打ち残しがないように高度な技術をようするウルセラドライでエクリン腺やアポクリン腺などを破壊していきます。

これが「ペアドライ」です。

引用元:美容外科形成外科川崎中央クリニック

以上のことからペアドライ法は、一度で高い効果を期待できる方法であることがわかります。

この方法は多少赤みが出ますが、火傷を負ったり、痛みが出たりしない所もポイントです。

マイクロ波を使った「ミラドライ法」とは

「ミラドライ法」という方法は、マイクロ波のエネルギーを使います。電子レンジなどに使われているエネルギーです。

水分に照準を合わせて、アポクリン腺やエクリン腺が多くある部分にマイクロ波を当て、汗腺の働きを抑えます。

働かなくなった汗腺というのは、また元に戻ることはないので、長い期間術後の効果を保つことができます。

この方法の利点も、切除の必要がないため傷が残らないということです。治療時間については、片側で30分程度です。

施術を受けた後すぐに「臭わない」という効果が実感できる、というところもポイントです。

さらに、術後の予後に関するダウンタイムもほぼありません。とは言え、少しは腫れてしまったり痛むこともあるので、冷やす事が必要になることもあります。

それでも2、3週間もすれば落ち着きますし、日常生活に支障が出るということもほとんどありません。施術をした日にシャワーを浴びることできます。

自分でできる対策!食事や普段の生活を見直そう

まずは食生活を見直してみよう

お肉料理や揚げ物などといった食事が好きな方もいらっしゃるでしょう。美味しいので、ついつい食べ過ぎてしまいますね。

しかし、そういった脂質の高いものばかりを食べていると、アポクリン腺を活発にさせてしてしまうので、臭いの原因となります。

コンビニのお弁当を常食にしていたり、ファストフードを良く食べると言う人は注意しましょう。

他にも、汗をかきやすい人というのは、それだけチチガなどのワキガになるリスクが高くなります。

発汗作用がある食べ物といえば、スパイスなどの辛い物ですね。または塩分や糖分が多い物も該当します。そしてアルコールも発汗を促します。

油を使うなら、植物性の油にするだけでも違います。さらにタンパク質は魚で摂るということも効果があります。

脂質の高いもの、発汗作用があるもの、塩分や糖分が多いものは、どれも美味しいものばかりです。

全く無しにするのは難しいですが、少しずつ控えて、自分の食生活を見なおしてみましょう。

市販のスプレーやクリームで臭いを抑えて!

臭いを防ぐためのスプレータイプなどのデオドラント製品も多く売られています。しかし、それらを使っただけではチチガを防ぐことはできません。

それでも乳輪などの、繊細な部分にも使える臭いを抑えるクリームも売られているので、そういったものを利用するというのも手です。

このチチガ対策に使えるクリームには、保湿効果がある天然成分が、余分な汗・皮脂・垢の分泌を抑えます。

さらに協力殺菌成分で、人が発する臭いをカットします。一度使用してみても良いかもしれませんね。

普段から清潔を心がける事が大切です

チチガの対策としては、汗をかいたら着替えると言う事が最も大切です。

アポクリン腺から出た汗や皮脂が服に染みついたままでは、細菌が繁殖してしまいます。それが悪臭へと繋がるわけです。

汗をかいたら、なるべくこまめに着替えるというのが鉄則です。

普段お勤めをしていると難しい面もあるかもしれませんが、自分でできる対策としては大事なことなのです。

また、臭いの気になる部位(チチガの場合は乳輪周り)を頻繁に洗うということも、臭いを防ぐ手段ですね。

とは言え、この場合も日中に実行するのは簡単ではありませんね。

日中に関しては市販されているデオドラントシートもあります。こういったもので休憩中に気になる部分を拭きましょう。

つまりは、いつも清潔にしておくことがポイントだということですね。

「チチガ」を改善し、臭いが気にならない毎日を!

女性にとって、「チチガ」などの臭いというのは大変デリケートな問題です。そんな「チチガ」も日頃からできる対策を心掛けることが大切です。

どうしても気になるようなら、治療という方法もありますし、自分に合った改善方法を探してみましょう。

汗をかきやすいこの時期、臭いを気にしないで快適な毎日を過ごせると良いですね。

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